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2014年07月14日

今週もげんきで乗り切りましょう!

はようございます。  今週も元気で行きましょう!
今日は、グレムリン童話の真実というお題でまずはお話をします。

「あるところに、美しいお姫様がいました・・・」とこうして始まる童話は、子守唄の代わりに親から子へ語り継がれたものです。お城で夜毎華麗な舞踏会が開かれ、邪悪な魔法使いの呪いは王様とお姫様のキスで解け、意地悪な継母は最後には裁きを受ける。

童話の世界は、このように、現実にはそぐわない、夢にくるまれた世界として語られ、おとぎ話というと、誰もが夢の様な話だと受け取ります。
 
 しかし、実際はこのように見える物語には、ずっと隠されてきた、残酷、性愛、狂気、不道徳の世界があるのです。

グレムリン童話は世界中に翻訳され、読まれていますが、昔から子供向けであった訳ではありません。子供のも読ませようとして幾度も改良して手が加えられてその結果本当に隠された真実が見えなくなったと言われています。
 
 なぜこの様なことが起きたのか?この著書であるグリム兄弟は、18世紀の後半にドイツに生まれ言語学の研究者でした。研究の過程で語り部の女性たちに取材をしたり、様々な文献を解読したりしながら膨大なドイツ民話や伝説を収集したそうです。それがもとになり出来上がったのが初代グリム童話です。

 初代グリム童話は読んでもらう対象を子供達と考えて作成された訳ではありませんし、その土地や秩序に根ざして生きた人々の生々しい現実やアクの強い知恵などもそのまま伝えて作られました。人権無視やモラルもない男女の関係なども赤裸々に語られたものです。それが何時しか、親達が子に聞かせるときにとても読んであげられないという苦情が相次いで起こり変更せざる終えなくなり段々と今のおとぎ話になっていったのです。
例えば、ヘンゼルとグレーテルの話ですが妹が火の中に押し込んだのは、鬼婆では無くて実の母親だったとかです。(怖いでしょう)

それから、桃太郎の歌の2番から先はとても怖くなるのを御存知ですか? 確か桃太郎は鬼の頭を切り落とし食べたという内容だったと思いますし、お伴に連れて行った者たちも違うという話もあります。カラオケで、もしあれば歌って見てください。
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