2015年01月25日
529. 中谷美紀 そばが大好き!お気に入りの仕立て屋さん 「A-Studio」
「一度そば屋で一緒になったんですよね?」と鶴瓶さん。
「そうそう…私の大好きな」と中谷さん。「お電話番号くださったんですけど、私、緊張して、さすがに突然お電話差し上げるのも失礼かと…」
中谷さんは一人でそばを食べていたそうです。
「そばが大好きなんやて?」
「そば、大好きです。一人でおそば屋さんに行くのが大好きです」
なぜ一人?おそばの大好きな中谷さん、一人でおそばを三枚召し上がるそうで…。
「女性と行くと気を遣うんですよ…。相手がお上品にちょこっと食べているのに、その間に私、三枚食べちゃうんですよ…」
「うちの近所のそば屋もうまいよ」と鶴瓶さん、西新宿5丁目だそうですが。中谷さんを誘う鶴瓶さん。うーん…。
海外旅行好き
「この世界に入って、何年くらいになるんですか?」と鶴瓶さん。
「22年くらい…」
その合間を縫ってよく海外旅行をしているそうです。ハマったのはパリだとか。
「パリは8年間くらい、行ったり来たりして…」
フランス人の友人フィリップさんは中谷さんがフランス語が「ペラペラ」だと証言。かつて「シルク・ドゥ・ソレイユ」でピエロを演じた方だそうで。
また、22歳のころパリで出会って、今も親友なのが井高花糸(かい)さん。
花糸さんには5歳の男の子がいて、中谷さんはその子とも仲良しらしいのですが、会話の合間に中谷さんの胸を触るという末恐ろしい(?)少年…。オナラの話で盛り上がることもあるそうで、この辺りは中谷さんの意外な一面…。
「嫌われ松子の一生」の撮影で…
映画「嫌われ松子の一生」(2006年)は、中谷美紀さんにたくさんの主演女優賞をもたらした記念碑的な作品ですが、中島哲也監督とは壮絶な戦いがあったようです。
毎日1、2時間という慢性的な睡眠不足の中で「やめろ!」「殺してやる!」という監督の罵声を浴び続け、涙が止まらなくなり、「もう仕事がなくなってもいい…」と帰ってしまったのだそうです。
「今思えば、私も大人げなくて…」と中谷さん。
嫌われるのを覚悟で、スタッフや俳優陣を怒鳴り続けた監督もスゴイ、とは思うのですが。そうしてできた作品だったのですね。
頑固な仕立て屋さん
中谷さんの最新作は三島有紀子監督の「繕い裁つ人」。
「この人(三島監督)、良いんです。抜群です」と監督を絶賛する中谷さん。低予算、短期間で作られた映画ですが、撮影に至るまで何度も挫折しかけた企画だったそうです。
「大変頑固な仕立て屋さんの役なんですけど…」昔ながらの足踏みミシンでコツコツ服を仕立てる職人さんの役。
「(三島監督とは)相思相愛だったと思うんですね…。女性が人の上に立つのはきっと大変だと思うんですよね…」「本当に愛される監督で…。私自身も監督に愛されているという実感があった」
懸命に働く理由
中谷さんには、自身が演じた仕立て屋さんに、よく似た親友がいるのだそうです。出演の打診があったときに運命的なものを感じたそうで。
彼女の作る衣服の素晴らしさを知ってもらいたくて、HP等でもっと宣伝するよう中谷さんはアドバイスするのだとか。
「でも一切作ってくれないんですね」と中谷さん。「本当に彼女の作る洋服が好きで…」「私、その方のために一生懸命仕事してるんです」
「えっ!?」と鶴瓶さん。
「彼女の洋服を多くの方に知っていただきたいという思いで、それには自分が人に伝えるだけの、価値のある人間でないといけないと思って仕事をしてきたんです。この10年間…」
リジエール、というブランドらしいです。
ああ、なんと「思い」の強い人なんでしょうか?そら出世しますわ…、と大阪のオヤジ風に…。えらいなあ、中谷さん。
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