2014年12月03日
526. 小林聡美 趣味は俳句・猫 「スタジオパークからこんにちは」
18年ぶりの登場ということですが、現在俳句が趣味だそうです。
「前から興味はあったんですけど、周りにやっている人がいなくて…」と小林さん。「入り口は落語だったんです。落語を5年前くらいから見に行くようになって…」
落語家や文化人タレントたちがやっている「東京やなぎ句会」の本を書店で見つけ、皆で句を詠みあう楽しさを実感。友だちにそのことを話すと、「やりたい、やりたい」と賛同。6、7人で句会をすることになったそうです。3年ほど前のことでした。
沖縄で句会
NHKの番組で沖縄の竹富島に行き、句を詠むことになった小林さん。句会を開く同好の士は、編集者でイラストレーターの南伸坊さん、女優の平岩紙さん、俳人の宇多喜代子さん。宇多さんはプロではないですか。締まりますね。
竹富島は「猫の島」。ビーチのあちこちにたくさんの猫がいるという、変わった島で、猫を見つけては一句詠むという趣向です。
「俳句の楽しみって、みんなで作るのが楽しいんですよね」と小林さん。ちなみに小林さんの俳号は「赤目」。俳句を作りだした時、なぜか目が充血していたのでそれを俳号にしたとか。
色なき風海は瑠璃色猫は黒 赤目
色なき風、とは秋の季語だそうです。歳時記を持ち歩く小林さんならではの季語で、宇多先生も褒めてられました。
秋の浜猫のかたちに猫の影 宇多喜代子
句会で選ばれた最優秀の句が
秋の島小さき猫らの白き爪 赤目
猫に縁がある
小林さんは1965年、東京都出身。14歳で女優デビュー。
デビューのきっかけは「ちょっとした興味」だとか。オーディションを受けてみてデビューすることに。
注目を浴びたのは17歳で出演した映画「転校生」。その後、ドラマ「やっぱり猫が好き」(1988年)でも注目を浴び、映画やドラマに多数出演しています。
近年の注目作は映画「かもめ食堂」(2006年)。私(よしろう)も好きな映画です。プールのシーンで起こる拍手…。
独特の雰囲気を持った小林聡美さん。個性豊かで聡明で、ちょっとシャイで…魅力的な方です。
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