2014年03月26日
436. 瀬戸内寂聴 日本酒・マカロン・ホームバー・京都・ATSUSHI 「はなまるマーケット」
1922年5月15日生まれ。91歳。徳島県出身。
「夏の終わり」で女流文学賞を受賞。平泉中尊寺で得度し法名「寂聴」に。毎月「法話の会」を開催しながら作家活動もこなします。
「はなまるカフェ」 出演最高齢だそうです。
「もうね、5月に満92」と寂聴さん。
「お肌ツヤツヤ」と岡江さん。
「メイクをいっぱい塗ってくれたから」(笑い)
「私は以前、柴田理恵さんとお邪魔しました」と岡江さん。寂聴さん自宅「寂庵」で開催される「法話」の会に参加したそうです。涙を流しながら寂聴さんの言葉に聞き入る岡江さんの姿が画面に…。
「現在もお酒はよく召し上がるんですか?」と薬丸さん。
「仕事終わったときは必ず。仕事の無いときは毎晩」と寂聴さん。「毎晩ですか。お酒は何がお好きですか?」と薬丸さん。
「なんでも好きですけど…。食事するときは日本酒…。冷酒ね。自分が作ったお酒ね」
酒造メーカーから原液を取り寄せて「これとこれを」とブレンドしてもらうそうです。
「社長がうつむくのね。『一番高い2つをお選びになった』」(笑い)
「今朝のおめざ」は
「マカロン」(1個 263円) ジャン=ポール・エヴァン (東京都・新宿区)
「お洒落なおめざを…」と薬丸さん。
「お酒も甘いものもお好きなんですか?」と岡江さん。
「甘いものは…まあそうね」
「なぜこれをおめざに?」
「かわいいでしょ?形が」「黄色が好きなの…」
「ハチミツ入りの…」と岡江さん。
「おいしい」と皆さん。
「これで日本酒も合いますよね」と岡江さん。
「(うなずいて)冷酒…」と寂聴さん。
ホームバー
自宅の1室をバーに改造したという寂聴さん。その名も「バー・パープル」。
「書庫があったんですよね…。その本を全部整理しましてね。徳島の文学館にみんなあげちゃった…。そこが空いたでしょ?」と寂聴さん。
「どのくらいの広さがあるんですか?」と岡江さん。
「6畳か8畳…」
「お酒、相当お強いですか?」と水曜レギュラーのいとうあさこさん。
「そうですね…。頭を剃る前に、文壇酒豪番付というのがあったんです」
当時の番付では西の大関だったそうです。かなりのものですね。ちなみに東の大関が石原慎太郎さん、西の横綱が井上ひさしさんだったとか…。
京都御苑近くの町屋サロン
寂聴さんは、長年親交のあったチベット文学者の佐藤長さんが亡くなるときに、京都御苑近くの家を贈られたそうです。
「ボロボロの家だから『いらない』って言ったんだけど、『あなたは忙しすぎるから、ここで少し隠れて休みなさい』と言ってきかないんですよ…」
ボロボロだった家を大正風に改装。小物類や照明カバーなど、小道具店で探し、お洒落な町屋サロン「羅紗庵(らさあん)」として甦らせました。
若い友人の作家、平野啓一郎さん夫婦が泊まったこともあるそうです。
堺町通りを抜けて、京都御苑の堺町御門が目の前という、かなりのロケーション。
京都三大祭り「葵祭」のときには堺町御門から出てくる行列を間近で見られるのだとか。葵祭が行われる5月15日は奇しくも寂聴さんの誕生日。町を挙げてお祝いしてくれるような雰囲気に…。
EXILEのコンサートへ行ったときは最初から最後まで立って応援していたというお元気さ。
その後、ATSUSHIさんと対談。
「静かな、とてもいい男なの…」と寂聴さん。「黒メガネをかけているほうがいい…。黒メガネとおでこの辺りがとてもセクシー」(笑)
寂聴さん一人のためにATSUSHIさんは「ふるさと」を歌ってくれたそうです。「優しいんですよね…。人間がとても優しい…」
老いて(失礼)ますます盛んな寂聴さんの行動を支えるのが、若くて面白い美人秘書の「瀬尾まなほ」さん。年の差65歳ですが、一緒にいるととても楽しく、どこへでも出かける最強コンビ。
若い人と話すのが何よりも楽しいという寂聴さん。
「年寄りは私で十分」(笑)「若い人は私の知らないことを教えてくれる」
これからもお元気でご活躍を!