2013年05月31日
172. 赤木春恵 贈られたソファ・森光子からの手紙 「はなまるマーケット」
現在89歳という赤木さん、司会の薬丸さんとは長いお付き合いです。
というのも薬丸さんのドラマデビュー「2年B組 仙八先生」で赤木さんは校長先生の役をしていたからです。
「あなたは一番目立ってた」と赤木さん。「あなた、変わらないわねえ」「その後、ハワイで会って…」
まだ若かった(幼かった?)薬丸さん、ハワイで赤木さんを見つけると、「校長先生!」と叫んで駆け寄ったそうです。
「今朝のおめざ」は
「幸せたまご」(6個入り 250円) えぐぅ〜マルシェ (東京小平市)
見たところ、普通の卵なのですが、無添加の飼料を使い、自由に運動できる環境で育てた鶏が産んだ卵なのだとか。
「朝食ですね…毎日これなんです」「ご飯の上にスクランブルエッグをかけて、じゃこをかけて、野沢菜をかけて…大好物なんです」
物心ついたころから家にはちりめんじゃこが置いてあったそうです。常備菜?
赤木さんの骨密度は20代だそうで、お医者さんが笑い出すほど立派な骨なのですが、思い当たるのは子どものころからちりめんじゃこを食べ続けたことぐらいなのです。
30万のソファ
それでも年のせいか足が不自由になり、家の中でのお気に入りは白いソファの上。1人用で、ひじ掛けや足台があり、リクライニングにもできます。
この白いソファは、米寿(88歳)を迎えて、大好きだった舞台もいよいよ引退することになったとき、共演していたコロッケさんたちがお金を集めて贈ってくれたものだそうです。
ここで1つハプニングがありました。椅子の入っていたケースの中に納品書(?)が入っていて、そこにしっかり値段が記されてあったのです。
「30万円近かったんです。そんなに高いものを贈ってもらって…『大事にしよう』って」(笑)
ひょっとして贈り物の値打ちを知ってもらうためのコロッケさんたちの作戦?と思ったのは私だけでしょうか?
「渡鬼」への復活〜心友からの手紙
赤木さんは「渡る世間は鬼ばかり」(渡鬼)に15年間出演していましたが、15年目で「いったん休憩」しました。というのも体力の衰えを自覚し、大好きな舞台との両立は難しいと考え、舞台での活躍を選んだのです。その舞台も引退した今、赤木さんが「渡鬼」の「2013 スペシャル」で復活します。
というのも、去年亡くなった「心友」森光子さんから、手紙を送られたことがあったからです。
その手紙の一節…
「石井さん(渡鬼プロデューサー)はあやちゃん(赤木さんの本名)のことを心配しておられます。渡鬼に帰ってほしいと思います。ドラマにあやちゃんがいないことが大きいことなのだと判りました。…なんだか少女のようだなと思いますが、心友というあなたの言葉、一番大切にします。」
心のこもったいい文章ですね。実際の手紙はかなりの分量だったそうです。森光子さんは下積みが長く、ご苦労された分、自分にとって大切な人を思いやる気持ちが強かったようです。
初めての主演
足も不自由になった赤木さんですが、89歳で初めて主演の映画を撮りました。
「ペコロスの母に会いに行く」です。長崎が舞台で認知症の母の役を演じられたのだとか。
引退しようとしても、周りが放っておかず、活躍の場が与えられる…これは仕事をする人間にとって本当に羨ましい、得難いことなのではないでしょうか?幸せそうな赤木さんでした。
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