アフィリエイト広告を利用しています

2023年01月10日

英作文のpoint1「英語のルールA」

「分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜」と、「英語deガイド」の2つのiOS無料アプリをリリースしています。


これら2つのアプリは、英会話をするために必要な基礎力と、実践力を見につけるために開発しました。いずれも口頭英作文(瞬間英作文)をすることにより、日本語⇒英語の回路を作ることを目的にしています。

「分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜」のアップデートが完了しました!
こちらにもアプリに掲載した「英作文のpoint」の続きをアップします。
順次、内容を更新していきますが、アプリには全文を掲載していますので、続きを先にご覧になりたい方はアプリを参照ください。


英作文のpint1 英語のルールA
「文の骨格+修飾語」を意識する


このイメージをつかむために、英文を段階的に作ってみましょう。
なお、目的語、補語などは今、分からなくとも、ここでは文の骨格+修飾語のイメージをつかんでもらえればよいです。この後、基礎文法を学ぶと、より明確に理解できるようになります。

最初は例として、「昨日、私は彼と一緒にテニスをした。」を英訳してみましょう。

英訳するときには、日本語の段階で英語にするイメージを持って日本語整理をすると、訳しやすくなります。
例えば、この文を英単語(文節)単位で区切ると、次のとおりになります。

◆「昨日、/ 私は / 彼と / 一緒に / テニスを / した。」

このうち、英語にしたときの文章の骨格はなんでしょう?

正解は、「私は / テニスを / した。」です。
「昨日」「彼と一緒に」は修飾語です。
英語では、これらの修飾語は無くても文が成立しますが「私は / テニスを / した。」の単語はいずれかを省くと文が成立しません。
この文を構成するための最もシンプルな単語の集まりが文の骨格です。

「私は / テニスを / した。」を英訳すると、”I played tennis.” です。
”I(S) / played(V) / tennis(O).” で、SVOの第3文型と呼ばれます。
※S:主語、V:述語、O:目的語

日本語では「私は(S) / テニスを(O) / した(V)」でも、「テニスを(O) / 私は(S) / した(V)」でも、どちらでも自然ですよね?

一方の英語では、単語の並び順で意味を読み取るので、語順を ”I(S) / played(V) / tennis(O).” のようにSVOとしなければいけません。
これが英語のルール(文法)の一つです。

次に、文の骨格である “I played tennis.” に、どのように修飾語で意味を補足していくのかを考えてみましょう。

※アプリでは問題文をタップすると解答が表示されます。また、アプリでは文構造が確認が確認できるよう主語、述語、目的語、補語の文字色をそれぞれ変えて表示していますが、本ブログでは一色表示になります。予めご理解ください。

Q1-1 “I played tennis.” に、「彼と一緒に」を英訳して加えてください。

【解答】I played tennis with him.
「〜と一緒に」は同伴のwithを用いる

Q1-2 Q1-1の解答文に「昨日」を英訳して加えてください。

【解答】I played tennis with him yesterday.
【注釈】時を表すyesterdayのような副詞(修飾語)はたいてい文末にくる

この要領でいくつかやってみましょう。最初はなんとなくでよいので、「文の骨格+修飾語」の構成を意識してくださいね。

Q2-1 「先週、 / 彼が / ここに/ 来た。」から修飾語を省き、骨格だけの和文にしてください。

【解答】彼が来た。
【注釈】「先週」「ここに」は修飾語

Q2-2 Q2-1の文の骨格を英訳してください。

【解答】He came.
【注釈】He(S) came(V).でSVの第1文型

Q2-3 Q2-2の解答文に「ここに」を英訳して加えてください。

【解答】He came here.
【注釈】hereは場所を表す副詞(修飾語)

Q2-4 Q2-3の解答文に「先週」を英訳して加えてください。

【解答】He came here last week.
【注釈】last weekは時を表す副詞句(修飾語) ※句とは単語の集まりで意味をなすもの

ルールに沿って順に英作文をすると、そんなに難しくないのではないでしょうか?

ちなみに、副詞とは、時(昨日、来週等)、頻度(時々、いつも等)、場所(ここ、そこ等)、様態(懸命に、早く等)を表す品詞です。

副詞を理解するだけでも、英作文のモノモヤが少し取れますので、ざっとご説明します。

副詞は、動詞や形容詞、他の副詞などの様々な品詞を修飾します。
日本語でいうと、「彼は早く走る。」という文では、「早く」が様態を表す副詞で、動詞の「走る」を修飾していますね?

修飾とは、「飾り立てること」、「くわしく説明すること」という意味です。

副詞には ”to” や “with” などの前置詞をつけず、原則、修飾する語の近くに直接、置きます。
例えば、“He came here. ” は “came” を修飾する副詞 ”here” が直後に置かれます。 「彼が “ここに” 来た」と動詞の「来た」を修飾していますね。

この場合、“He came to here.” は誤りで、前置詞 “to” は不要です。副詞の “here” は「ここに」という意味で、前置詞の役割を含んでいます。

一方、”from here to there(ここからあそこまで)” のようなときの使い方の ”here” は、副詞ではなく名詞の用法なので前置詞 “from” が要ります。
このときの “here” は動詞や形容詞等を修飾する副詞の役割はなく、「ここ」「この地点」という名詞の役割です(ちょっと誤解しやすい点なので気をつけましょう)。

また、2つ以上の単語が集まって副詞の役割をする場合もよくあります。
Q2-4の ”He came here last week.” では、文末の “last week” がその例です。「彼は “last week” に来た(came)」と、動詞 “came” を修飾していますね。

こうした複数の単語の集まりで意味を成すものを「句」と言うので、こうした副詞の役割をする句を「副詞句」と言います。
“in the garden(庭に)”、”on the table(テーブルの上に)” なども副詞句です。このような「前置詞+名詞」の多くは副詞句を形成します。

なお、副詞だけが英語では珍しく語順がある程度柔軟です(一定のルールはありますが厳格には決まっていません)。例えば、”Last week, he came here.” と言っても、”He came here last week.” と言ってもOKです。
さて、副詞を例にとってご説明しましたが、こうした1つ1つのルール自体はそんなに難しいものではありません。

ルールがたくさんあるので複雑に感じますが、逆にこれらが分からないと、理解ができなくなって面白くなくなり、英語の勉強が続かないことがあります。
1つ1つ理解しながら進めていくと、何度も出てくるので、そのうち頭に定着していきます。

最初はちょっとした英訳でも、ルールの確認に時間がかかるかもしれませんが、慣れてくると、英文の組み立てがどんどん楽になり、パッと頭の中で素早くできるようになります。
そうすると、コミュニケーションもできるようになるので、英語学習は楽しくなってきます。

(point 2に続く)


「分かる! 英作文 中学基礎文法」iOSアプリ

英会話は口頭で瞬間的に作る英作文です。簡単な英文なのに作り方が分らない。そんな経験がある方は、ぜひ英文の作り方を学べるこのアプリをお試しください。話すために必要な基礎文法を体系的に学ぶことができます。
開発者自らの経験を踏まえ、英語学習者がつまづく「なぜ?」を解決できるよう、分かりやすさにこだわりました。理解して作る、これが結局は英語習得の早道だと考えています。ぜひご活用ください!

englishGrammer1.png

/apple.co/3C96h6b

qr-code-2little.png


「英語deガイド」iOSアプリ

中級者以上は、日本のことを英語で説明する「英語deガイド」アプリをお勧めします。
外国人と話をすると、思いのほか日本のことを話すことが多いことに気がつきますが、意外に知らない日本のこと。それらを話せれば、ネイティブとの会話も弾み、英会話の運用力も向上します。
せっかく英会話を学習するなら、実践的に使える英語表現を身につけましょう!

qr-code-guide2Little.png

https://apple.co/3yYRzNF

こんなアプリです下矢印1

howToUse2.jpg
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11805305
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2024年09月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
たっちんさんの画像
たっちん
苦手だった英語を外資系企業勤務をきっかけに本気で学習し、TOEIC855まで取得するも英語が話せなかったことから、コミュニケーションのための学習を続けているアラフィフおやじです。今は英語学習アプリを開発しています。
プロフィール
日別アーカイブ