これら2つのアプリは、英会話をするために必要な基礎力と、実践力を見につけるために開発しました。いずれも口頭英作文(瞬間英作文)をすることにより、日本語⇒英語の回路を作ることを目的にしています。
※アプリの紹介はこのページの下部にあります。
「分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜」の内容をご紹介しています。
分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜
「35 SVO+to不定詞」
※アプリと表記が異なるので、一部加筆修正しています(アプリでは日本文をタップすると英語が表記されるので、口頭英作文はアプリで練習することをお勧めします)
よく会話でも使われる不定詞の表現に、上の表のような2つの用法があります。まず、V+O(人)+to不定詞の形をやってみましょう。O(人)が実際にto不定詞の動作をする人になります。
●父が私に夜の(PM)10時までに家に帰るよう言った。
My father told me to be back home by 10 p.m.
tell+O(人)+to不定詞で「Oに〜するよう話す」。sayは発言・伝達に重点があるが、tellは相手を意識して話すことに重点がある(sayにはこの不定詞の用法はない)
●あなたは彼女にその祭りに参加して欲しいですか?
Do you want her to join the festival?
want+O(人)+to不定詞で「Oに〜して欲しい」
●私は彼に、これについて誰にも言わないよう頼んだ。
I asked him not to tell anyone about this.
ask+O(人)+to不定詞で「Oに〜するよう頼む」。不定詞の否定は、not to doのように否定語を不定詞の直前に置く
●先生は私にプログラミングを学ぶよう助言した。
My teacher advised me to learn programming.
advise+O(人)+to不定詞で「Oに〜するよう助言する」
次は、使役動詞と原型不定詞の用法です。使役とは、人に何かの動作を「させる」という意味で、使役動詞を用いると、上の表のように「O(人)に〜させる」と表すことができます。
代表的な使役動詞は、make、have、letで、「させる」強さはmakeが強く、have、letの順で弱くなります。「させる」といっても強制的にとは限りません。どういった使い方をするか、上の表の例文も参考に確認しましょう。
●私の両親は私を留学に(強制的に)行かせる。
My parents will make me go abroad to study.
使役動詞は「〜させる」の意味だがmakeは強制を表す
●母は私に台所の掃除をさせた。
My mother had me clean the kitchen.
使役動詞haveは「(業者・目下の人などに)〜させる」※するべきことをさせるというイメージの使い方が多い
●彼女は弟にそのiPadを使わせてあげた。
She let her brother use the iPad.
使役動詞letは「(相手が望むように)〜させる」で容認を表す。letの過去形はlet(この文の場合、現在形ならletsになる)
●彼女は私を笑わせてくれる。
She makes me laugh.
makeは「(無意識に)させる」という意味があり、良い意味でも使われる
●このドレスは私を痩せて見せてくれる。
This dress makes me look slim.
makeにはこうした使い方も多い
これらの表現は会話でよく使いますので、何度も練習して使い方をマスターしましょう。
それでは次回!
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