これら2つのアプリは、英会話をするために必要な基礎力と、実践力を見につけるために開発しました。いずれも口頭英作文(瞬間英作文)をすることにより、日本語⇒英語の回路を作ることを目的にしています。
※アプリの紹介はこのページの下部にあります。
「分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜」の内容をご紹介しています。
分かる! 英作文 〜中学基礎文法〜
「34 疑問詞+to不定詞」
※アプリと表記が異なるので、一部加筆修正しています(アプリでは日本文をタップすると英語が表記されるので、口頭英作文はアプリで練習することをお勧めします)
疑問詞+to不定詞は、上の表のような書き換えを頭に入れておくと、理解を助けます。
ポイントですが、この時のtoはshouldの気持ちが入っているので「〜すべき」と訳せます。例:what to do(何をすべき)、when to do(いつすべき)
そのため、上の表のような例文の場合は、shouldを使った文に書き換えることができます。こうすることで、疑問詞+to不定詞の意味するところを明確にできます。
ただし、逆からの書き換えの場合は注意が必要です。例えば、He didn’t know where I should go.という文は、主節と従節の主語がHeとIのように異なるので、疑問詞+to不定詞の文には書き換えできません。
それでは、実際に英作文して意味を確認してみましょう。
●私は何をすべきか分からない。
I don't know what to do.
I don’t know what I should do. としてI should → toに換えることができる
●彼はその機械の使い方を知っている。
He knows how to use the machine.
how to 〜は「〜の使い方」、「〜の仕方」と覚えてしまう(how I should useでも意味は同じ)
●彼女はどちらの本を買ったらよいか分からなかった。
She didn’t know which book to buy.
She didn’t know which book she should buy. としてshe should → toに換えることができる
●何の色にするか決めましたか?
Have you decided what color to choose?
what color you should chooseと書き換えられる。仮に2〜3色などの決められた範囲の色から選ぶ場合は、which colorにする。※これまで迷ってきて現在に至るので現在完了
次に、他動詞V+目的語O+疑問詞+to不定詞の形を学習しましょう。例えば、Can you(S) tell(V) me(O) when to start? (いつ始めるか教えてもらえますか?)などです。
これまでの第3文型の文とは文構造が異なるため、上の表のように、主語を揃えた書き換ができないことがふつうですが、to不定詞に「すべき」というshouldの気持ちがあるのは、これまでと同様です。
●次に私は何をすればよいか教えてもらえる?
Can you tell me what to do next?
和文の「私は」を活かせば、what I should do next? ともできるが、「私は」につられず、和文和訳して解答例の様に英訳することが基本。tellは「(言葉で)教える」、teachは「(知識、技能を)教える」
●東京駅までどのバスに乗ればいいか教えてください。※Pleaseを使って
Please tell me which bus to take to Tokyo Station.
「どのバスに乗るべきか」と和文和訳。which bus I should takeともできる
●私は彼にギターの弾き方を教えた。
I taught him how to play the guitar.
how to 〜は「〜の使い方」、「〜の仕方」と覚えてしまう
疑問詞+to不定詞の用法は、慣れるまでは疑問詞+S+should+Vの形で確認すると使い方に慣れてきますよ。
それでは次回!
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開発者自らの経験を踏まえ、英語学習者がつまづく「なぜ?」を解決できるよう、分かりやすさにこだわりました。理解して作る、これが結局は英語習得の早道だと考えています。ぜひご活用ください!
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