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2020年01月08日
行くか留まるか・・・
味方がボールを奪い、今正に攻撃に転じようとする所です。
相手が1人だけ、その味方と対峙している1対1の状態です。
さて、あなたはその味方のやや後ろにいるのですが・・・パスを受けようと味方を追い越し前へ走り出す・・・べきなのでしょうか?
それとも・・・万が一ボールを失った時の為に、後方支援の為にそこに留まる・・・べきなのでしょうか?
多くの場合、前者を望まれる事が多いのが少年サッカーの世界なんだろうと思います。
出来る限り攻撃的に、積極的にプレイする事を求められる訳なんです。
もっと言うと、仲間を信じて動き出す事も望まれている事だってあります。
それが少年サッカーの美学なんでしょうか・・・?
息子も少年団の時は、味方を追い越し前に出る様に指導されクチです。(^^;
何度も何度も指摘されるのですが、気が付けば後方支援に回っているんです。
なんで、前に行かないのか・・・と言う問いに対する息子の答えは、「だって、ボールを取られたら困るから・・・」でした。
何時も見ている分、ボールを奪われる確立が高い子とそうでない子を区別して、使い分けをしているとも言っていましたけどね。(^^;
要するに信用できるか否か・・・息子の場合は、そこが判断の分かれ目となっていたみたいなんです。
「だって、あいつ何時も取られるまでボール持ってるし・・・」なんて事を言う事もありましたか・・・。(^^;
もっとも、それだって・・・常に息子が言われていた事なんですけどね。(笑)
まぁ、そんな事になるのは目に見えているから・・・後ろで待ち構えていたと言う訳なんです。
この点に関しては、当時も大分指導されていたのを覚えています。
「仲間を信じて前に走り出せ!」って。(^^;
まぁ、チャンスになるかも知れない可能性が僅かでも在るのなら、それに賭けてみると言うのも有りなんだとは思います。
その方が子供らしい・・・と大人は思うものなのかも知れません。
ただ、後方支援に回ったとして・・・それは、責められる様な事なんだろうか・・・そう言う思いも在った事は事実なんです。
前に行こうが、後方に留まろうが、それはその子がベターだと判断したプレイです。
明らかに間違い・・・と言う訳ではないのですから、その判断を否定してしまう様な事はしたくないかな・・・って思うんですよね。
もちろん、当時のコーチも否定していた訳じゃなくて・・・もっと、仲間を信じてやれって事を伝えたかったんだろうと思うのですけどね。
実は、もう1つ・・・「後ろに誰かいてくれると気楽に勝負できる」と言う事もあったみたいなんですね。
これには、「なるほどね〜」って思ったものです。
ただ、守備力が超低かった息子が後ろにいても、大して役には立たなかったんだとは思うのですけど・・・。(笑)
形は違えど、仲間の事を考えての事・・・だったとは言えそうなんです。
前に出て味方を攻撃面でサポートするのと、後方に留まり守備面でサポートするのと、どちらが良いかなんてその時の状況にも左右されますからね・・・難しい問題なんです。
指導者の好みの問題でもあるんだろうと思います。
攻撃的じゃ無いからダメなんて事もなくて、積極的じゃ無いからダメなんて事も無いんだろうと思うのです。
サッカーは、各個人の判断が作り上げるゲームですからね・・・。
さて・・・我が子には、どちらのプレイを望みましょうか・・・?
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