スマホは生活の一部です

こんにちばんわバンビです。

さっそくですが・・・

「共謀罪」の成立要件を改めたテロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案は23日、衆院本会議で賛成多数で可決されました。
「共謀罪」についてはバンビの過去ブログ参照〜こちら〜

ある種、強引な多数決で決定されましたが、これも民主主義のひとつかなとも思います。
「民主主義＝多数決」では無いと言う意見もありますが、大前提を忘れてはいけません。

国政選挙を通じて、法案を通そうとした現政権と与党に、法案を単独で可決出来るだけの議席を与える投票をしています。

国民が意思を持ち、自身が応援する人の判断で法案が通ったのです。
これはもう、立派な民主主義です。

賛成派が多くいた事実があるわけです。
反対派は、政権与党が法案を単独で可決出来る「権力(ちから)」を認識するべき状態ですね。

ここで念のため、わたくしのスタンスを述べると反対派です。
ただし、わたくしを含めた反対派のその意見自体は、しばらくの間何の実効性も持っていないことを認めざる得ません。

今は政府の「捜査対象に一般市民は入らない」がどの様になるか見届けるしかないのです。

多くの人は「わたしたちには関係の無い話」と思うかもしれません。
彼ら彼女らは、「その他大勢」に自身が含まれていると認識しているからです。

「みんな使ってるから」が言い訳のアプリ
「みんながそうするから」と謎の行列に並ぶ
「流行ってるから」と奇抜な服を着る
「みんな美味しいって」とパクチー(コレは完全に私怨ですｗ)

良くも悪くもみんな同じが大好きな日本であり、「その他大勢」に入っている限り安心とも思っているからです。

この「その他大勢」はマイノリティーに対して異常に強いので、今回はやっかいです。

今回の対象は「犯罪を企図したり計画を立てている集団、人物」が対象なのです。
「その他大勢」からの差別が始まる匂いがプンプンします。

・お洒落なタトゥーでも、銭湯に入れない
・キレイな人しか働けないレストラン
・嫌な目をあてられる電車へのベビーカー

こんなところでは済まされないでしょう。



ここまでいってれば別ですが・・・・
外国人、風貌が少しイカツい人、変わった服を着ている人、内向的でオドオドしている人等が、「その他大勢」から排除されかねないのです。


簡単なマイノリティーカットです。
誰しも仲良くすごして分かりあえる訳ではないから「その他大勢」「みんなと同じ」以外は社会から切り捨てよう！！が出来るかもです。


兎にも角にも野党がこれから何を言おうが何をしようが「強行採決できる数」に勝てません。
今、反対派ができるのは「法案を単独で可決出来るだけの議席を与える投票」をした事の反省くらいなもんです。