2017年09月26日
【おすすめ】最近観た映画
こんにちばんわバンビです。
結構わたくし映画を観ます。
映画館もいきますが、TVのロードショーはすべて録画し、気になるやつは借りちゃいます。
その中でもおすすめをご紹介。
暇な時に観てください。
イギリス映画です。非常に考えさせられ、はっきり言って重めです。
テロリストへの無人機ドローンによる遠隔攻撃を描いた映画です。
2時間ぐらいの映画なんですが、2時間の出来事を描いているリアルタイムものです。
24みたいな感じですが、濃厚な2時間です。
アメリカとイギリスの軍隊の共同対テロ舞台がケニアに潜伏しているテロリストを発見します。
彼らが自爆テロの準備をしているのを見て、一刻も早くそれを中止させるために、ドローンでミサイルを撃ち込もうとするんですが、そのテロリストのアジトの近くに1人の少女を発見。
ミサイルを撃てば、少女はほぼ100%死にます。
テロを防げなければ、80名近くがテロで死にます。
1人の少女を殺して80人の命を救うかどうか?という選択をアメリカとイギリスの政府が迫られるのです。
映画は背景を読み解いて観ると面白さが増します。
ぜひ、下を読んでから観てください。
オバマ大統領は任期の最後の年です。
オバマ大統領は任期の8年間、大規模な戦争は起していません。
継続しているアフガンとイラクでは戦闘は続けているんですけども、それはブッシュ政権が残した置き土産です。
ですが、大規模な戦争を起さない代わりに、ドローンとか暗殺とかを中心に行うようになります。
まさに、どこにも正義がない世界では、より小さい悪を選ぶしかない訳です。
アフガニスタンとイラクという戦争をしているところ以外の国で、すでに64人から116人の民間人をそのドローン攻撃に巻き込んだと発表しています。
以外の国??となりますが、具体的には、パキスタンやイエメンです。
パキスタンはタリバンが逃げ込んでいるところで、イエメンはイスラム過激派と内戦状態にあります。
オバマ大統領は、これらの攻撃に対する被害を、今後も秘密にしないために報告をするよう指示をしました。
ただあまりにも少ないと思われます。
ミサイルを撃ち込んでるわけですから、爆破された身元の分からない人やテロリストの家族(民間人では無い計算?)は含まれていないのでは無いか?という事で恐らく1〜2千人は吹き飛んでしまったかとも言われています。
『アイ・イン・ザ・スカイ』というタイトルの意味はこれ、人工衛星から下を見ていることですね。
だから、「空にある目」っていう意味ですね。軍事衛星、スパイ衛星のことを言っています。
ちょっと遠回りになりますが、主人公の女性はイギリス軍の大佐役です。
衛星高度からずっとスパイを続けていたイギリス人テロリストが、実際にケニアにいる過激派組織アル・シャバーブで発見します。
ケニアっていうのは昔、イギリスの領土だったところなので、イギリスとケニアは友好国なんですよ。
そこでガッツリ逮捕しなきゃとなります。
アメリカ軍と協力して国連の下でアメリカ・イギリス共同作戦として、そのテロリスト逮捕作戦を始めます。
アメリカ側はラスベガスに空軍基地があって、そこにリモコンの操縦センターがあります。
そこで操るのが、プレデターと言われる無人のプロペラ機(ドローン)でミサイル攻撃をします。
音も無く、標的からかなり離れたところをグルグル旋回しながら1分間で標的に達するようなミサイルを発射します。
その名も【ヘル・ファイア】(地獄の炎)
やられる方はミサイルが飛んでくるのもわからないわけですね。音もなにもしないでいきなりドーン!です。
それをなんとラスベガスから操縦してるんです。
しかもテロリストなのか誰なのか?っていう映像解析というのをやる人たちはハワイにいます。
もう混乱ですよね??
整理しましょう!!
ケニアにいるドローン
ドローンの操縦はラスベガス
テロリストの顔を解析するのはハワイ
そして作戦の許可を出すのはロンドン
現地に誰もいないのに敵にミサイルを正確に撃ち込めるのです。
目の前から!!
前線って言われている軍隊同士がぶつかるラインっていうものが存在しないんです。
ドンパチいわない。
守るべき国土も、攻撃する国土も分からない。
拠点が目の前にないのです。
そんななか、画面上にだけ移る危機に、その1人か何人かの民間人を犠牲にしてミサイルをブチ込むことで80人を救えるんだったらあなたはどうしますか?
これは、SFでは無くて現実にこうなっています。
イギリスやアメリカはドローンを増やして戦略をたてています。
ただでさえ、遠距離で攻撃していると攻撃の実感が少ないから、罪悪感を感じずに戦争を起し相手を殺します。
しかも今後は、その判断さえAIに移行しています。
1人殺せば80人救えるんだったら、コンピューターはかならずミサイル撃っちゃいます。
人のあなたはどう判断するのか?
リアルタイムものなのでその場にいると思って考えながら観てみると面白いですよ。
ぜひ、映画をごらん下さい。
結構わたくし映画を観ます。
映画館もいきますが、TVのロードショーはすべて録画し、気になるやつは借りちゃいます。
その中でもおすすめをご紹介。
暇な時に観てください。
EYE IN THE SKY 世界一安全な戦場
イギリス映画です。非常に考えさせられ、はっきり言って重めです。
テロリストへの無人機ドローンによる遠隔攻撃を描いた映画です。
2時間ぐらいの映画なんですが、2時間の出来事を描いているリアルタイムものです。
24みたいな感じですが、濃厚な2時間です。
アメリカとイギリスの軍隊の共同対テロ舞台がケニアに潜伏しているテロリストを発見します。
彼らが自爆テロの準備をしているのを見て、一刻も早くそれを中止させるために、ドローンでミサイルを撃ち込もうとするんですが、そのテロリストのアジトの近くに1人の少女を発見。
ミサイルを撃てば、少女はほぼ100%死にます。
テロを防げなければ、80名近くがテロで死にます。
1人の少女を殺して80人の命を救うかどうか?という選択をアメリカとイギリスの政府が迫られるのです。
映画は背景を読み解いて観ると面白さが増します。
ぜひ、下を読んでから観てください。
時代背景
オバマ大統領は任期の最後の年です。
オバマ大統領は任期の8年間、大規模な戦争は起していません。
継続しているアフガンとイラクでは戦闘は続けているんですけども、それはブッシュ政権が残した置き土産です。
ですが、大規模な戦争を起さない代わりに、ドローンとか暗殺とかを中心に行うようになります。
まさに、どこにも正義がない世界では、より小さい悪を選ぶしかない訳です。
アフガニスタンとイラクという戦争をしているところ以外の国で、すでに64人から116人の民間人をそのドローン攻撃に巻き込んだと発表しています。
以外の国??となりますが、具体的には、パキスタンやイエメンです。
パキスタンはタリバンが逃げ込んでいるところで、イエメンはイスラム過激派と内戦状態にあります。
オバマ大統領は、これらの攻撃に対する被害を、今後も秘密にしないために報告をするよう指示をしました。
ただあまりにも少ないと思われます。
ミサイルを撃ち込んでるわけですから、爆破された身元の分からない人やテロリストの家族(民間人では無い計算?)は含まれていないのでは無いか?という事で恐らく1〜2千人は吹き飛んでしまったかとも言われています。
ドローン攻撃
『アイ・イン・ザ・スカイ』というタイトルの意味はこれ、人工衛星から下を見ていることですね。
だから、「空にある目」っていう意味ですね。軍事衛星、スパイ衛星のことを言っています。
ちょっと遠回りになりますが、主人公の女性はイギリス軍の大佐役です。
衛星高度からずっとスパイを続けていたイギリス人テロリストが、実際にケニアにいる過激派組織アル・シャバーブで発見します。
アル・シャバーブ
2013年にケニアの首都ナイロビのショッピングモールで機関銃を撃ちまくって67人殺して負傷者175人というすごいテロをやっています。
2015年の4月にはケニアの大学で学生たちを撃ちまくって148人殺して79人ケガさせています。
2013年にケニアの首都ナイロビのショッピングモールで機関銃を撃ちまくって67人殺して負傷者175人というすごいテロをやっています。
2015年の4月にはケニアの大学で学生たちを撃ちまくって148人殺して79人ケガさせています。
ケニアっていうのは昔、イギリスの領土だったところなので、イギリスとケニアは友好国なんですよ。
そこでガッツリ逮捕しなきゃとなります。
アメリカ軍と協力して国連の下でアメリカ・イギリス共同作戦として、そのテロリスト逮捕作戦を始めます。
アメリカ側はラスベガスに空軍基地があって、そこにリモコンの操縦センターがあります。
そこで操るのが、プレデターと言われる無人のプロペラ機(ドローン)でミサイル攻撃をします。
音も無く、標的からかなり離れたところをグルグル旋回しながら1分間で標的に達するようなミサイルを発射します。
その名も【ヘル・ファイア】(地獄の炎)
やられる方はミサイルが飛んでくるのもわからないわけですね。音もなにもしないでいきなりドーン!です。
それをなんとラスベガスから操縦してるんです。
しかもテロリストなのか誰なのか?っていう映像解析というのをやる人たちはハワイにいます。
もう混乱ですよね??
整理しましょう!!
ケニアにいるドローン
ドローンの操縦はラスベガス
テロリストの顔を解析するのはハワイ
そして作戦の許可を出すのはロンドン
現地に誰もいないのに敵にミサイルを正確に撃ち込めるのです。
目の前から!!
結局は?
前線って言われている軍隊同士がぶつかるラインっていうものが存在しないんです。
ドンパチいわない。
守るべき国土も、攻撃する国土も分からない。
拠点が目の前にないのです。
そんななか、画面上にだけ移る危機に、その1人か何人かの民間人を犠牲にしてミサイルをブチ込むことで80人を救えるんだったらあなたはどうしますか?
これは、SFでは無くて現実にこうなっています。
イギリスやアメリカはドローンを増やして戦略をたてています。
ただでさえ、遠距離で攻撃していると攻撃の実感が少ないから、罪悪感を感じずに戦争を起し相手を殺します。
しかも今後は、その判断さえAIに移行しています。
1人殺せば80人救えるんだったら、コンピューターはかならずミサイル撃っちゃいます。
人のあなたはどう判断するのか?
リアルタイムものなのでその場にいると思って考えながら観てみると面白いですよ。
ぜひ、映画をごらん下さい。
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