西武ライオンズ応援ブログ

今季成績を数字を基に選手ごとに振り返ってみます。

今回は２年目の松本選手です。

１年間ローテ投手としてそれなりにこなしてくれましたね。

それでは今季の成績です。




評価は分かれるところですね。

私としてはちょっと足りないなという印象です。

昨年はルーキーで７勝を挙げましたが、試合数が少ないとはいえ、

６勝止まりはちょっと残念なところです。

20回の先発でQSも半分以下の７回。

負け数がひとつ多く、イニング数も少なく先発としてはとりあえずローテをこなしたというのが正直な評価でしょう。

制球力が武器のはずが、与四球はチームトップの数字。

これは規定イニングに達した高橋光成より多い。

K/BBやWHIPという指標もチームの中ではどちらも中盤くらいと

ネームバリューでローテこそ任されていますが、一皮剥けないと厳しくなってくるでしょう。

被本塁打の数はなんとパ・リーグトップの数字です。

与四球とホームランで大量点を与えてしまうというスタイルになってしまうわけですね。

球威と制球力、変化球すべてが中途半端なレベルに感じてしまいます。

ちなみに被本塁打で共にトップなのがロッテの石川ですが、

あちらは与四球が半分以下なため、大量点を与えず安定したピッチングが出来ていたりします。

松本の場合は特に課題となるのが左打者でしょう。

左打者には被打率.268（右は.179）、さらには13本ものホームランを許しています。

松本が先発の場合は相手は左打者を並べれば何とかなってしまいますね。

来季はこのあたりを改善できるかどうかでしょう。

ドラフト１位で大卒３年目ですし、二桁は勝ってもらいたいところです。

また、長いイニングを投げられるスタミナが欲しいですね。

20試合で先発したにも関わらず103イニングしか投げられていないというのは情けないところです。

６イニング持たないですからね。

６回からリリーフを登板しないといけない試合になるのがわかっているわけですから、

リリーフ泣かせの先発投手と言えるでしょう。

このようなレッテルを来季は見返す活躍を期待したいものです。

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