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⏹️教育とは
「だれしもに等しくチャンスがあるもの」
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「身の丈に合わせてがんばって」。
⏹️日本の教育の根源的な問題を表している
「裕福な家庭の子が回数を受けて、ウオーミングアップできるみたいなことがもしかしたらあるのかもしれないけど、『身の丈』に合わせて、勝負してがんばってもらえば」
英語の民間試験は2回まで受けられるが、受験料が高額で試験会場も都市部に集中するため「親の経済状況によってチャンスに差がついてしまう」
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来年受験を控える高校2年生の娘がいる東北在住の母親(45才)は怒りに震えた。
この地域からだと、2回受験すれば、検定料や交通費などで5万円ぐらいかかる。
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そんな考えで大学受験のルールが決められているなんて、愕然とした。
⏹️「身の丈」発言が抱える根本的な問題
英語の試験を見送っただけでごまかせるような簡単な話ではない。
文科相の発言は、図らずも日本の現況を的確に表している。
⏹️不利な状況にある家庭と地域に育った多くの子供たち
自らの『身の丈』に合った生き方を選択することになる『教育格差社会』であるということが、改めて浮き彫りにされた。
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どんなに本人が努力しようにも、結局は自分が生まれた「地域」や「家庭」によって人生は大きく左右されてしまう。
そういわれてしまうと身もフタもない残酷な話だが、最新の研究データはそうした傾向を如実に示している。
⏹️社会学者などのグループによって行われた最新の大規模社会調査(SSM調査、2015年)
地方よりも、都市部に高学歴者が多い。
三大都市圏(東京、愛知、大阪周辺)とそれ以外の地域(非三大都市圏)の大卒以上の人の割合を比べると、20代から70代の全世代で、三大都市圏の方が多かった。
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例、
短大卒以上の40代女性の割合は、三大都市圏では45%、非三大都市圏で39%と、その差は6%。
30代女性では8%に、20代女性だと26%。
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「実家から通える大学は数えるほどしかなく、娘が希望する学部は地元にはない。
となれば、都市部に出ていくしかない。
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⏹️東京で暮らすなら、学費を含めないでも、ざっと月に12万〜13万円は必要
下の妹と弟の学費もかかるウチにはそんな余裕はない。
10代の娘に“東京でバイトして稼いで”と言えるのか。
⏹️娘も家のことを心配してくれるのか、“あの学部は諦める”と志望を変えた
娘には申し訳ないが、どうしようもない。
そもそも都市部と地方では、教育の機会が平等ではない。
家庭の所得水準も違い、大学の数や定員もまったく違う。
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地方の大学を卒業しても地元に企業が少なく、都市部で就職しようと思っても、就職活動のたびに都会に出る必要があるため、時間とお金がかかる分、ハードルは上がる。
都市部では大学に行くのが当たり前という感覚ですが、地方では必ずしもそうではない。
⏹️土地ごとに基準となる“普通”が異なる
周囲の大人の大卒割合が少ないと、自分自身が大学に行こうという意欲につながりにくい。
そ自分で選択肢や可能性を狭め、「身の丈」に閉じこもってしまう傾向がある。
⏹️都市部にはお金持ちが集まりやすい
新潟県出身で、今でいう中卒なのに総理大臣にまで上り詰めた田中角栄さん?
娘の眞紀子さんには東京・目白の御殿に住まわせて早稲田大学を卒業させた。
地方の貧乏な家に生まれても、優秀な地方出身者はどんどん都市部に出てきて、一代で成り上がってしまう。
高等教育の普及で日本よりも先行したアメリカでは、公教育で地方の“隠れた天才”が生まれにくい状況になっている。
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