2020年10月27日
夫のクレカを妻に渡すのは「愛情の証」なの? 30代主婦の疑問
夫のクレカを妻に渡すのは「愛情の証」なの? 30代主婦の疑問
️“ステータス”と考える人もいる
ママ友同士の見栄の張り合いにも、地域性があるのか。
⏹️都心から約2時間の郊外に念願のマイホームを建てた30代主婦
引っ越し先で知り合ったママ友付き合いの中で、思いもよらぬマウンティング攻撃を受けた。
幼稚園ママ同士の見栄の張り合いにうんざりしていた。
銀行員の夫と娘(4歳)の3人暮らし。
こだわりの住宅を建てるという夢をかなえるべく、都心から2時間近く離れた地域に引っ越した。
50坪以上の理想のマイホームは手に入れたものの、周りの人間関係には恵まれなかった。
娘の通う幼稚園には、古くからの土地持ち、いわゆる地主の奥様が多い。
不動産、造園業、内装業などが多い印象。
話を聞く感じでは、かなり余裕のある生活をされている。
金持ちエピソードはお腹いっぱい聞かされてきたが、その中でも引っかかったというのが、クレジットカードにまつわる話。
我が家は夫が銀行員ということもあり、お金にはシビア。
『クレジットカードは働きに出てから』と言われており、今は私が持つことを禁止されている」。
育児に専念する生活を送っている増田さんとしても、夫の意見に賛成だった。
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️「どこのカード渡されてるの?」
「ママ友たちに、『どこのクレジットカード渡されてるの?』と、突然聞かれた。
いつもの見栄の張り合いかなと思い、持っていない旨を伝えた。
そうしたら、その場にいたママ友たちから『不自由な生活じゃない? かわいそう』って、憐れむような目で見られた」。
どうやらママ友たちは、夫から家族カードを渡されており、それを使って自由に買い物をしている。
正直な話、こんな田舎のどこでクレジットカードを使うのか。
スーパーマーケットくらいしか思いつかない。
今の段階ではクレジットカードを持っていなくても生活に困らないと話したが、ママ友たちからの返答は意外なものだった。
『現金ってかなり汚いみたいだよ。
コロナの心配もあるし、これからの時代はクレジットカード持っていたほうが良いよ』と言われた。
️“魔法のカード”に喜ぶママ友たち
夫と話し合った結果、マイナポイント制度の開始に合わせてQR決済サービスを利用することに。
これなら接触をできるだけ避けられるし、割り勘機能もあるのでスムーズなやり取りができると思った。
えー、なんでQR決済だけなの?
引き落としに口座と紐づけされてない? 独身時代の貯金、狙われてるかもよ!』と、言われた。
どうやらママ友は、夫の口座引き落としのクレジットカードを持たされることが愛情の証だ、と言いたかった。
夫のカードを、欲しいものがあったときにすぐに購入できる“魔法のカード”のように語るママ友たち。
増田さんはその話を聞いてうんざりしたものの、笑顔で「夫と相談してみるね」と、返答した。
田舎特有の狭いコミュニティということもあり、このママ友たちと関係を切るのは難しい。
この先も付き合っていかなくてはいけないと思うと、頭が痛くなると話していた。
この現状を抜け出すには、私が働きに出てクレジットカードを持てるようにするしかない。
きっと次は、『働かされてるの? かわいそう〜』が始まる」。
夫からクレジットカードを持たされていることをステータスだと感じている層は、一定数いる。
もちろん信頼されているからこそできることではあるものの、話し合った結果それをしない家族もいる。
新型コロナウイルス対策の一環として、接触機会を減らせるクレジットカードを持つことを勧めるのは賛同できるが、“愛情”などといった主観的な物差しで、マウンティングを取りながら話を展開するのは違う気がする。
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️“ステータス”と考える人もいる
ママ友同士の見栄の張り合いにも、地域性があるのか。
⏹️都心から約2時間の郊外に念願のマイホームを建てた30代主婦
引っ越し先で知り合ったママ友付き合いの中で、思いもよらぬマウンティング攻撃を受けた。
幼稚園ママ同士の見栄の張り合いにうんざりしていた。
銀行員の夫と娘(4歳)の3人暮らし。
こだわりの住宅を建てるという夢をかなえるべく、都心から2時間近く離れた地域に引っ越した。
50坪以上の理想のマイホームは手に入れたものの、周りの人間関係には恵まれなかった。
娘の通う幼稚園には、古くからの土地持ち、いわゆる地主の奥様が多い。
不動産、造園業、内装業などが多い印象。
話を聞く感じでは、かなり余裕のある生活をされている。
金持ちエピソードはお腹いっぱい聞かされてきたが、その中でも引っかかったというのが、クレジットカードにまつわる話。
我が家は夫が銀行員ということもあり、お金にはシビア。
『クレジットカードは働きに出てから』と言われており、今は私が持つことを禁止されている」。
育児に専念する生活を送っている増田さんとしても、夫の意見に賛成だった。
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️「どこのカード渡されてるの?」
「ママ友たちに、『どこのクレジットカード渡されてるの?』と、突然聞かれた。
いつもの見栄の張り合いかなと思い、持っていない旨を伝えた。
そうしたら、その場にいたママ友たちから『不自由な生活じゃない? かわいそう』って、憐れむような目で見られた」。
どうやらママ友たちは、夫から家族カードを渡されており、それを使って自由に買い物をしている。
正直な話、こんな田舎のどこでクレジットカードを使うのか。
スーパーマーケットくらいしか思いつかない。
今の段階ではクレジットカードを持っていなくても生活に困らないと話したが、ママ友たちからの返答は意外なものだった。
『現金ってかなり汚いみたいだよ。
コロナの心配もあるし、これからの時代はクレジットカード持っていたほうが良いよ』と言われた。
️“魔法のカード”に喜ぶママ友たち
夫と話し合った結果、マイナポイント制度の開始に合わせてQR決済サービスを利用することに。
これなら接触をできるだけ避けられるし、割り勘機能もあるのでスムーズなやり取りができると思った。
えー、なんでQR決済だけなの?
引き落としに口座と紐づけされてない? 独身時代の貯金、狙われてるかもよ!』と、言われた。
どうやらママ友は、夫の口座引き落としのクレジットカードを持たされることが愛情の証だ、と言いたかった。
夫のカードを、欲しいものがあったときにすぐに購入できる“魔法のカード”のように語るママ友たち。
増田さんはその話を聞いてうんざりしたものの、笑顔で「夫と相談してみるね」と、返答した。
田舎特有の狭いコミュニティということもあり、このママ友たちと関係を切るのは難しい。
この先も付き合っていかなくてはいけないと思うと、頭が痛くなると話していた。
この現状を抜け出すには、私が働きに出てクレジットカードを持てるようにするしかない。
きっと次は、『働かされてるの? かわいそう〜』が始まる」。
夫からクレジットカードを持たされていることをステータスだと感じている層は、一定数いる。
もちろん信頼されているからこそできることではあるものの、話し合った結果それをしない家族もいる。
新型コロナウイルス対策の一環として、接触機会を減らせるクレジットカードを持つことを勧めるのは賛同できるが、“愛情”などといった主観的な物差しで、マウンティングを取りながら話を展開するのは違う気がする。
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