2020年07月22日
2畳だけでも個室がほしい!コロナ禍で変わる、間取り意識A
2畳だけでも個室がほしい!コロナ禍で変わる、間取り意識A
個室が無理でも、部屋の間仕切りをしたり、リビングの横などにカウンターを設置したりして、ワークスペースを確保したいというニーズもうかがえる。
【家にウイルスを持ち込まない工夫】について
新しい生活様式である「手洗い」の動線確保や「玄関で上着を脱ぐ」ためのコート掛けのニーズが高い。
「ウイルス対策への意向は全体的に高い傾向だが、単体の設備よりも動線や玄関まわりで外部からの流入を防ぐ計画への意向が高いことが分かった」と分析。
【気分転換できる場所の拡充】について
住宅の室内より「庭」や「バルコニー、屋上など」の外部スペースにニーズがある点が注目。
従来の間取りの考え方では、子ども部屋やリビングの充実が重視される傾向にあり、仕事用の個室や外部スペースの活用などは軽視されがちだった。
調査結果からは、在宅勤務を経験したことで、間取りに対する意識が変わってきている。
仕事は「書斎」
子どもは「子ども部屋」
この意識からの転換も必要。
@在宅勤務においても複数の仕事場所を使い分ける
A親子そろっての在宅勤務・学習へ備える
@の「在宅勤務においても複数の仕事場所を使い分ける」について
スポンサーリンク
3つの視点を提案。
・Web会議や正確さが必要な作業などでは、気になる音や視界に入る情報を避けるよう、 個室や半個室を使う
・発想が必要な業務では、リラックスや気分転換できる良い眺めが望める部屋やバルコニーなどを使う
・情報取得や連絡の確認などの業務では、子どもの見守りや家事と並行できる家族共用ライブラリーなどを使う
「今後も仕事を自宅で長時間・長期間行うことが想定される方は、住まいの中でも異なる性質を持つ仕事場を選択できるようにすることが効果的」。
Aの「親子そろっての在宅勤務・学習へ備える」について
「親子がそろって仕事や学習などをオンラインで行うシーンが増える」として、子どもの発育段階別に親子のオンラインワークを考えるのが良いと提案している。
「子どもの学習の場を親が見守ること、親が仕事をする様子を見せること」のメリット。
「長時間篭って学習するための子ども部屋ではなく、家族それぞれの座席があるライブラリースペースのような学習空間」も提案。
子どものオンライン授業や夏休みの宿題などで、親と子がそろって仕事や学習をする機会が増える人もいる。
こうした提案を参考にして、これまでの間取りの使い方から離れ、我が家なりの部屋の使い方を検討してみてはいかがだろうか。
スポンサーリンク
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10054203
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック