「もったいない」を減らそう!家庭でできる食品ロス対策
近年、恵方巻きのシーズンになるとニュースなどでも取り上げられている、食品ロス。
文字通り食品をロス、つまり「まだ食べられる食品を捨ててしまう」ことであり、対策することでどのようなメリットがあるのかが分からないという方も多い。
ここでは、食品ロスの対策について詳しく説明していきます。
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️社会問題・食品ロスをあなたはどこまで知っているか
⏹️食品ロスは、別名フードロスとも呼ばれており、国際的な問題の一つ
日本国内でも従来はそこまで食品ロスに対する関心は高くないが、近年は国際社会に足並みをそろえるように「もったいない」というキーワードを掲げ、消費者庁や環境省、その他農林水産省などさまざまな国の機関が総力を挙げて、食品ロスを減らす動きに進んでいる。
️食品ロスに関するデータ
⏹️世界で食料の1/3は無駄になっている
世界で食料の1/3は、無駄になっているという事実。
廃棄される食品の処理で二酸化炭素が発生するなど、さまざまな環境問題を促進してしまうという側面もある。
単純にもったいないという部分もある。
日本でも家庭から290万トンもの食品ロスが出ており、飲食店舗についてはそれ以上のフードロスが出ているという現状もある。
⏹️家庭では年間3〜6万円の無駄が出ている
食品は基本的に購入してくるわけだが、これらの価値を換算すると、年間でおよそ3万円から6万円もの食品ロスによるお金の無駄が出ている。
例、
スーパーで購入した198円の食品を腐らせてしまった場合、食べることができないわけですから198円の損が出ることになる。
これが年間つもりつもって、冷蔵庫の中で腐ってしまった野菜などを合わせると、最高で6万円程度の無駄が出ている。
⏹️家庭の食品ロスはお金の無駄遣いでもある
食品を腐らせてしまったり、食べ切れなかったりということは食品の管理が甘かった、必要以上の買い物をしてしまった。
裏を返せば、お金を余分に使ってしまった、せっかく購入した分を活用し切れなかったということでもある。
食品ロスはお金のロスとも考えると、食品ロスを減らそうという多くいる。
家計の節約は、食品ロスの削減から始まるというケースもある。
️家庭の食品ロスの3大原因
家庭の食品ロスの原因には、いくつか類型のようなものが存在。
⏹️3つの大きな原因について
★原因1:食べ残しの積み重ね
検討しなければならないのが、食べ残しの積み重ね。
食べ残しを積み重ねてしまうと、まず72時間でどれくらいの食べ残しが出るか。
一週間ではどのくらいの食べ残しになるか。
これが積もり積もって年間になると先ほどもご紹介したとおり、かなりの食品ロスにつながってしまう。
さまざまな対策が考えられるが、まずは食べ残しが出ないような分量だけ料理を作ることも重要。
★原因2:食品を食べる前に腐らせてしまう
食品を食べる前に腐らせてしまう、というのも食品ロスの大きな原因の一つ。
特に、腐りやすい食品については、購入してすぐに消費するようにしなければならない。
こういったことを積み重ねていかないと、食品ロスはどんどん膨らんでしまう。
例、
生野菜や生魚、生鮮食品系は非常に食品ロス率が高いため、購入してすぐに食べてしまったり、腐らせないように加熱処理を行ったり、さまざまな対処が必要となる。
★原因3:食べられる部分まで余分に皮をむく
野菜など食べられる部分まで余計に皮をむいてしまったりすると、食品ロスの原因となる。
ピーマンの種まで食べるレシピ。
人参の皮も食べる
このような方法が紹介されるなど、これまで捨てていた箇所も実は食べることができるということが紹介されている。
これまで捨てていた部分は本当に食べられないのかを考えたり調べたりすると、食品ロスの削減につながり、省エネの部分でも大きな充実感を得られることになる。
️家庭でできる食品ロス対策とは
食品ロスの原因が分かったところで、家庭でできる食品ロス対策について確認。
いくつか簡単な食品ロス対策の方法を更に詳しく説明していきます。
⏹️食品を余分に買いすぎない
買い物前は冷蔵庫を確認するなど、必要な食品だけ買えるようにしたい。
同じものを2つ3つと買ってしまうより、他の食品を買った方が食事の幅も広がる。
余分な食品を買わないことは、節約にもつながる。
こうすることで、食品のロスを削減することもできますので、一石二鳥のメリットとなる。
⏹️食品を腐らせないよう適切な保存を
自宅の冷蔵庫やパントリーなどに、今どのような食品があるのかと賞味期限を確認しておく。
賞味期限が近いものから食べていくことが大切。
適切な保存や野菜なども長持ちする方法で保存することが無駄を防ぐこととなる。
冷凍保存はもちろんのこと、加熱処理や腐らないような処理の方法はいくつかある。
食品を長持ちさせることにより、食品ロスを防ぐというのが重要。
まとめ
食品ロスは、家庭でも対策をとることが可能。
家庭で食品ロスの対策をすることができれば節約効果も発生するため、さまざまな部分で物理的なメリットを受けることもできる。
食品ロス対策は、「もったいない」という個人の意識により、加速を抑えることが重要。
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2020年05月26日
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