2020年04月09日
巧妙化する悪質な健康医療サイト 怪しい情報はどう見分けるか
巧妙化する悪質な健康医療サイト 怪しい情報はどう見分けるか
️健康や医療について知りたいとき、人は何に頼りがちか?
⏹️総務省の調べたデータ
医療や健康にまつわる情報を収集しようとする人の、実に75%以上がインターネットの検索サイトを使っている。
根拠に欠けるものや、怪しい商品の広告に誘導するためのものも少なくない。
怪しい情報に惑わされないためにどうしたらいいか。
ここから、詳しく解説します。
️人は病気でわからないことがあったときに、インターネットの検索サイトに頼ってしまうことが多い
不安な気持ちを抱えているときに、気になる症状をネットで検索し、そこに書かれていることを読んで、さらに不安を大きくしてしまう。
⏹️問題点
「××を食べるとがんが消える」といった、医学的根拠のないものや悪質なデマが書かれたサイト。
それらによって人は混乱し、悪い方向に導かれ、高額商品を買わされるなどの詐欺に遭ってしまうこともある。
医学レポートを引用するなどして、さも医学的に立証されているように見せたりしているので、医学知識の乏しい人が見抜くのは難しい。
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️検索の仕方で得られる情報は全く異なる
⏹️医療情報は2種類に分けられる
厚生労働省や公的な研究機関が発信する「一次情報」。
それらを基にして新聞や雑誌などが発信する「二次情報」。
️「二次情報」には個人のブログなども含まれる。
仮に医師が出典を明記して綴ったものであっても、個人が一次情報をもとに発信したものは「二次情報」と呼ばれる。
⏹️Yahoo!で「胃がん」で検索する
トップには国立がん研究センターのサイトが表示される。
「2018年1月からYahoo! JAPANと国立がん研究センターが連携して、検索画面のトップに同センターの情報が表示されるようになった。
エビデンス(=科学的根拠)に基づいて公表されており、信頼に足りる。
こうした傾向はGoogleなどでも見られるようになっている。
検索時に組み合わせるキーワードによって、表示される内容はガラリと変わる。
⏹️「胃がん サプリメント」と検索してみる
途端に二次情報が増える。
がん治癒とサプリメントの関係は解明されていない。
正確な根拠はないものは、公的研究機関がそうした情報を掲載することはない。
広告がらみの情報や個人的な見解などが一気に増える。
️すべての広告が悪質だという話ではない
個人のブログやまとめサイトなどがすべからく信用に価しないわけではない。
それらの中には、科学的根拠に欠ける、誤った情報が交じっていることが多い。
検索する人が不安に思っている単語をキーワードに加えることによって、二次情報ばかりが上位に表示されてしまう。
⏹️『左横腹が痛い原因』『腰痛が続く』などと打ち込んだ場合
公的な研究機関のサイトは症状を表す単語で検索機能が作動するように作られていなく、二次情報ばかりが画面の上位に上がってきてしまう。
二次情報は医学的根拠を参考にしているものであったとしても、個人の見解が入りやすいので、正確な情報とはいえない。
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️健康や医療について知りたいとき、人は何に頼りがちか?
⏹️総務省の調べたデータ
医療や健康にまつわる情報を収集しようとする人の、実に75%以上がインターネットの検索サイトを使っている。
根拠に欠けるものや、怪しい商品の広告に誘導するためのものも少なくない。
怪しい情報に惑わされないためにどうしたらいいか。
ここから、詳しく解説します。
️人は病気でわからないことがあったときに、インターネットの検索サイトに頼ってしまうことが多い
不安な気持ちを抱えているときに、気になる症状をネットで検索し、そこに書かれていることを読んで、さらに不安を大きくしてしまう。
⏹️問題点
「××を食べるとがんが消える」といった、医学的根拠のないものや悪質なデマが書かれたサイト。
それらによって人は混乱し、悪い方向に導かれ、高額商品を買わされるなどの詐欺に遭ってしまうこともある。
医学レポートを引用するなどして、さも医学的に立証されているように見せたりしているので、医学知識の乏しい人が見抜くのは難しい。
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️検索の仕方で得られる情報は全く異なる
⏹️医療情報は2種類に分けられる
厚生労働省や公的な研究機関が発信する「一次情報」。
それらを基にして新聞や雑誌などが発信する「二次情報」。
️「二次情報」には個人のブログなども含まれる。
仮に医師が出典を明記して綴ったものであっても、個人が一次情報をもとに発信したものは「二次情報」と呼ばれる。
⏹️Yahoo!で「胃がん」で検索する
トップには国立がん研究センターのサイトが表示される。
「2018年1月からYahoo! JAPANと国立がん研究センターが連携して、検索画面のトップに同センターの情報が表示されるようになった。
エビデンス(=科学的根拠)に基づいて公表されており、信頼に足りる。
こうした傾向はGoogleなどでも見られるようになっている。
検索時に組み合わせるキーワードによって、表示される内容はガラリと変わる。
⏹️「胃がん サプリメント」と検索してみる
途端に二次情報が増える。
がん治癒とサプリメントの関係は解明されていない。
正確な根拠はないものは、公的研究機関がそうした情報を掲載することはない。
広告がらみの情報や個人的な見解などが一気に増える。
️すべての広告が悪質だという話ではない
個人のブログやまとめサイトなどがすべからく信用に価しないわけではない。
それらの中には、科学的根拠に欠ける、誤った情報が交じっていることが多い。
検索する人が不安に思っている単語をキーワードに加えることによって、二次情報ばかりが上位に表示されてしまう。
⏹️『左横腹が痛い原因』『腰痛が続く』などと打ち込んだ場合
公的な研究機関のサイトは症状を表す単語で検索機能が作動するように作られていなく、二次情報ばかりが画面の上位に上がってきてしまう。
二次情報は医学的根拠を参考にしているものであったとしても、個人の見解が入りやすいので、正確な情報とはいえない。
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