2020年03月12日
携帯ショップ店員が明かす「学割キャンペーン」の裏事情
携帯ショップ店員が明かす「学割キャンペーン」の裏事情
️契約獲得に苦心する「学割キャンペーン」の実態は
⏹️春は携帯・スマホ業界にとって最大の商戦期
4月に新年度を迎える日本では、進級や進学、就職を機に「携帯デビュー」する学生が多く、携帯キャリアはあの手この手を使って、新規契約を促すキャンペーンを実施。
大手通信キャリアで携帯ショップの統括をするA氏
「1月から3月までの3か月間は、携帯ショップにとって1年間の売り上げの半分を占めるといってもいいかき入れ時。
1年間で最も新規契約を見込める時期を牽引するのが、『学割キャンペーン』。
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️学生の8割が両親と同じ携帯キャリアを選ぶが
⏹️携帯キャリアが学割キャンペーンを重要視するのは、新規の契約が多数獲得出来る時期
スマートフォンの保有率が年々鈍化して、新規ユーザーの取り込みが難しくなっている中、学生は格好のターゲットとなっている。
他キャリアから家族まるごと乗り換えて欲しいのが本音だが、学生の約8割が、両親と同じ携帯キャリアを選ぶ。
それでも、子どもに契約してもらえれば、親の契約も事実上2年間拘束出来るので、携帯ショップは契約の獲得に躍起になる。
巨額の出稿費を支払ってテレビCMに投資するのはもちろんのこと、店舗も学割キャンペーン一色になるのが毎年の風物詩。
店舗では、通常よりも手厚い契約インセンティブを設定。
家族でのキャリア変更に成功した際には、更なるボーナス額を支給。
学割キャンペーンで決め手になるのは、月額料金と端末価格の安さ。
古くなった廉価版の機種を一括0円にして販売するのが常套手段となっており、2世代前のiPhoneや、あまり人気のないAndroid端末がセット販売の対象となりやすい。
️若者は支出に対してよりシビアに
⏹️数年前までは、土日のシフトを手厚くしてまで接客にあたっていたが、かつての賑わいと比べて盛り上がりに欠けている
競争が激化した結果、大手3社が年々似たようなプランになっていて、どこで契約しても同じ状態。
キャラクターグッズや飲食が無料になる付帯キャンペーンなどで差別化を図ろうとしても、今の若者には響かない。
支出に対してよりシビアになっており、結局は月額料金が安いかどうかが選ぶポイントになっている。
携帯ショップの春の風物詩、学割キャンペーンの正念場はこれからのようである。
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️契約獲得に苦心する「学割キャンペーン」の実態は
⏹️春は携帯・スマホ業界にとって最大の商戦期
4月に新年度を迎える日本では、進級や進学、就職を機に「携帯デビュー」する学生が多く、携帯キャリアはあの手この手を使って、新規契約を促すキャンペーンを実施。
大手通信キャリアで携帯ショップの統括をするA氏
「1月から3月までの3か月間は、携帯ショップにとって1年間の売り上げの半分を占めるといってもいいかき入れ時。
1年間で最も新規契約を見込める時期を牽引するのが、『学割キャンペーン』。
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️学生の8割が両親と同じ携帯キャリアを選ぶが
⏹️携帯キャリアが学割キャンペーンを重要視するのは、新規の契約が多数獲得出来る時期
スマートフォンの保有率が年々鈍化して、新規ユーザーの取り込みが難しくなっている中、学生は格好のターゲットとなっている。
他キャリアから家族まるごと乗り換えて欲しいのが本音だが、学生の約8割が、両親と同じ携帯キャリアを選ぶ。
それでも、子どもに契約してもらえれば、親の契約も事実上2年間拘束出来るので、携帯ショップは契約の獲得に躍起になる。
巨額の出稿費を支払ってテレビCMに投資するのはもちろんのこと、店舗も学割キャンペーン一色になるのが毎年の風物詩。
店舗では、通常よりも手厚い契約インセンティブを設定。
家族でのキャリア変更に成功した際には、更なるボーナス額を支給。
学割キャンペーンで決め手になるのは、月額料金と端末価格の安さ。
古くなった廉価版の機種を一括0円にして販売するのが常套手段となっており、2世代前のiPhoneや、あまり人気のないAndroid端末がセット販売の対象となりやすい。
️若者は支出に対してよりシビアに
⏹️数年前までは、土日のシフトを手厚くしてまで接客にあたっていたが、かつての賑わいと比べて盛り上がりに欠けている
競争が激化した結果、大手3社が年々似たようなプランになっていて、どこで契約しても同じ状態。
キャラクターグッズや飲食が無料になる付帯キャンペーンなどで差別化を図ろうとしても、今の若者には響かない。
支出に対してよりシビアになっており、結局は月額料金が安いかどうかが選ぶポイントになっている。
携帯ショップの春の風物詩、学割キャンペーンの正念場はこれからのようである。
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