2020年02月28日
スマホを持たない人たちの生活 「情報源は新聞・テレビで十分」
スマホを持たない人たちの生活 「情報源は新聞・テレビで十分」
️通信手段はガラケーがあれば十分か
⏹️NTTドコモ モバイル社会研究所が発表した「ケータイ社会白書2019年版」
携帯端末所有者におけるスマートフォンの所有率は85.0%(2台目も含む)。
60代でも69%
70代でも41%
️シニア層においてもスマホがかなり身近な存在となっている。
「スマホをまったく使わない」という人もまだまだいる。
スマホやネットが当たり前の時代に、スマホを使わない人々はどんな生活をしているのだろうか。
ここから、詳しく説明します。
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️電話帳で携帯ショップの電話番号を調べる
⏹️神奈川県在住、70代の女性・Aさん
夫と2人暮らし。
通信手段は固定電話とフィーチャーフォン(ガラケー)だインターネットは使ったことがない。
子供との連絡は、携帯電話のメールを使い、親戚とは電話。
デジカメは持っているが、撮った写真はお店でプリントしている。
Aさんの“情報源”は、基本的に新聞とテレビ。調べ物をする際は電話帳を活用している。
先日、携帯電話によくわからない迷惑メールがくるようになったので、受信を拒否する設定をしたかったので、電話帳で携帯ショップの番号を調べて、電話。
電話で来店の予約をして、店舗に行って迷惑メール拒否の設定をしてもらった。
ネットを使えば、拒否設定の方法を検索して調べることもできる。来店の予約もネット上で可能だ。
⏹️Aさんは昔ながらの手順でそれらを行う
ネットは便利なものだということはわかるんですが、どうしても難しいし、ちょっと怖くも感じてしまう。
便利よりも、“安心”を選んでしまう。
️映画の上映時間は新聞で調べる
⏹️東京都在住の70代の男性・Bさん
スマホは持っていないが、パソコンは持っている。
メールやインターネットを利用しているものの、「使いこなしている」というわけではない。
古い友人との連絡にメールを使っているが、そんなに頻繁ではない。
インターネットは鉄道のダイヤを調べる時によく使う。
電車の時刻を紙にメモして持っていくことが多い。
Bさんの趣味は映画鑑賞。
劇場に足を運ぶことも多い。
最近ではネットで事前に座席を予約できる映画館も多いが、Bさんは基本的に予約せずに映画館に向かう。
一応見たい映画の上映時間は調べる。
パソコンを立ち上げるのも面倒なので、新聞で調べることが多い。
クレジットカードは持っているが、日常的に使っていないので、ネット予約を利用したことはない。
いつも上演時間よりも早目に映画館に行って、その場で座席を確保して、始まるまで喫茶店なんかで時間をつぶす。
家電などを買う際、ネット利用者であれば、公式サイトやレビューサイトなどで事前調べて、欲しい商品の目星をつけておくということもある。
基本的に何の情報も持たずに買い物に行くことがほとんど。
・家電の場合
お店に行って店員さんにいろいろと説明してもらってから買う。
自分だけで決めるということはまったくない。
ちゃんと細かく相談して買うので、あまり失敗したと思うこともない。
前述のAさんもBさんもスマホを持っていないので、当然ながらQR決済は利用していない。
・Suicaは持っている。
いつも駅の券売機で5000円単位でチャージして、コンビニなんかでも使っている。
「基本的に電車とバスに乗るときしかSuicaは使っていません。キャッシュレス決済がなくても、特に不便を感じたことはありません」(Bさん)
️築き上げてきた生活を変えようとは思わない
日常的にスマホやネットを使っている人にしてみれば、かなり面倒くさいと感じることも多そうなAさんやBさんの生活。
しかし、本人たちは必ずしもそう感じているわけではない。
「やはり、“ネットは怖い”という気持ちが大きいですね。携帯の迷惑メールだけでもドキドキしてしまう。
スマホは便利なんだろうなとは思いますが、必要だと思ったことは一度もないので、いらない。
「何十年もかけて築き上げてきた日常というものがあるので、そこを大きく変えようとは思わないです。
今から多少のお金を費やしてネットを使う生活をするようになったら、これまでの生活が無駄になってしまうような気がするんです。
それにスマホを勉強する労力を考えると、今のままで十分。
ケーブルテレビに入っているので、見たい番組はいくらでもあるし、新聞やテレビのニュースだけで知りたい情報も得られる。
書店に行けば、自分が知らないことが書いてある本もたくさんある。
たくさんの便利を与えてくれるスマホやネット。
しかし、それらがなくても問題なく生きていけるのも事実。
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️通信手段はガラケーがあれば十分か
⏹️NTTドコモ モバイル社会研究所が発表した「ケータイ社会白書2019年版」
携帯端末所有者におけるスマートフォンの所有率は85.0%(2台目も含む)。
60代でも69%
70代でも41%
️シニア層においてもスマホがかなり身近な存在となっている。
「スマホをまったく使わない」という人もまだまだいる。
スマホやネットが当たり前の時代に、スマホを使わない人々はどんな生活をしているのだろうか。
ここから、詳しく説明します。
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️電話帳で携帯ショップの電話番号を調べる
⏹️神奈川県在住、70代の女性・Aさん
夫と2人暮らし。
通信手段は固定電話とフィーチャーフォン(ガラケー)だインターネットは使ったことがない。
子供との連絡は、携帯電話のメールを使い、親戚とは電話。
デジカメは持っているが、撮った写真はお店でプリントしている。
Aさんの“情報源”は、基本的に新聞とテレビ。調べ物をする際は電話帳を活用している。
先日、携帯電話によくわからない迷惑メールがくるようになったので、受信を拒否する設定をしたかったので、電話帳で携帯ショップの番号を調べて、電話。
電話で来店の予約をして、店舗に行って迷惑メール拒否の設定をしてもらった。
ネットを使えば、拒否設定の方法を検索して調べることもできる。来店の予約もネット上で可能だ。
⏹️Aさんは昔ながらの手順でそれらを行う
ネットは便利なものだということはわかるんですが、どうしても難しいし、ちょっと怖くも感じてしまう。
便利よりも、“安心”を選んでしまう。
️映画の上映時間は新聞で調べる
⏹️東京都在住の70代の男性・Bさん
スマホは持っていないが、パソコンは持っている。
メールやインターネットを利用しているものの、「使いこなしている」というわけではない。
古い友人との連絡にメールを使っているが、そんなに頻繁ではない。
インターネットは鉄道のダイヤを調べる時によく使う。
電車の時刻を紙にメモして持っていくことが多い。
Bさんの趣味は映画鑑賞。
劇場に足を運ぶことも多い。
最近ではネットで事前に座席を予約できる映画館も多いが、Bさんは基本的に予約せずに映画館に向かう。
一応見たい映画の上映時間は調べる。
パソコンを立ち上げるのも面倒なので、新聞で調べることが多い。
クレジットカードは持っているが、日常的に使っていないので、ネット予約を利用したことはない。
いつも上演時間よりも早目に映画館に行って、その場で座席を確保して、始まるまで喫茶店なんかで時間をつぶす。
家電などを買う際、ネット利用者であれば、公式サイトやレビューサイトなどで事前調べて、欲しい商品の目星をつけておくということもある。
基本的に何の情報も持たずに買い物に行くことがほとんど。
・家電の場合
お店に行って店員さんにいろいろと説明してもらってから買う。
自分だけで決めるということはまったくない。
ちゃんと細かく相談して買うので、あまり失敗したと思うこともない。
前述のAさんもBさんもスマホを持っていないので、当然ながらQR決済は利用していない。
・Suicaは持っている。
いつも駅の券売機で5000円単位でチャージして、コンビニなんかでも使っている。
「基本的に電車とバスに乗るときしかSuicaは使っていません。キャッシュレス決済がなくても、特に不便を感じたことはありません」(Bさん)
️築き上げてきた生活を変えようとは思わない
日常的にスマホやネットを使っている人にしてみれば、かなり面倒くさいと感じることも多そうなAさんやBさんの生活。
しかし、本人たちは必ずしもそう感じているわけではない。
「やはり、“ネットは怖い”という気持ちが大きいですね。携帯の迷惑メールだけでもドキドキしてしまう。
スマホは便利なんだろうなとは思いますが、必要だと思ったことは一度もないので、いらない。
「何十年もかけて築き上げてきた日常というものがあるので、そこを大きく変えようとは思わないです。
今から多少のお金を費やしてネットを使う生活をするようになったら、これまでの生活が無駄になってしまうような気がするんです。
それにスマホを勉強する労力を考えると、今のままで十分。
ケーブルテレビに入っているので、見たい番組はいくらでもあるし、新聞やテレビのニュースだけで知りたい情報も得られる。
書店に行けば、自分が知らないことが書いてある本もたくさんある。
たくさんの便利を与えてくれるスマホやネット。
しかし、それらがなくても問題なく生きていけるのも事実。
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