大学生になっても仲良しグループの同調圧力から逃れられない若者たち
️若者たちを悩ませる「同調圧力」とは
中学・高校時代、同じクラスの一部の「仲良しグループ」で行動を共にする人は少なくない。
そうしたグループに入ってしまうと、自分の意見を主張したり、単独行動したりするのを遠慮して、ストレスを感じる人もいる。
高校を卒業して大学に入学する段になると、「やっと仲良しグループの同調圧力から解放される」と安心するかもしれない。
一般的に大学には、中学や高校ほど固定化されたクラス制度が存在しない。
大学でもやはり集団の同調圧力から逃れられない人もいる。
ここから、詳しく説明します。
️都内の有名私立大学に通うAさん(20歳)
⏹️大学に入学してから一番驚いたこと
学科内100人単位でLINEグループを作り、常にどうでもいい雑談が繰り広げられている。
試験や講義の情報も飛び交っているため抜けるに抜けづらく、非通知設定にするのが限界。
『いやなら抜ければいいじゃん』と言える人は強い人。
人の目を気にしてしまい、4年間関わる人間との関係を悪化させたくないので、イヤイヤ耐えている状況。
学科だけでなく、サークルや各講義で仲良くなったメンバー同士のLINEグループもあり、講義中もつねに会話が飛び交っている。
大学に入ったらこういうコミュニケーションって無くなると思っていたが高校時代よりも悪化している印象で、つらい。
集団の圧力を感じるのは、なにもLINEグループだけではない。
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️国立大学に通うBさん(21歳)
大学に入る前から、推薦入試で合格したメンバーがSNSで知り合って、事前にオフ会的なことをしていた。
そこで仲良くなった5人組で一緒に入学式に行ったり、その後もランチを一緒にしたりしてきた。
数か月経つと『一緒にいるのはキツイ』と思う側面も見えてきて、ずっと一緒に行動する必然性がないと気づく。
みんなそれに気づいているけれど、今さら別のグループに入ることもできず惰性で行動している感じ。
⏹️講義前に『一緒にトイレ行こう』は当たり前
カフェで売っていた雑貨が可愛くて、一人でレジに持っていき購入したら、グループの女子が『私も買う! じゃあ5人でお揃いにしよう!』と全員一緒の文房具を使うことに。
小学生のノリである。
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️都内の私立大学に通う男性Cさん(19歳)
⏹️集団行動しないと大学に居づらいというのは女子だけじゃない
自分から見ると男のほうが一緒に行動している。
『ラクロスサークル』
『テニサー』
『落研』
サークル単位で一緒に講義を受けたり、学科の仲良いメンバーでつるんだり。
固定のメンバーで全部同じ講義を取って、結託してテストを受けて、講義後も一緒に飲みに行く。
バイト先も同じとか普通にいる。
『俺もそのブランド、お揃いにするわ』とかもある。
️本来、大学は友人作りを強要されたり、ましてや集団行動を強いられる場所ではない
自由に学びたい講義を受講し、一人の時間を大切にすることもできる貴重な4年間。
グループの同調圧力で悩む時間にしてしまうのは、もったいないかもしれない。
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2020年03月09日
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