高齢ドライバーへの運転制限は必要か否か? 専門家の見解は
️高齢ドライバーに運転制限は必要か否か?
高齢ドライバーによるブレーキとアクセルの踏み間違い事故なども多発。
高齢ドライバーへの運転制限は「必要」か「やりすぎ」か?
アンケート調査をもとにここから詳しく説明していきます。
【必要】60.1%
【やりすぎ】38.2%
という結果。
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️見解の異なる2人の識者の意見を紹介
●弁護士・必要派
年齢で区切ることへの議論はあるが、75歳以上の後期高齢者になると、認知機能が徐々に衰えてくるという問題がある。
視力や咄嗟の判断力、初歩的な運転技術などの検査項目を設け、一定の基準に満たなければ免許を返納してもらう。
期間内に検査を受けない人は、強制的に免許を没収する、といったやり方も考えなくてはならない。
運転に自信のある人ほど運転技術の低下には気づきにくい。
車に乗りなれている方が認知症になると、車で徘徊をすることも考えられます。
法的責任を問えず、被害者が泣き寝入りというケースもある。
地方では交通機関の問題もあるが、人命にかかわることなので、インフラの整備も行なったうえで運転制限する制度は必要。
●山梨大学教授・やりすぎ派
40代でも危険運転をする人はいるし、年齢で制限するのは合理性がない。
75歳を過ぎて車に頼る生活をしていた人が突然、免許を奪われたら間違いなく“無免許運転”が横行する。
⏹️すでに地方を中心にそうした例が多数ある
適性で運転の可否を判断するなら、免許取得時から継続的に検査を行なう必要がある。
「今は大丈夫だけど10年後は」と若いうちから思えれば、交通至便な場所に引っ越すこともできまるが、75歳で生活設計を見直すことは難しい。
️「国立長寿医療研究センター」の調査
運転をやめた65歳以上の人が要介護状態に陥るリスクは、運転している人の約8倍。
運転をやめた途端に認知症が進んでしまった事例もある。
健康的な面からも、一律に運転制限するのは不条理。
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2020年01月20日
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