2021年06月04日
聖天(歓喜天)様 信仰 5ー17 勤行の手順 聖天様 心中心呪 (千遍或は三百遍)
おん ぎゃくぎゃくうん そわか
前回に引き続き、聖天様の真言、心中心呪です。
前回のスライドで、この真言は調伏の為、怨敵降伏、調伏の真言とありました。
具体的には、縁切りなんかが一般的なのでしょうか?
この真言を何度も唱えてみると分かるのですが、前回の心中呪よりも唱えにくいです。
Youtubeでは、ゆっくりちゃんがなんでもなく唱えていますが。
キリクと言う真言は、十一面観音様のことを指し、ギャクが聖天様を指しています。
心中呪にはキリクがありますが、こちらには、ありません。
唱えにくさとして、全て母音にして文字数を考えると、
おん きりく ぎゃくうん そわか
>おん いいう あううん おああ 12音
おん ぎゃくぎゃくうん そわか
>おん あうあううん おああ 11音
と明らかに心中心呪の方が短く、唱えやすそうですが、ぎゃくが連続することで唱えにくいようです。
なお、大聖歓喜天使呪法経には
おん ぎゃぎゃ(ぎゃくぎゃく) きり おんか む(うん) はった
という真言があり、()内はウィキペディアに書いてありますが、実際のお経には「虐伽」と書いてありぎゃぎゃとフリガナもしてあります。
つまり、私は怠け者なので、ぎゃくぎゃくと唱えるよりもぎゃぎゃとしてもいいのでは?と思っています。
実際、耳を澄まして自分の声を聴くと、ぎゃぎゃというと微かにクが自然に聞き取れます。
おん きりく ぎゃくうんそわか も天台宗では、「きりく」のクを読まないようですが、偉そうに言語学者のようなことを言いますが、くという音は、微かに意識的に発声しなくてもついてくる音ではないのでしょうか?
TIK TOK というSNSが流行っているようですが、これもクを読まなくても成り立つものです。「てぃっ とっ」でも意味が通じます。フェースブッ、でも通じるのです。
この真言は、1000遍も唱えるとやはり大変です。
もう一つ、先ほど紹介した聖天様のお経、大聖歓喜天使呪法経(だいしょうかんぎてんししゅうほうきょう)の最後にある真言と言うか、陀羅尼をご紹介します。
いずれ大聖歓喜天使呪法経も、このコーナーで詳細にご紹介しようと思っていますが...
毎日10万遍、20万遍を唱えろと言っておられます。
のうぼ びなやきゃしゃか しっち ぼきゃしゃ。 たにやた。 あちや なうちや じゅばていや うしつだんきゃや しばだはや ばださしゃや ばりはち そわか
合掌
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10772705
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック