2021年05月25日
真言を唱える
真言は不思議なり 観誦すれば無明を除く 一字に千理を含み 即身に法如を証す
弘法大師様は、仏教、密教で唱える真言を、このように言われました。
この1年、毎日真言を唱え、確かにと肯かされることばかり起こります。
そもそも、50年以上、夜更かし、寝坊、それが日常でありました。 しかし今や、夜は9時前に寝、朝は3時に起きています。午後の2時になると眠くなってきます。9時はPMで、3時はAMです。
そもそも30年以上、何事もお酒に頼って生きてきました。嫌なことがあれば酒、良いことがあれば酒、何もなくてもとりあえず酒、そういう人生を送ってきました。
我慢のきかない人間です。
日常の連続に、うわーっとなり、今日はサボろうかとなり、大学に入っても校舎には行かず、サークルの部屋に通うような男でした。
そして、 邪淫、女、人生を踏み外した原因です。
無明の塊のような男でした。
そして気がつけば、 足下には、わずかな足場しか残っていませんでした。
真言を唱えだして、唱えだしたのは去年の10月ですが、高圧電線に群がっていたカラス。 この家の近辺はカラスの鳴き声で騒々しかったのですが、最近はほとんど見なくなりました。
カラス同様、この家の上を、毎日のように飛んでいた米軍のヘリ、米軍の輸送機、流石に戦闘機は見たことありませんが、そういうカラスのような色の飛行機が飛ばなくなりました。こんなことを書けば、また復活するかもしれませんが、明らかに減ったと思います。軍荼利明王様の真言の効果かもしれません。
家の周りの子供たちは、以前は公園で遊ぶことが少なかったのですが、私が定期的に真言を唱えるようになってから、公園に彼らの笑い声が戻ってきました。
また私は、小さい頃から鼻を患い、蓄膿症です。しかもここへ来て花粉症を併発しているわけですが、これもまた、 仏様の勤行に入る前は、散々鼻水をかんでいるのですが、真言を唱えだすとピタリと止まるのです。
私は30年近く熱帯の気候の中で生活をした浦島太郎ですが、2年前に日本に帰ってきて何度も風邪をひき熱を出し、寒いところでは生きていけないのではないか、と諦めていたところ、、真言を唱えだしてから風邪一つ引きません。季節の切り替わりの時に、 調子の悪くなる時もあったのです。ところがそういう時でも、真言を唱えるとあら不思議、勤行が終わった後は直っています。
どの真言が何の効果をもたらしてるのか、それは明確には分かりませんが、毎日、
何よりも最強の守護神である聖天様の真言を唱え、
朝の太陽の光を浴びながら、光明真言(こうみょうしんごん)を唱え、
全ての魔を退散させると言う、尊勝仏頂陀羅尼(そんしょうぶっちょうだらに)を唱え、
過去の罪業を全て 消失させると言う、一切如来心秘密全身舎利宝篋印陀羅尼(いっさいにょらいしんひみつぜんしんしゃりほうきょういんだらに)を唱え
大金剛輪陀羅尼(だいこんごうだらに)で、日々の 細かい悪業を滅消し、
消災吉祥陀羅尼(しょうさいきっしょうだらに)を唱えることで自分の頭上が、ぐるぐると回り、それとともに大きな運命の歯車も一緒に回るのを観じ、
阿弥陀如来根本陀羅尼(あみだぶつこんぽんだらに)で、自らの命が尽きた時の為、終活をし、
延命十句観音経(えんめいじゅっくかんのんきょう)と、妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈(みょうほうれんげきょうかんぜおんぼさつふもんぽんげ)で、観音様の大いなる慈悲に触れ気持ち安らかになり、
大悲心陀羅尼を唱えることで、自分の周りにいる、或は、死んだ祖先や、生き別れの子供、死んだことになっている旧友、一切の有情に対する慈悲心を養い、
あらゆる不安、煩悩、欲望、貪瞋痴、一切を、般若心経が滅消してくれます。
そして、この素晴らしい密教を広めた、偉大なる弘法大師に、私の感謝の真言を三遍唱えます。
ありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました
合掌
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