2021年05月18日
念誦中に眠くなったらどうしますか? 仏教信仰入門 FAQ
念誦中に眠くなったらどうしますか?
これは、以前の記事のまとめをまず参照
@まず眠気が真言を唱える前からあり、単なる寝不足によるものか、そうではなく五蘊魔によるものかを判定する。
A単なる寝不足であれば、早寝早起きを心がけ、酒を断ち、仏教的日常に自分の生活を変える。
B五蘊魔による眠気であれば、それが瞑想15分で断てるものか判断する。或は実際に瞑想15分を行う。
C行を重ねるにつけ、宗教的興奮状態を自らの脳から生み出す方法を見つける。具体的には
4-1 真言の唱える速度や音量をあげる。
4-2 座っていれば立ち上がる。
4-3 仏教の映画を見てイメージを作る。
以前の記事のリンク
この記事から三か月が経ち、状況をアップデート
状況を説明する前に,現在の私の状況を説明させていただきます。一番根性のない人間を基準に、考えてみてください。
現在私は在宅勤務をしてますので、まあそういえばかっこいいですが、引きこもりのアルバイトですので、規則正しく生活をすることはある程度可能です。
今は夜は9時に寝て、朝は3時に起きて、4時から6時まで朝の勤行し、また夕方4時から6時まで夜の勤行をしています。(勤行=仏様に御祈り)
勿論お忙しい方は、一日30分でも出来ればと思いますが。
もちろん引きこもりですので、外へ出ることもなく、 あまり体を動かすことはありません。
最初の頃は、朝3時に起きて、聖天様のお供物を準備し、少し寝ないと、なかなかしんどいものがありました。ところが今は、 そういうことはなく、眠気も発生しません。一歩一歩解脱の日が近づいているのでしょうか?
夕方は、朝のようにはいきません。 やはり少しだけでも、寝ないといけません。
ただしこれは以下の条件がまず間違いないと思って見ています。
1 体を横にしないこと
2 15分以上寝ないこと
これを守らないと、眠気は確実に無くなるのですが、頭がぼーっとし、しかもその後夜眠れなくなり、 輪廻転生、因果応報、結局規則正しい生活に影響を及ぼします。
おそらくこの生活を続けていく上で、夕方の眠気もある程度克服できると思っていますが、まだ分かりません。
精進しましょう。
数珠が眠気を祓う役割?
もう一つ最近気づいたことがあります
それは数珠です。よく数珠は108個の玉が連なり、煩悩という百八つの玉を現すなどと申します。煩悩、迷い、 愚痴、
「数珠とは珠の数を連ぬくなり、珠とは我らが心性の珠なり。数とは我等が煩悩の数なり。故に珠をみがきぬれば光あらわる。煩悩をみがけばたちまち成仏す。」
実は、ほんの1ヶ月程前まで、雨宝院の住職様にお聞きするまで、数珠の使い方を分かっておらず、自己流でやっておりました。それを、言われた通りのやり方でやりますと、どうもこれが集中力、眠気の排除に、繋がったように思うのです。
また、実際には真言を2500回唱えるのですが、100を超えると数珠では数えられないので、カウンターを買ってきて、交通量調査のアルバイトよろしく、100毎に、カウントしておりました。ところが YouTube を見ていて、房 についている、弟子珠で数えてもよいということがわかり、やってみたところ、なぜか、沢山唱えるストレスが軽減されたように思うのです。
煩悩、それはつまり、苦しみから生まれ、人を惑わし、疲れ、眠気、飽き、天魔を呼び起こす者なのではないでしょうか?
というわけで、煩悩の苦しみを数珠を使うことで消すことは、お釈迦様もときました。
どうやらこれも、 眠気の対策として大いに使いそうです。
数珠については本を買いましたので、 この FAQ のシリーズでまた解説させていただきます。
合掌
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