2021年04月30日
聖天(歓喜天)様 信仰 5ー10 勤行の手順 戒波羅蜜真言 (三遍)
おん しらだりに ばぎゃばち うんかく そわか
さて、戒波羅蜜真言を唱えるところまで来ました。
すでにいくつかの真言を唱え、自らの穢れを祓い、罪を懴悔し、 菩提心を起こし、如来と一体になることを誓いました。そうですよね そうなんですよね あなたは菩薩になりたいんですよね そしてそこから悟りを得たいのですよね。
となると私たちは今から、菩薩行とは何かを学ばなくてはなりません。
そしてその菩薩行に戒波羅蜜行があるのです。
そもそも菩薩とは何なんでしょうか?
かつて、お釈迦様の お亡くなりになられた後に仏教は分裂し 、大乗仏教、上座部仏教に分かれたのです このことは何れ、また勉強しますが、 仏様の教えを聞いた出家者を声聞、一人で修行して悟った出家者を縁覚、そして出家者だけではなくて在家の衆生も全て救うために悟りを得るのだということで後から発生したグループが大乗仏教で、それが自らをボディーサットヴァ=菩薩と呼びました。
では、文献丸写しをしては申し訳ないので、長い長いスライドを作りました。どうかこれを見て、菩薩行を理解し、その意味を思いながら、戒波羅蜜真言を唱えください。
さていよいよ六波羅蜜行に入ります。以前に聖天様のお供物の話でも説明しています。
夫々に、供養する六道の対象の有情があり、その道をさ迷っている有情を救済します。
また、供物もまた、供養法もまた、各波羅蜜で割り当てられています。
何に供養し、何のために供養し、何の行をするのか実にシンプルですね?
これで、戒波羅蜜真言のページは終わりです。
お疲れ様でした。
あなたは菩薩になりました!
合掌
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