2021年04月26日
聖天(歓喜天)様 信仰 5ー9 勤行の手順 三摩耶戒真言 (三遍)
おん さんまや さとばん
「汝は如来なり」
さて発菩提心真言の後は三摩耶戒真言を唱えます。この辺で唱える真言は全て戒律というものに基づいているようですが、それは別の項で説明をします。何はともあれ。、我々は今からこれで菩提心を起こしそして今から、如来と一体になる誓いを立てます。
以前に五分法身を塗香を塗る時に念じますと書きました。
その中で定という言葉がありました。 また八正道で正定という言葉がありました。 それらは心を落ち着けて そして如来と一体になっていくという意味で同様となります。サマティというと、ある国では「落ち着く」という意味です。嫉妬に狂っている気の短い女性に「サマティを持て」といって説得するわけです。
また、これは普賢菩薩の真言と同一です。
三昧とも言います。 ゴルフが好きな人はゴルフ三昧。 麻雀が好きな人は麻雀三昧。 そういう好きなことをとにかく徹底的にやるというような、それを心行くまで楽しんでやるというような意味で使われますが、これは仏教軽視の歴史の中で派生された言葉のように思われます。
真言をたくさん唱えていくと何ともいわれぬ幸せな思いがしてくる時があります。
連続して唱えた時生ずる、独特の快楽。如来と一体になった時、その清浄な快楽が生まれるのでしょうか?
合掌
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