2021年04月19日
三帰依文
自ら仏に帰依したてまつる
正に願わくば衆生と共に、大道を体解して無上意を起こさん
仏教は奥が深い。
感情に流されず、冷静に人間を見つめ、的確な普遍性を見出し指摘する。
しかも、自分は最悪の状況ではないと疑わない愚か者には、目が覚めた頭に冷水をかぶせビシビシと真理を指摘する恐ろしい宗教だ。
愛すらも、仏教の前では克服すべき感情だ。
しかも、お釈迦さまはこの教えを文書に書いたわけではない。
お弟子が記憶を辿って書いて、そこから今日に至るまで、派生と飛躍と、論理の展開を生み出し、そこに緩みがない。
小乗、大乗と分かれても、仏教の名前から分かれることはない。
そして、衆生を救う様々な方便も具備しておられる。
仏教を学び進めれば、それを知らない人を見下すような智恵もつくに違いない。
だから次の言葉を仏法僧に毎日唱えるのです。
大道を体解して無上意を起こさん。
大衆を統理して一切無碍ならん。
仏教は人をやりこめるための呪術呪法ではない。
仏様のおおいなる慈悲の教えです。
合掌
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