2018年04月14日
『珍しくアタリです!マニアック過ぎるけど・・・』The Tao of Teaのシルバーストライプは超好み!
長いので簡単に
○日本では扱って無さそうなレア茶葉
○ボディが強く、超マイルド
○老木をイメージするほどに高い凝縮感
○私は超好み
紅茶好きの友人に飲ませたら、割と反応無しなのでショック。
武夷山野生紅茶を飲んだ後だったからなのか、
青山ティーファクトリー好きにスリランカのお茶を飲ませたのが、
そもそも悪手だったのか・・・ちぇっ
でも、私はこのお茶が大好きです。
The Tao of Teaのお茶は度々購入していますが、
これまでの飲んだThe Tao of Teaのお茶の中で、
分山包種(あれはズルいレベル)を除いて最も秀逸でした。
久方ぶりにThe Tao of Teaを購入して良かった、と思いました。
大概が中の上から上の下な感じのThe Tao of Tea
即ち水分補給にしては上等で、
茶を楽しむには心もとないレベルでした。
しかしながら、このシルバーストライプ・・・
こちらは上の中、他の事は全部うっちゃって、
ただ、お茶を飲む事に集中したくなる品質でした。
良い・・・
ラベル写真と実物は大きく異なります。
質の悪い白茶か、間違えた黄茶のようなラベル写真ですが、
実物は高発酵で黒光りしているような茶葉でした。
良い意味でラベル詐欺です。なんだこれ?
生産地について
スリランカのルフナ地方、Akuressa村だそうです。
割と製茶工場がいっぱいあるのでお茶の生産は盛んです。
日本語では情報がほとんどでてきませんが・・・
ちなみにルフナ地方の最高級品はアラブ原油マネーで買い占められて、
お値段が危険なことになっているようです。
そんなわけであんまり日本でルフナの高級品はみかけないので、
Akuressa村のお茶自体がレアだと思います。
多分、製茶工場を持たない小さな農園じゃないかな?
ディンブラとかのがとっつきやすいしね。
他のお茶の産地とは違い、
スリランカの最高のお茶は海岸近くの低地で栽培、
と、商品説明にあります。
オイルマネーの効果以外にも、
ルフナのお茶は生産地であるスリランカでは主流です。
つまり、お値段が高いのは品質も伴っているのでしょう。
・・・低地で高品質なお茶ってあんまり聞かないので新鮮です。
台湾の高山茶やダージリン、
シャングリラ農園、
岩茶やウートンタンソウなど
確かに高級品は高地で栽培されていることが多いです。
そんな、低地という栽培環境にも関わらず、
このお茶には他の銘茶同様に圧倒的な凝縮感が感じられます。
・・・成長が早い環境にて茶の樹が早く年をとり、
老樹となったのでしょうか?
剪定して収穫量をあえて減らす事で栄養分を濃縮させるような、
ワイン造りの技術を使ったかのような、異常な凝縮感です。
力強い茶葉から生じたこの濃厚なボディ感がたまらない。。
写真です。
ラベル詐欺です。
茶葉の実物は緑茶の上等品のように、茶葉の強さから色濃く光ります。
写真詐欺です、カメラ素人の私には上手く伝えられていないでしょう。
発酵度の高さと濃密な葉のチカラ、そして仕上げの繊細さ・・・
外観で判断するのは時にリスクを負いますが、
こちらは茶葉の実直な造りが素直に見た目に表れたようです。
飲んだ感想
入れる前に茶葉の香りを嗅ぎ、
『ヤベエのキタ!』
と、率直に思いました。
香りには良い意味で洗練されたバランスがありません。
顧客や市場における高付加価値を狙ったような技術が無く、
ただ自分の手元にある材料を活かすために培われた、
自然さ、泥臭さが昇華された複雑さで蠱惑的な香りがします。
力強く、ある意味雑然と混沌と、そして飾らない自然さで、
訪れた事の無い生命力溢れるスリランカが目の前に広がるようです。
粗糖だの黒糖だのブラックチェリーにダークフルーツ?
ソムリエのように要素に分解して表現するには私の能力が足りません。
ただ、力強く、大人数の合唱のように香りの重奏がありました。
淹れ方は?
個人的には中国茶のように淹れるのをオススメします。
濃厚に淹れたのをチビチビ啜りたい。
低品質の茶葉を濃厚に淹れると飲めたものではありませんが、
高品質の茶葉を濃厚に淹れると、
茶葉が液体と化して身体に染み込むように感じます。
また、インパクトが違いますし、
ワインの香りを楽しむためのワイングラスのように、
口中の香りとは異なる鼻で楽しむ香りを十全に楽しめます。
温度変化による芳香の偏移を楽しむのも一興です。
飲んでみて?
こちらはルフナの特徴なのか、香りはさほど立ちませんが、
とにかくボデイがすごい。
力士がどすこい言いながら襲い掛かるような力強さ。
ポットに淹れたまま忘れてた時があったのですが、
むしろ長時間抽出もありでは?と思うような、
トロンとした口当たりで新たな魅力を発見したくらい。
この圧倒的なボディでマイルドな渋みとべっこう飴のような甘さが、
厚く包み込まれて一体化し、喉を通り胃に染み込んでいくんです。
ただ単に収斂するような刺激ではなく、
高品質のワインのように芳醇な重厚感があるんです。
その風味たるや緊張でガチガチに硬くなった肩が、
温泉に入りほぐれていくような、強制リラックス感を覚えるほど。
ミルクいれる気がおきない。
いや、入れたらそれはそれで美味しいのでしょうが・・・
純粋なまま楽しみたい味わいですわ。
軽快で澄み切った高級茶とは、また異なる魅力の茶葉です。
魅力を伝えられた気がしないです、もう、飲むヨロシ!
The Tao of Tea, スリランカの紅茶, シルバーストライプ,115g
缶入り1200円くらい
大満足でした。
すごい言語化しにくいけど、私は大好き!
The Tao of Tea, シルバーストライプiherb販売ページへっ!
○日本では扱って無さそうなレア茶葉
○ボディが強く、超マイルド
○老木をイメージするほどに高い凝縮感
○私は超好み
紅茶好きの友人に飲ませたら、割と反応無しなのでショック。
武夷山野生紅茶を飲んだ後だったからなのか、
青山ティーファクトリー好きにスリランカのお茶を飲ませたのが、
そもそも悪手だったのか・・・ちぇっ
でも、私はこのお茶が大好きです。
The Tao of Teaのお茶は度々購入していますが、
これまでの飲んだThe Tao of Teaのお茶の中で、
分山包種(あれはズルいレベル)を除いて最も秀逸でした。
久方ぶりにThe Tao of Teaを購入して良かった、と思いました。
大概が中の上から上の下な感じのThe Tao of Tea
即ち水分補給にしては上等で、
茶を楽しむには心もとないレベルでした。
しかしながら、このシルバーストライプ・・・
こちらは上の中、他の事は全部うっちゃって、
ただ、お茶を飲む事に集中したくなる品質でした。
良い・・・
ラベル写真と実物は大きく異なります。
質の悪い白茶か、間違えた黄茶のようなラベル写真ですが、
実物は高発酵で黒光りしているような茶葉でした。
良い意味でラベル詐欺です。なんだこれ?
生産地について
スリランカのルフナ地方、Akuressa村だそうです。
割と製茶工場がいっぱいあるのでお茶の生産は盛んです。
日本語では情報がほとんどでてきませんが・・・
ちなみにルフナ地方の最高級品はアラブ原油マネーで買い占められて、
お値段が危険なことになっているようです。
そんなわけであんまり日本でルフナの高級品はみかけないので、
Akuressa村のお茶自体がレアだと思います。
多分、製茶工場を持たない小さな農園じゃないかな?
ディンブラとかのがとっつきやすいしね。
他のお茶の産地とは違い、
スリランカの最高のお茶は海岸近くの低地で栽培、
と、商品説明にあります。
オイルマネーの効果以外にも、
ルフナのお茶は生産地であるスリランカでは主流です。
つまり、お値段が高いのは品質も伴っているのでしょう。
・・・低地で高品質なお茶ってあんまり聞かないので新鮮です。
台湾の高山茶やダージリン、
シャングリラ農園、
岩茶やウートンタンソウなど
確かに高級品は高地で栽培されていることが多いです。
そんな、低地という栽培環境にも関わらず、
このお茶には他の銘茶同様に圧倒的な凝縮感が感じられます。
・・・成長が早い環境にて茶の樹が早く年をとり、
老樹となったのでしょうか?
剪定して収穫量をあえて減らす事で栄養分を濃縮させるような、
ワイン造りの技術を使ったかのような、異常な凝縮感です。
力強い茶葉から生じたこの濃厚なボディ感がたまらない。。
写真です。
ラベル詐欺です。
茶葉の実物は緑茶の上等品のように、茶葉の強さから色濃く光ります。
写真詐欺です、カメラ素人の私には上手く伝えられていないでしょう。
発酵度の高さと濃密な葉のチカラ、そして仕上げの繊細さ・・・
外観で判断するのは時にリスクを負いますが、
こちらは茶葉の実直な造りが素直に見た目に表れたようです。
飲んだ感想
入れる前に茶葉の香りを嗅ぎ、
『ヤベエのキタ!』
と、率直に思いました。
香りには良い意味で洗練されたバランスがありません。
顧客や市場における高付加価値を狙ったような技術が無く、
ただ自分の手元にある材料を活かすために培われた、
自然さ、泥臭さが昇華された複雑さで蠱惑的な香りがします。
力強く、ある意味雑然と混沌と、そして飾らない自然さで、
訪れた事の無い生命力溢れるスリランカが目の前に広がるようです。
粗糖だの黒糖だのブラックチェリーにダークフルーツ?
ソムリエのように要素に分解して表現するには私の能力が足りません。
ただ、力強く、大人数の合唱のように香りの重奏がありました。
淹れ方は?
個人的には中国茶のように淹れるのをオススメします。
濃厚に淹れたのをチビチビ啜りたい。
低品質の茶葉を濃厚に淹れると飲めたものではありませんが、
高品質の茶葉を濃厚に淹れると、
茶葉が液体と化して身体に染み込むように感じます。
また、インパクトが違いますし、
ワインの香りを楽しむためのワイングラスのように、
口中の香りとは異なる鼻で楽しむ香りを十全に楽しめます。
温度変化による芳香の偏移を楽しむのも一興です。
飲んでみて?
こちらはルフナの特徴なのか、香りはさほど立ちませんが、
とにかくボデイがすごい。
力士がどすこい言いながら襲い掛かるような力強さ。
ポットに淹れたまま忘れてた時があったのですが、
むしろ長時間抽出もありでは?と思うような、
トロンとした口当たりで新たな魅力を発見したくらい。
この圧倒的なボディでマイルドな渋みとべっこう飴のような甘さが、
厚く包み込まれて一体化し、喉を通り胃に染み込んでいくんです。
ただ単に収斂するような刺激ではなく、
高品質のワインのように芳醇な重厚感があるんです。
その風味たるや緊張でガチガチに硬くなった肩が、
温泉に入りほぐれていくような、強制リラックス感を覚えるほど。
ミルクいれる気がおきない。
いや、入れたらそれはそれで美味しいのでしょうが・・・
純粋なまま楽しみたい味わいですわ。
軽快で澄み切った高級茶とは、また異なる魅力の茶葉です。
魅力を伝えられた気がしないです、もう、飲むヨロシ!
The Tao of Tea, スリランカの紅茶, シルバーストライプ,115g
缶入り1200円くらい
大満足でした。
すごい言語化しにくいけど、私は大好き!
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