2019年07月24日
ICF-11B 1970年発売 昭和45年 最優秀新人賞 もう恋なのか/にしきのあきらさん
ICF-11は、型式名が"ICF-xxx"となった初めての機種です。名機にこそ与えられる、皆さんも良くご存知のICFをシリーズ化し主力機種として市場に投入した初めてのラジオだったんです。そして、FET(電界効果型トランジスタ)のラジオへの採用は初めての事でした。 デザインもシンプルで結構カッコ良いので気に入っております。特にダイヤルスケールが従来の指針移動方式から、「指針固定で周波数のプリントされたフィルムが動く」タイプになりました。この方法は以後スカイセンサー等のBCLラジオに多く用いられる事となりました。ICF-11が発売されてからおよそ1年後の昭和45年3月、ブラック塗装を身に纏った「ソリッドステートIC11ブラック」が発売されました。それがこのモデルです。
性能や内部回路等はシルバーモデルと同等でしたが、スピーカ等、各種部品の一部を新しい設計としていたようです。
音質を微調整できるダイアルも付いており、好みの音質に変えられます。
シンプルなデザインもさることながら音質にもこだわった、ソニーらしい、正に昭和の名機です。
スカイセンサーより一回り小さくて、持ち運びも便利です!
当時はまだまだ高度経済成長真っ只中にあり、日本万国博覧会が1970年3月14日から9月13日までの183日間、大阪府吹田市の千里丘陵で開催されました。今は万博記念公園となっており、休日は家族連れ、カップルで賑わっております。
また、日本における最初の航空機ハイジャック事件であり、日本赤軍が起こしたよど号ハイジャック事件もこの年起きましたねー!
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