2024年11月11日
大手企業はリストラ、中小企業は人手不足
2021年の新型コロナが原因で有名な大手企業やグループ会社がリストラを慣行したり、
支店や営業所、工場を閉鎖した記事は2023年ごろまで続いた。
先日はある自動車大手が9000人のリストラを発表した。
昨年、新型コロナが5類への移行で、社会的に少しづつ、新型コロナからの警戒感が解けて景気も上向くと見えたが
インバウンドは確かにここ2年で大きく改善したが、国内産業の不振は大手有名企業でのリストラの発表で
不景気であることを知ることができる。
昨年から今年にかけて、誰もが知る大手家電メーカー数社、大手製薬会社数社、大手化粧品会社など大規模なリストラを行っている。
年齢的に45歳以上のリストラで人数が600人から1000人規模である。
大手企業でも年齢を経てもそれなりに生産能力が高い人材など、稼げる人材であればリストラする必要があ内と考える。
ただ、大手企業というのは海外企業との競争にさらされ、海外企業との価格と品質の競争に負けると
国内での工場の閉鎖や事業撤退などで大規模なリストラを行わないと会社の経営が成り立たない。
このような理由で能力の有無だけでなく、仕事を失う人が増加している。
企業の数からして、日本では99%が中小企業だが、中小企業は人手不足だという話が多い。
私も経験があるが、大手企業と中小企業とでは賃金体系をはじめ、いろんな面で雲泥の差がある。
私は今、中小企業で働いているが、大手企業で働いていたころのプライドが邪魔してなかなか中小企業になじむのに年数を要した。
中小企業では今自分が何ができるかが問われる。
生きるために安い給与でも我慢してやれるようになるために、自分を納得させるために年数が必要だった。
近年、有名な大手企業で特に中高年を対象に大規模なリストラが行われているが、
大卒者や大手企業をリストラまたは希望退職した人が再就職して給与を得るためには
プライドを捨てた言動ができるようになることが大切だと自分の経験で思う。
採用する企業からすれば、過去にどのような実績があろうが、
今、自分が手仕事として何をして会社に利益をもたらすことができるかが問われる。
私も、厳しい就職活動の中で、くやしい、つらい思うを何度もした。
一言いうなら、大手企業では人手が余っている。
中小企業は若者が入職せず人手不足であるのだから、人手不足のニーズがある中小企業に入るのも手だと思う。
リストラ情報で介護福祉業界、建設業界でリストラをしている会社はない。
その逆で、人手不足で常に募集をしている。