COCOWINE

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さて、ついに栄光の三日間も終わりを告げ、とっても素敵だったBeauneのホテルから移動して来ました

Beauneから今度はまたDijionに移動し、あとはまったりフランス観光ということで、Dijionの街をブラブラしてきました
まあ、フランス観光といっても、特に観光名所に興味があるわけでもないから、ただただフランスワインを飲むということになるのだけれど。笑

ちなみにDijionの中心地はこんな感じ😀

ちょっとした凱旋門があって、これは何かイベント会場設営中かな？
こじんまりとしていて雰囲気のとても良い街でした
さて、先日フランスのスーパーの１つ、Casinoを紹介しましたが、もう１つのお気に入りスーパー、Monoprix に行ってワインを買ってきました！本日のワインはこちら[]‍♀️

SANTENAY
1 er cru grand clos rousseau
Prosper Maufoux
2013
Monoprixで25€くらい


ラズベリー、ブラックベリー、フレッシュな果実のニュアンスもありながら、熟した黒い果実のニュアンスもある。香りはそんなに広がる感じじゃなくて、どちらかというと質素な感じ。

うーん、美味しいけど結構渋め。固いかと思って2時間くらい開けてみたけどあんまり変わらないなー、タンニンがしっかりしていて、昨日飲んだ柔らかで繊細なピノとはまた違って、がっしりと力強い印象！渋いかなー？？
ただ、ステーキとか癖のあるチーズとかとも相性が良さそうな、芯がしっかりしたピノ・ノワール！

結局1人で飲みきれず、もしかしてと思い翌日の朝にまた残っていたのを飲んでみたけど、前日と特段変化を感じず🤔
SANTENAYといっても無数にあるからなんとも一本だけ飲んだだけじゃ判断できない

美味しいワインを見つけるのは確かに嬉しいけど、現地のスーパーマーケットに行って、陳列されているワインたちを見て歩くのは同じくらい楽しいなと思った

街中にワインのお店やマスタードのお店、美味しそうなパン屋さんが沢山あって、本当にディジョンは素敵な街だ️

さて今回はワインではなく、ボーヌワイン祭り2日目に行われたワインマラソンでの出来事を紹介します

昨年からこのマラソンのことを知ってはいたけど、昨年は参加せず今回が初めての参加となりました😀

事前に詳細情報を色々調べてはみたものの、あまり情報が載ってなくて調べようがなかったから、とりあえず参加してみることに！
コースは２つ選べて、下の画像の青色の10キロコースと赤色の20キロコース！



20キロだとボーヌを出発してポマール、ヴォルネイ、ムルソーあたりまで、ぶどうの畑を見ながら走るコース！

とりあえず20キロなんて走れる気がしなかったので、まったり10キロコースにチャレンジ
給水所でワインが飲めるって聞いてたから、それが楽しみで仕方なかった

スタート地点には大勢の人が！


それでは出発！‍♀️

コースは本当にぶどうの畑の中を走るようなコースで、とにかく一面ぶどう畑
実はなっていないものの、見渡す限りのぶどう畑を見るのは本当に楽しかった

どこまでも続いてる〜！
こんなところを走れるなんて夢のようだった

そして、待ちに待った給水所に到着！！

ちょっと分かりづらいけど、この樽の上に赤白ワインがたくさん置いてあって、自由に飲めるようになってる表情泣き笑いもちろん、お水やお菓子、ちょっとした軽食みたいなのもあって、沢山の人が応援に駆けつけてる感じ😀

せっかくなので赤白両方いただいて、次の給水所を目指して再スタート！

10キロコースだと給水所は二箇所らしいので、しっかりとワインをいただいて、ちょっとほろ酔いながらに走ってた

途中で通過したVolnayで記念に一枚
ちょっと曇り気味だったけど、この時の気温はなかなか低くて、走ってないと寒くて凍えそうになる感じ☃️

さて、平和なはずのマラソンの、事の異変に気が付き始めたのはこの辺りから、、、

楽しくマイペースに走っていたけど、どうも周りのランナー達がかなりハイペースで、明らかにマラソン慣れしてる人たちばかりの印象🙁
歩いたり走ったりしてるのは私くらいだし、みんな熱心だなーと思いながら、ようやく10キロ地点の手前に到着！

ここがゴールのはずなのに、「10キロ」って書いてある標識が全然ゴールっぽくなくて、しかもゴールの直前で2回目の給水所登場！
まあ最後にワインを楽しめってことかー！と解釈して、またしても赤白両方いただきました

ここからしばらく走ると、なんと現れたのは11キロ地点を示す標識。

…………………………。

これは20キロコースだ、、、

時すでに遅しとはまさにこの事。
ここから戻ろうと進もうと結局あと10キロ走らなければいけない。
多分コースの分岐地点で、標識のフランス語が読めなかったばっかりに、20キロコースに来てしまった模様、、、

既に足と体力に限界が来ていたのでリタイアも考えたけど、お金も持ってきてないから電車にもバスにも乗れないし、自分の足で帰るしか方法はなかった。笑

そしてここは畑の真ん中。ランナーはいるにしても、脱落者みたいな人は全然いなくて、口が裂けても脱落したいなんて言えなかった。しかもフランス語も話せないからもうお手上げ状態🤷‍♀️

今まで歩いたり写真撮りながらだらだら走っていたのが嘘かのように、ここから全身全霊の猛ダッシュ！
こんなに走る気もなかったから、履いていた靴は念入りに洗った真っ白なコンバース星︎笑
コンクリートの衝撃をダイレクトに受けながら走ること2時間46分、今にも死にそうになりながらようやくゴールに到着。。。

最初、美しい景色に見えていたぶどう畑が、最後は地獄絵図にすら見えた、、、
ぶどう畑の真ん中で一生を終えるのかと本気で思った瞬間だった。笑

この後、バスケ時代に疲労骨折していた足の甲の痛みがぶり返し、２週間以上経った今でも痛みと戦っている状態
本当に生きて帰れて良かったの一言。笑

まさかフランスでこんな命がけのチャレンジをするとは思っていなかったけど、今思うといい思い出！
2時間46分かけて、無事に20キロを走り切ってきました！

ただ、もう絶対に20キロはやらない！！！笑

Beaune祭りも2日目(11月16日)となり、街の雰囲気や、どこに何の店があって何を売っているかも、プロフェッショナル並みに分かってきたこの頃。笑

美味しいブルゴーニュ ピノ・ノワールを求め、毎日とにかく飲み続ける日々
そんな中、BEAUNEの中心にある試飲会場で出していたワインで、かなり気に入った美味しいピノ・ノワールを発見したので、こちらを紹介！！
個人的には、ピノの華やかさと妖艶さがとっても感じられる一本だったので、かなりオススメ！

CORTON VERGENNES
GRAND CRU
JACOB FREREBEAU
2017
Beauneの試飲会場で54€


開けたてからカシス、ドライフルーツ、ドライフラワーを感じさせる少し懐かしい印象を持った香り！オークやチョコレートのニュアンスもあるけどそこまで強くはなく、フレッシュでありながらも凝縮感のある果実香が強い。
ノストラジックな感じとでも言うのかなー、ちょっと懐かしさを感じる香り。色合いもエッジが少しオレンジがかっている

フレッシュな果実な味もするけど丸みもあり、タンニン少なめだか複雑味がある！ミディアムボディ！かなり美味しい！

おおおお！ミディアムボディだけど骨格と味わいがしっかりしていて、角が全くない！丸い！！
ブルゴーニュに来てから色々なピノを飲んだけど、この一本が一番美味しいと思った！！
もちろん好みもあるんだけど、一番華やかな香りと味わいで、グラスに入れた瞬間から果実と華の香りがブワーッと広がっていった！
味わいも、上に書いたように、華やかさと丸みがあり、骨格もしっかりしていて、でも繊細で、なんともバランスのとれたピノだと思った！！

お土産用と自分で飲む用で、結局2本購入表情泣き笑い
いやー飲むのがもったいない！いつ飲もうか

とっても素敵な一本に出会えたので、本当に満足の1日でした

前回Romanée-Contiについてアップしましたが、その際に訪れた、Romanée-Conti近くのワインショップで購入したワインを紹介します

GEVREY CHAMBERTIN
2016
PERNOT PERE&FILS
ワインショップで25€くらいだったかな？


ミーハーと言われてしまうかもしれませんが、やっぱり名前で気になって買ってしまった笑

試飲させてくれたワインショップで、開けてすぐ飲める早飲みワインで何かオススメがあるか聞いてみたところ、こちらが候補の１つだったので、値段もお手頃だった為購入！
試飲ではこちらは飲まなかったので、ホテルに帰ってからのお楽しみでした😀

香りは、ラズベリー、ブラックベリー、熟したストロベリー、ちょっと土っぽいニュアンスもある。
すっごい華やかな香りが広がるというよりかは、落ち着きのある感じのアロマ。
味わいは、酸味がしっかりしていて、果実味ももちろん感じられるけど、うーん、早飲みとは言っていたけど、ちょっとまだ固いかなー？という印象。気温が低かったのもあったので、少し時間をかけてゆっくりと変化を見てみたけど、最初の印象からはあまり変わらず🙁
温度が上がってくると、cooked fruits やprune の印象も出てきたけど、基本的にはピノらしいフレッシュさがベースで、木や土など、落ち着いた香りが感じられるようなワイン。

もちろん美味しかったけど、そこまで感動するようなピノではなかったかなというのが正直なところ🤔
もしかしたら開けるのが早すぎたのか、寝かせるべきだったのか、この味わいが元々の味わいなのか、、、謎は深まるばかり笑

考えても仕方ないので、引き続き色々飲んで自分なりに検証するしかないかな

ではまた次回

さて、本日(11月14日)はこの旅行のビックイベントの１つ、
Romanée-Contiを訪れて来ました！！！

ワイン好きなら誰でも一度は飲んでみたいと思うであろうRomanée-Conti
今回このブログに、Romanée-Contiを飲んだのでテイスティングコメントします！！
って書けたら良かったけど、まあ人生そんなにうまくはいかない。笑
そんな費用も持ち合わせていないため、今回は畑だけでもぜひ訪れようと決め、行ってきましたー！

Nuits Saint George 駅から歩いて1時間？くらいだったかな？かけてVosne-Romanée の畑まで行ってきました
途中の道も、とにかく一面ぶどう畑で本当に素敵だった

こんな地図を途中で見ながら、見づらいけど私がこの時いたのは地図上真ん中あたりの赤い丸のところ！
周りが全て有名畑ばかりで、本当に嬉しすぎて気絶しそうだったww

目的地のRomanée-Contiももうすぐそこ！！

じゃーーーーん！
ついに！ついに！！！！！
この十字架の写真を撮ることを三年前からずっと夢見ていた
感動で言葉が出なかった

少し見にくいけど、ちゃんとRomanée-Contiの名前が書かれた石もありました


十字架と並んで写真を撮ることもできたので満足です
ちょうどこの近くにデグスタシオン(試飲)させてもらえる場所があったので、そちらのセラーに立ち寄り、Romanée-Contiではないけど、ワインを一本購入してきました😀

ここのセラー、とにかく試飲の量が半端なく多かったww
私としてはとっても嬉しかったけど、1種類ずつが普通にグラス一杯分くらいあったので、店を出る頃にはほろ酔いに仕上がってました

購入したワインについては次回紹介

さてさて、BEAUNEでの生活にも少し慣れて来て、個人的にお気に入りのフランスのスーパー、Casino で本日（11月13日）もワインを購入しました😀

タイトルの通り、本日はSaint-Émilionのワイン！
何のワインが一番好き？と聞かれた時、本当にこれは答えづらい質問だけど、個人的に今までで一番感動したワインがSaint-Émilionのシャトーパヴィーなので、どうしてもこの地域の味わいが気になってしまう表情泣き笑いバーカクテル

丁度近くのスーパーで見つけたので、試しに買ってみることに

Saint-Emilion Grand cru

重厚感、ドライイチジク、Charred wood 、sweet spice 、cedar 、燻製、肉などのニュアンス。
非常に重厚感がある！！骨太な感じで、少しオーストラリアシラーズのニュアンスも感じられるんだけど、全然違う味わいでもっと繊細というか、果実味たっぷりなんだけどもっとシックなかんじかなー。
開けたては、まだまだポテンシャルもありそうなミステリアスな感じ。

あーーおいしい。不思議さもあって、どうなるかもわからないこの不安定さがまた魅力的。
このクオリティのワインがすぐそこのスーパーで買えるっていうのは本当に理想的すぎる🤣
やっぱりこのワインを飲むと、本格的にワインを飲み始めたあの頃を思い出すなあ

思い出に残るワインを飲むと、どんなに昔でも飲んだ時の情景とか思い浮かんできて、それに浸るのも本当に幸せな時間

これの値段は忘れてしまったーー、
やっぱり酔う前にちゃんと情報書いておくべきと反省。笑

次回から細かくアップしよう🤣

すっかり更新が遅くなってしまいました！

先月の話になってしまいますが、11月5日に、約11ヶ月いたオーストラリアにお別れを告げ、日本に戻ってきました！！

いやーー本当にあっという間だった
思い返せば最初から最後までワインの旅だったなあ🤣
本当にたくさんのワインと出会えて、現地でしか感じられないワインの良さも自分なりに少しは吸収できたのかなーと思います。
ワインを通じての新しい人々との出会いもあり、最高に充実した日々を送ることができました

英語でWSETにチャレンジできたこともすごく貴重な思い出ぴかぴかあれから時間も空いて、知識が抜け始めている気もするので、引き続き勉強頑張ろうと思います


そして11月12日からは、かねてより楽しみにしていたフランスブルゴーニュへ行ってきました！！
滞在の目的はもちろん、栄光の三日間！ブルゴーニュワイン祭り
とっても素敵なワインとの出会いもあったので、その時のワインをいくつか紹介しますー！
本当に毎日ワインを飲んでいた🤣



CHAMBOLLE MUSIGNEY
BOUCHARD PERE & FILS
Beauneのスーパーで30€くらいだったかな？
さて、一本目はいきなりの!!!!
CHAMBOLLE MUSIGNEY
私は滞在期間のほとんどをBEAUNEの中心地で過ごしていたのですが、近くのスーパーがとっても面白くて毎日通っていました🤣
なんといってもワインの品揃え！！

ブルゴーニュ地方のワインはもちろん多いんですが、フランス各地の有名ワインがスーパーでめちゃめちゃ売っている！！！！
感動しすぎてしばらく売り場から目が離せなかった🤣

さてそんな感じで、まずはこの
CHAMBOLLE MUSIGNEYのテイスティングコメント！

香りがピノっぽくもあり、イタリアワインのような黒糖やチョコレートのようなニュアンスがある。味わいはフレッシュで酸味の強さがありながらも力強さのある味わい。
繊細で華やかなピノというよりは、しっかりとした骨格を持った少し力強さを感じられるピノブドウ
開けたてはなかなか固かったかな？気温が低かったのもあるけど、少しおいた方がしなやかさが増して良いと感じた！
あとは、2年くらい熟成させてからでももっと香りの特徴が出てくるんじゃないかという気もした。

まさかスーパーでいきなりこのワインを買えるなんて🤔
ただやはり、同じCHAMBOLLE MUSIGNEYでも、生産者やヴィンテージが違うものが大量にあるため、どれがどういう味わいなのかとかは実際飲んでみないとわからないわけで、選ぶのもなかなか難しかった🙁

なるべく多くのフランスワインを現地で飲んで、その特徴とかを掴めたらいいなーと思った1日目でした