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2019年09月16日

「Sensual」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
※一作目の高校時代の作品を受けて書いた作品を「無意味な言葉が僕の翼になる」に載せたもので、日付は載せたときのものです
※二作目以降は大学時代の作品










Sensual
posted by samanyanko at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | other

2019年09月08日

「ごちゃごちゃ」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月10日投稿。











「no-title」

もっと素直に歌えたら
貴方は離れていかなかったかな
もっと素直に歌えていたら
貴方は私を受け入れてくれたかな
考えても、答えはただ、貴方の中だけに

もしかして
考えること自体
おこがましいのかもね




「no-title」

時々自分が生きてる理由が解らなくなる
必要ないのに、どうしてまだ生きてるんだろう
そう考えた時、ふと答えが頭をよぎる
死にたくないからだ、と




「no-title」

独りだった
それでも、世界はこんなに眩しかった

君が隣にいたらなぁ




「no-title」

自ら目指した未来さえ、吹きすさぶ風を前には勝てなくて
その声は、その、祈りは、
ただ、一陣の荒ぶりの前では無力だった
嗚呼、この世界はかくも生き難く、かくも美しい




「no-title」

君からも現実からも、逃げてはいけなかったのに
僕は逃げてしまった
自分という存在のために




「no-title」

伝えたかった言葉より、伝わった言葉が激し過ぎて
伝えたかった感情より、伝わった感情が苦しすぎて
伝えたかった温もりより、伝わった温もりが切なくて
ねぇ、だからこそ、愛してみたいと思ったんだよ




「no-title」

空は晴れているのに、雨音が聞こえるのは何故?
君は濡れているのに、僕が乾いているのは何故?

空は泣いているのに、人が笑っているのは何故?
君は乾いているのに、僕が濡れているのは何故?




「no-title」

それは、紅く、腑を引き裂いたナイフ
君はもう、涙を流さない
僕はもう、この世にいない




「no-title」

最期を詠う時は 僕にそっと寄り掛かって
君の流す涙なら 僕は全部飲み干すから




「no-title」

歌いきることができないなら歌わなければいいと
君は、寂しい瞳で言うんだね
でも、気付いて
歌いきることができないから
僕は、このやるせなさを、君に歌ってしまうんだよ




「no-title」

泣くこともできたけど
そうすると
悲劇のヒロインぶってるみたいで

自分の黒さを知っているから
泣いちゃう自分が愚かに思える
よりかかれる場所が あったらなぁ




「no-title」

曝け出したのは躰じゃなく本音だったのに
嗤ってかわされ
貴方は一体何が欲しいの?
言葉を聞かずむしゃぶりついて
それのどこが愉しいの?
答えを聞きたいわけじゃない
だって、ほら、
私ダッテ、求メテル――




「no-title」

やりたい何かをやりたくて
そうして辿り着いた場所だったけど
たった一つの過ちが
自分の居場所を揺るがしてるよ
ここに居ていい?
こんな私の居場所はあるの?
「存在していい」
誰かにそう、言われたかった




「no-title」

二人の関係にもしも理由(わけ)が要るなら
僕が捜すから、君はそこで待っていて
二人の絆にもしも理由(わけ)が要るなら
君が捜してきて、僕はここで待っている




「no-title」

今の僕に言葉はない
ただ、音に合わせて虚しく囀るだけ
いっそ飛ぶことができたなら
世界の果てまで見下すことができるのにね、と
君は僕を嗤うだろうか
唄いたかったんだ
君の音に合わせて
ただ、唄いたかったんだ
囀るだけでは、君に愛は届かないから




「no-title」

型にはめて決めてしまえば忘れることないと勘違いしている
そんな勘違いを重ねていって
雁字搦めになって行き着く先は
誰の元でもないと
解っていたのに
解っていたのに……




「no-title」

知っているはずの、知らない側面を見たら
怖くなって、怖くなって
必死で知っている何かを探そうとする
最初から
全てを知っている必要なんてないのにね
知らないことが、こんなに怖いなんて、さ




「no-title」

ふっ、として
はっ、として
唄いたくなった時に
もう君はいないんだからね




「no-title」

何もかもなんて出来ないから
仕方ないから捨てていく
最初に決めたものよりも
上出来、それが出来たとしても
最初に決めたそれだけは、何とか守ってみたいから
新しい、から捨てていく
新しいから捨てるとか
古いから残すとか
そんな下らない基準じゃなくて
全て残してやればいいのにね




「no-title」

彼女が何をしたかったのか
残念ながら、解るので
まぁ、頑張れ
心の中で、言っておく




「no-title」

キミの気持ちは分からないけど
キミの態度は分かるから
一つだけ言っておく
世の中、そんなに甘くはないぜ




「no-title」

寒い
ここは寒すぎる
だけど
動けない
今までのツケが回ってきたんだと
心のどこかで諦めていたんだ




「no-title」

貪っていた
他人の家で
グレープフルーツにむしゃぶりつきながら
詩という名の心の叫びを
貪っていた
貪り食っていた
そうすれば、
貪った叫びの分だけ自分も叫べる気がして
それは
気のせいでしかなかったけど




「no-title」

誰かのゲームに口を出して
それが最良の選択だと決め付けて
いい気になっていた
そうすることで保っている小っぽけな自分が
とても馬鹿馬鹿しくなるのに
また、同じように
誰かのゲームに口を出す
自分のゲームは、上手くいかないから
誰かのゲームに口を出す
それが最良の選択だと決め付けて
それが、自分のゲームに最悪の道だと気付かずに






「たんたんたたん」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月10日投稿。




鼓動が踊るのは
寒さを紛らわせるため
鼓動が踊るのは
淋しさを紛らわせるため

踊れ踊れ踊れ踊れ
気が狂うまで
踊れ踊れ踊れ踊れ!
次に目を開けた時
寒さに震えてしまわぬよう
ただ
温もりの中で踊れ、たんたんたたん











※「無意味な言葉が僕の翼になる」と並行して某所に投稿していた作品です
タグ:2011

「世界が傾いて」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月09日投稿。




時間が傾いて
終わりが訪れると共に
始まりが顔を出す
世界が傾いて
終わりを感じると共に
始まりが消えていく
連続する終わりと始まりがあって
終わりだけが残った時
時間が世界を壊していく
時間が世界を壊していくんだ






タグ:2011

「紅葉の絨毯」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月07日投稿。




紅葉の絨毯を踏み外して
下っていくのは落とし穴
誰が掘ったか分からない
彩りの中から吸い込まれ
黒の支配する奈落へ下る
誰が掘ったか分からない
何故踏み外したかさえも
自分の中に答えなどなく
狭間に落ちて見る夢達は
ただ冷徹に嘲笑うだけで
差し伸べられても見えず
出された手を闇雲に払う
それを掴めば楽になれる
そのまま、掴まなければ――

絨毯を踏み外したのは何故?
踏み外したのは本当に絨毯?
問い掛けても、答えはただ奈落の底で

貴女はずっと、そこにいるのですか?






タグ:2011

2019年08月27日

「歌わない、歌」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月07日投稿。




「no-title」

風は
僕のために泣きはしない
僕のために歌いもしない
風は
僕のために何もしない
何も、しない
だから僕は歌わない
風の歌を、歌わない




「no-title」

決して繋がるはずのない言葉
一人で繋がって、関わりを深める
その度に
僕は
自分の愚かさに高揚する
君は僕を見てわらうだろうか
それとも
君も
僕と同じ気持ちを抱くだろうか
ならば僕は語り明かしたい
君を感じさせる
この、言葉を……




「no-title」

君たちが逃げていくように
僕も逃げてしまいたかった
この気持ちから
この想いから
この、呪縛から……
どうして逃げられないのだろう
君は
僕を縛れはしないのに
君は
逃げていったというのに……




「no-title」

そんな当たり前を知りたいわけじゃない
僕はもっと
欲しいものがあるんだ
例え全てを失おうと
欲しいものがあるんだ
愚かだね、と、君はわらうんだろう
けれど
その笑みが
僕を愚かに変えているんだ
そう、
君は気付いてたかい?




「no-title」

それは小さな誤算だったから
僕はこんなに嘆くんだ
それは小さな誤算だったから
僕はこんなに困るんだ
それは小さな誤算だったから
僕はこんなに悩むんだ
それは小さな誤算だったから
僕はこんなに嘆くんだ
僕はこんなに嘆くんだ

それは小さな誤算だったから
それは、本当に小さな誤算だったから











過去作。
何故これが一括りになっていたのかよく分かっていませんが(爆)
僕が一番信じられないのは、常に、過去の自分なのですー。

「文化的な生活」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月07日投稿。




てぃぶるはみ出るぐらいのくろすを敷いて
紅茶はもちろんだぁじりん
かっぷを持って小指を立てて
ほかほかとぉすと薫る部屋
じゃむはとりどり
今日はまぁまれぃど
よぉぐるとには砂糖をまぜて
らんちのことを考えながら口に運ぶ

なんて文化的な生活
私の憧れ
なんて文化的な生活
私の未来

なんて
退廃的な生活











※「無意味な言葉が僕の翼になる」と並行して某所に投稿していた作品です
タグ:2011

2019年08月26日

「言葉を失って」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月07日投稿。




例えばたくさんの心を揺らせたとして
例えば、たくさんの心を揺らすために歌ったとして
僕は
歌った唄を誇れるだろうか
歌った歌を、愛せるだろうか











忘れもしない六月の暴挙。ん?五月の暴挙かな?
二年前、初夏。
無茶をして声を壊してしまった時の作品群。
特に同じ括りを意識して作ったわけじゃないんですが、作ったら、こんな感じになってました。
どんだけ鬱だったんだ(爆)











「no-title」

歌いたいのに歌えなくて
叫びたいのに叫べなくて
これで
綴ることも許されないなら
私が
ここに在る意味はあるのだろうか




「no-title」

不安で不安で堪らなくて
出来ないことがストレスで
でも
誰かに弱みを見せたくなくて
茶化してる
本当は
誰カに弱音を聞いてほしいのに
クズのようなプライドが
プライドにもならないようなプライドが
私の不安を
誤魔化している
大丈夫だよ、って
抱いてくれる人もいないのに
大丈夫だよ、って
抱いてくれる人もいないから
誤魔化してる
クズのようなプライドで
私の不安を
誤魔化している




「no-title」

歌えないのに生きていたくない
だけど
死にたくないから生きていたい

我儘なんだ

生きていたい
生きていたい
死ぬのは怖いし、歌い足りない
だから、
歌いたいから
声を、下さい




「no-title」

何が喜びなのかも分からなくて
何が悲しみなのかも分からないのに
どうして今が
こんなに苦しいんだろう
歌えないという今が
どうしてこんなに苦しくて堪らないんだろう




「no-title」

いつ
何を歌いたくなるか分からないから
僕は
いつも
歌い続けていたいんだ
例えそれが
誰にも届かない
うた
だとしても




「no-title」

例えば今僕が歌ったとして
誰か
たった一人でもいい誰か
誰かが足を止めてくれるのかな




「no-title」

歌えないのに
僕の詩は
聞いてもらえるのかな

この詩は
祈り
だというのに




「no-title」

唄もなく
言葉もなく
動くことすらままならなくて

歌えもせず
叫べもせず
それで
動き続けることを否定されてしまっては
果たして
此処にいる意味は在るのだろうか
此処に生きる意味は在るのだろうか




「no-title」

自らの祈りの言葉も空々しく聞こえるのに
口ずさむのは
もう、届かない、祈りの声……

助けて




「no-title」

歌えないなら声なんて要らない
だけど、
歌いたいから
声が、
欲しい
歌えない欲求は叫びにも似て
だけど、
声がないから叫びは届かなくて

それ以前に
誰かに縋ることを、恐れていた




「no-title」

声を届けることは唄を届けることで
唄を届けることは想いを届けることで
想いを届けることは心をさらけ出すことで
だけど
声を失ってしまっては
何も
さらけ出せはしない

唄うためだけでいい
言葉を、下さい




「no-title」

何一つ音のない世界で
それでも僕は歌おうと足掻く
何一つ望まれない、世界で
僕は僕は僕は、歌おうともがく
それでも僕は、歌えないで嘆く
音のない、世界は、僕にとって涙




「no-title」

最後に歌う詩が
希望なのか
絶望なのか
分からないけど
今は
祈りと希望を歌いたい
それが
誰かたった一人にでも
届くかもしれない

なのだとしたら




「no-title」

歌えなくなったのは希望を掴んだからか
それとも
「諦め」
か……











皆様、声帯は大事にしましょう。
歌えないなんて。
僕が歌えないということは、生きていないと同義だと思うのです。
もしまた失ってしまったら、僕は綴ることを続けられるのか。
不安です。
でも、
諦めたところで歌いたい欲求はなくなってくれないし、声も戻っては来ない。
というわけで。
そう思えるようになったのも、これが過去になってしまったからなのかもしれませんね。











「no-title」

今は歌うことができるけど
それを失うときは容易いと知ったから
今、歌っていよう
精一杯、精一杯
今はそれしかできないから
歌を失くしてしまったときは
今、歌った歌を覚えていよう
精一杯、精一杯

失うときは容易いから
歌いたい
この渇望は、
精一杯歌い続けて生きよう
いつか、言葉を失う日まで

第13回花かご文芸賞

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月07日投稿。




第13回花かご文芸賞に応募した作品群です。
二の詩が入選したみたいです。
かなり広き門。
でも、自分の詩が認められたっていうのが純粋に、この時は、嬉しかったです。
第14回にも応募して、一編入選して、第15回は応募したけど選外でした。
第14回と第15回の作品はデータが残っていなかったので、上げられませんが(苦笑)










1のうた

例えばね
どんな理由であれ、隣に居る
それだけ否定しないでくれれば
「愛して」なんて言わないから
隣に、居させて




2のうた

もし
君への想いに名前がいるなら
「恋」じゃなくて
「愛」でもなくて
「迷い」なんだろうなぁ




3のうた

他の誰が認めてくれなくても
君が認めてくれれば 価値がある
他の誰が認めてくれても
君が認めてくれなければ 意味がない
僕の想いと 君への物語




4のうた

あ、
今、
君に届けたい言葉が、
「愛してる」
ただ、それだけ




5のうた

友よ
君の涙を乾かすことはできない
私は君の想い人ではないから
友よ
傍にいるだけで 構わないか?






2019年08月23日

「そういうことか」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月05日投稿。




気付いた時には
もう遅い
零れたものは
もう
一生戻ってはこない











※「無意味な言葉が僕の翼になる」と並行して某所に投稿していた作品です
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