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2020年04月19日

「鬼が喰ろうは」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年04月02日投稿。




鬼が喰らうは心の臓にて、人の心をや喰らいやせず。
然れど妹や其れを望みしや。
嗚呼、愛しかな、只君をば乞わん。
嗚呼、悲しかな、只、亡骸のみや残らん。其処に想いや、宿るべくもなし。






タグ:2012

「例え僕が望まれなくても」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年03月29日投稿。




本当は
君の手を引いてあげたかったんだ
君がそれを望まなくても
君が僕を望まなくても











昨日、ちょっとそれってどうなの?って道に進んでしまった大学時代の友人に会ってきました。
実は去年の五月ぐらいにも会っていて、僕はその友人の変化がただただ怖くって、どうしてそんな死んだような目で、人の話も聞かないで、そんな話ばかりしようとするのか。
共通の趣味の話をして、前まで楽しんでいた時間があっただけに、生気のない目でそれをとりあえずその話題からなんとか自分の話に持ち込もうとする友人が、ただただ怖かった。
だから、僕はその時逃げました。
そんな人として壊れてしまった友人を認めたくなくて、ただただ逃げました。情けない、と、言われるかもしれませんが、あの場にいて友人がそんな風に変貌してしまったのを目の当たりにして、怖くならない人の方が少ないんじゃないかな、と思います。
そんな感じで、僕はずっと友人から逃げてました。避けてました。半分軽蔑もしていました。
僕が進む僕の道や、他の友人が進む道の前にいきなり現れて不快感と猜疑心を持たせるだけになりさがった友人が、僕は、嫌だった。だから、ずっと、避けてたんです。その存在自体を。
でもこの前、ひょんなことから連絡をする機会がありまして。正直、メールの文面から友人が全くそこから抜け出していないのだと感じさせられて、僕はほとほと嫌になりました。
でも、だからこそ、会ってみよう、と、思ったんです。
何を考えて今に至るのか、友人自身の考えを聞いてみたくなった。興味が湧いたんです。
そして、できることなら、僕の意見を伝えて、止めさせるまでは無理かもしれませんが、それは間違ってると怒ってあげて、友人がそこから何がしか考えてくれたらな、と、思ったんです。
まぁ、結論から言いますと、失敗に終わったんですがね(苦笑)
いや、会って最初、下らない話をして、最近どう?って聞かれて、つい、最近あった楽しいこと、大きいネタから日常の小ネタまで、べらべらべらべら喋ってしまいましてね。いやだって仮にも大学四年間の友人と久しぶりに会ったわけですから、僕も楽しい話は共有したいですよ。
でもたぶん、それが裏目に出ました。
何か、僕が思いの外アクティブで充実した日々を過ごしていることや、僕の人生観や金銭だけじゃなく様々なことに関する価値観を聞いて、その話を持ち出したところで意味がない、と思われたのかもしれません。結局その話は出ないまま、大学時代のように下らない話をして、終わりました。
ただただ友人は、僕がきらきらした日々を語るのを、寂しそうに見るだけでした。
結局のところ、僕はその友人を完全に切り捨てることは出来そうにありません。ですが、その話の外にいるし引き込めないと分かった僕を、友人がまた会いたいと言ってくれるかどうかを問われれば、それはもうないような気もして。
すごく、すごく、寂しかったんです。
昨日は暖かな日でした。久しぶりに心斎橋に行って、友人と別れて心斎橋から梅田まで歩いて帰りました。御堂筋は賑やかで様々なひとがいて。すっかり冬はいなくなっていました。
ただ僕はそんなきらきらふわふわした季節の中で、泣きそうになりながら、梅田まで歩いて帰りました。
ただただ、寂しくて寂しくて。
友人は、五月に会った時と、同じ場所にいるような気がしました。
それが真っ当かどうかは別として、僕にはいろいろあった一年でした。他の友人が様々な道に進んで、様々な生き方や考え方があって、僕なんてまだまだだなぁと苦笑いして。そうやって全て歩き続けているんだと思っていたのに、その友人は、ずっと、同じ場所に立ち止まって、ぐるぐるぐるぐる。
それは何だか寂しくて、すごくすごく、悲しかったのですー…。
すみません、どこかで吐き出したくて長々書いちゃいました(苦笑)
さて。
最近いろいろ挑戦してまして。だから更新停滞してたりもするんですが。とにかくいろいろ模索中なのです。
だから僕は歩きます。誰が立ち止まったまんまで動こうとしなくても。
タグ:2012

「君はずっとそこにいるのかな」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年03月29日投稿。











「no-title」

世界は変わらなくて
君はそこにいるのに
ねぇ
寂しいね




「no-title」

君も
歩みを止めてしまったわけじゃないだろうに
もう
そんな遠くに残ってるんだね
やっぱり少し
寂しいかな




「no-title」

好きだった
だから怖かった
僕は逃げた
そしたら君は
別の世界に行ってしまった
あの時
僕が逃げなければ
君は
歩き続ける楽しさを忘れなかったかな?




「no-title」

違う歩調でも
違う道であっても
二人はずっと
歩いてくんだと思ってた
平行のまま
平行のまま
でも君はもう
歩くことすら
止めてしまったんだね




「no-title」

一方通行
道のど真ん中
もう
一人で歩くしかない
君は一人で
歩けなくなったのに
ごめんね




「no-title」

空気はふわふわ暖かくって
花はきらきら生命を繰り返すのに
こんな素敵な空に
涙が出そうになるなんて
僕は結局
弱いままだ




「no-title」

ぶらぶらふわふわ
ずっとずっと
ゆっくり歩いていくよ
立ち止まってもいい
振り返ってもいい
それでも僕は
ずっとずっと
ゆっくり歩いていくよ
例え君が足を止めて
僕の背中を見失ったとしても






「だから僕は何処にだっていける」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年03月08日投稿。




行く宛なんてないから
だから僕は
何処にだって行ける
だから僕は
何処にだって行けるよ






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「それは心を抉るから」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年03月07日投稿。




たとえどんなにたくさんの
見えない評価を受けたって
たった一人
貴方がいないから
寂しくて仕方がないんだよ






タグ:2012

「たとえ夜明けの光に抱かれても」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年03月07日投稿。




夜明けの光に抱かれても、もう、君以上の輝きに出会えない






タグ:2012

「君と沈んで」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年03月07日投稿。




君と世界に沈んで、二人、違う夢を見る






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「春だなぁ」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年03月06日投稿。




夜の空気はふんわりと
それでも少し寒いけど
身を切る痛さはなくなって
あぁ、
すっかり春だなぁ






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「勝手にうたが溢れ出す」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年03月05日投稿。




朝の雨
世界ごと
僕の心もびっしょびしょ
昼の雨
世界ごと
僕の涙もびっしょびしょ
夜の雨
いつまでも
僕の体もぐっしょぐしょ
びっしょびしょ
ぐっしょぐしょ、で、びっしょびしょ






タグ:2012

「とじこめて」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年03月03日投稿。




閉じ込めて、閉じ込めて
私以外に触れられぬように
閉じ込めて、閉じ込めて
私以外に愛でられぬように

綴じ込めて、綴じ込めて
ただ
貴女への想いだけ
亡せた後も遺るように






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