もし君に手紙が届くなら

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年03月02日投稿。




百万の人が羨む
巨万の富があったって
あなたがいなきゃ意味ないの
あなたがいいの

何処ぞの王子が聞き付ける
美貌と翼があったって
あなたが見なきゃ意味ないの
あなたがいいの
誰もが皆惚れ込む
綺麗な歌声あったって
あなたと二人でお喋り
鸚鵡がいいの

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2012年01月12日投稿。




恋をしているの
だけど、戻れないの
恋をしているの
だから
忘れちゃうの

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年09月10日投稿。




囲いの中金魚ばっか
揃いも揃って同じ場所ぐるぐる
巡り巡って出会えるのは
所詮
同じ水の魚

囲いの中金魚ばっか
水槽の水は温いから
浸ってるのが心地良くて
共食いなんて
もってのほか！

リュウキンばっかの水槽に
デメキンなんて泳いだから
デメキンどんなに泳いでも
リュウキンたちは気にも止めない

囲いの中金魚ばっか
揃いも揃って同じ場所ぐるぐる
ある日一匹気が付いた
あいつ、何だ!?ちょっと変だ！

囲いの中金魚ばっか
どうせアイツは違うから
同じ水槽には居られないだろう
だから、いきなり
金魚鉢投入

異質な空間
水槽の中に金魚鉢
リュウキンぐるぐる外泳いで
上から鉢を見下した

囲いの中金魚ばっか
囲いの中金魚ばっか

リュウキンデメキン違うから
いつかは食い合いを始めちゃうんだ
こっちが食われるくらいなら
傷付けてしまえと

リュウキンデメキン違うから
そういうことにして場所分けて
本当はお互い知りもしようとせず
あぁ、
ただ、バカだ

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年08月27日投稿。




もしここが地の果てなら　僕はそっと君を唄う
もしそこ夢の地なら　君のために僕は歩く

小さな雫が落ちた　瞼を閉じて君は笑った
真っ赤に染まるその手は　僕のために動きはしない
揺らいだ君の顔を　この両手で抱きしめたら

もしも君が今も居るなら　僕は君に愛を捧ぐ
もしも君が逝けずにいるなら
僕の命を君に、君に――

もしここが地の果てなら　僕はそっと君を唄う
もしそこが夢の地なら　君のために僕は歩く
夢の地へと僕は歩く

柔肌に雫が落ちた　鼓動が弾け君は笑った
小さく揺れるその手は　僕の胸を刺しはしない
この両手で抱きしめたら

もしも君が逝けずにいるなら
僕の心を君に、君に――

共に朽ちてく

もしここが地の果てなら　僕はそっと君を唄う
もしそこが夢の地なら　君のために僕は歩く
もし君がそこにいたら　地を這いながら僕は進む
もし夢が果てた時は　血を吐きながら君を唄う
血を吐きなが君を想う

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年08月26日投稿。




嗚呼、
此処は真空空間で
只、
君が居ないだけなのに
息が出来ない位
僕は君に焦がれてる

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年08月24日投稿。




世界が終わるその時まで
僕と一緒にいてください
ただ二人で抱き合って
時間の欠片落とそうよ

時間の欠片繋げてよ

「世界が終わるその時まで僕と一緒に……、」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年04月27日投稿。




逃げなくちゃ
逃げなくちゃ
どこでもない場所へ
逃げなくちゃ
逃げなくちゃ
君のいない場所へ
逃げなくちゃ
逃げなくちゃ
朝が来ない場所へ

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月06日投稿。




欲しい　欲しい
君のキモチが
欲しい　欲しい
君のイノチが

その心臓ぶち抜いて
優しく揉んで
爪を立て流れる液に
陶酔するの
その肺を優しく撫でて
ねぇ、応えて
爪を立て流れる風が
私、満たすの

君が、もしも
この世界に飽いて
私の元を
いつか去ろうと
愛した日々が
消えないから――

欲しい　欲しい
君のカタチが
欲しい　欲しい
君のイキチが

その心臓ぶち抜いて
温めてよ、ねぇ
爪を立て流れる液に
君を見るの
その肺を優しく押して
ねぇ、感じて
爪を立て流れる風が
君を犯すの

欲しい　欲しい
君のキモチが
欲しい　欲しい
君のカタチが
欲しい　欲しい
君のイキチが
欲しい　欲しい
君のイノチが

ねぇ、
その心臓ぶち抜いて
最期に言って
爪で引き裂いて感じる
愛していたの
その肺を押し潰して
ねぇ、笑って
爪で引き裂いて残すのよ
気付いていたの

その首筋ぶち抜いて
優しく抱いて
爪を立て流れる液に
陶酔するの
その唇を優しく舐めて
ねぇ、応えて
爪を立て流れる風が
二人、殺すの
二人、殺すの

もしも君が
この世界に飽いて
私の元を
いつか去ろうと
愛した日々が
消えないから――

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月06日投稿。




あぁ、君に触れて　　もっと、もっと、　　壊してほしい


たった数年　　言ってしまえば
それなのにどうして　　手を伸ばせない
簡単なんだ　　考えてみれば
それなのにどうして　　言葉が出ない


例えば君が　　この存在に気付いたとして
例えば君が　　この存在を愛したとして
どうして　　どうして　　どうして　　一つになれない？


大好き　　伝えられない　　大好き　　傍にいるのに
この存在が君の中で　　膨らんで
だけど君は、　　僕を、愛して、くれるの？


たった一度さ　　言ってしまえば
それなのにどうして　　言葉が出ない
簡単なんだ　　この想いは
それなのにどうして　　伝えられない


大好き　　伝えてほしい　　大好き　　傍にいたいから
この存在が僕の中で　　膨らんで
そして君は、　　僕を、押しつぶしてくの？


大好き　　伝えられない　　大好き　　傍にいるのに
この存在が君の中で　　膨らんで
だけど君は、　　僕を、愛して、くれるの？


やっぱり　　やっぱり　　やっぱり　　一つになれない？


大好き　　伝えてみよう　　大好き　　傍にいたいから
大好き　　この胸の中　　大好き　　膨らんでくから

Aｈ――　　傍にいてよ
Aｈ――　　愛してるから
Aｈ――

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年01月06日投稿。




ねぇ、どう思ってるの　　この思いに　　気付いてるんでしょ
ねぇ、どうして何も　　言ってくれないの　　切なくなるよ


雨上がりの屋上　　スカート濡れるからって
その小さな腕で　　必死に抱き上げて　　くれた、のに――


Aｈ――　　気持ちが加速する
止められないよ　　君への想い
Aｈ――　　気持ちが燃え上がる
止められないよ　　君でも　　この想い


ねぇ、どう思ってるの　　私のこと　　気付いてるんでしょ
ねぇ、どうして何も　　言ってくれないの　　一緒の日々が嘘になりそうよ


雨上がりの屋上　　他愛ない会話が　　切ないよ
「もっと、もっと深く触れ合いたいの」


Aｈ――　　気持ちが加速する
止められないよ　　君への想い
Aｈ――　　気持ちが燃え上がる
止められないよ　　君だから　　愛してる


雨上がりの屋上　　抱き上げてくれた　　それなのに――


Aｈ――　　気持ちが加速する
止められないよ　　君への想い
Aｈ――　　気持ちが燃え上がる
止められないよ　　君でも

Aｈ――　　気持ちが加速する
止められないよ　　君への想い
Aｈ――　　気持ちが燃え上がる
止められないよ　　君だから　　愛してる