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2022年01月22日

『君のために僕は歩く』

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2011年08月27日投稿。




もしここが地の果てなら 僕はそっと君を唄う
もしそこ夢の地なら 君のために僕は歩く

小さな雫が落ちた 瞼を閉じて君は笑った
真っ赤に染まるその手は 僕のために動きはしない
揺らいだ君の顔を この両手で抱きしめたら

もしも君が今も居るなら 僕は君に愛を捧ぐ
もしも君が逝けずにいるなら
僕の命を君に、君に――

もしここが地の果てなら 僕はそっと君を唄う
もしそこが夢の地なら 君のために僕は歩く
夢の地へと僕は歩く

柔肌に雫が落ちた 鼓動が弾け君は笑った
小さく揺れるその手は 僕の胸を刺しはしない
この両手で抱きしめたら

もしも君が逝けずにいるなら
僕の心を君に、君に――

共に朽ちてく

もしここが地の果てなら 僕はそっと君を唄う
もしそこが夢の地なら 君のために僕は歩く
もし君がそこにいたら 地を這いながら僕は進む
もし夢が果てた時は 血を吐きながら君を唄う
血を吐きなが君を想う






タグ:2011
posted by samanyanko at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | lylics
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