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2018年06月28日
NHKニュースでGIレンディングの件が取り上げられました
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NHKで報道
GIレンディングとmaneoマーケット関連の話は、毎日尽きません。
残念なことに脳みそのキャパは有限なので、毎日やりくりに苦労しています。
(サッカーもありますし)
さて、今回は本日の朝の話。GIレンディングの件が、地上波のNHKニュースで取り上げられました。
・ソーシャルレンディング 証券取引等監視委が資金の流れなど調査 (NHK)
私が見たニュースは、本日の午前7時22分から1分ほどでしたでしょうか。
地上波で取り上げられた事で、多くの人が見たことだと思われます。
ちなみに、「グリーンインフラレンディング」の名前はニュースでは一切出ず、画面で表示されるのみ。
代わりに、「ソーシャルレンディング」と「maneoマーケット」で「不正の疑いがある」という部分を
強調しているのが印象的でした。
まあ印象操作の類でしょうが、これも金融庁の仕込みでしょうか。
内容を一部引用します。
国内最大手の仲介業者「maneoマーケット」は、バイオマス発電などの再生可能エネルギー事業に融資するとして投資家から200億円余りの資金を集めていましたが、今月に入り、この事業への投資の募集を相次いで停止しました。
証券取引等監視委員会などが調査したところ、集めた資金の一部が投資家への事前の説明とは異なり融資先の企業から東京・港区にある子会社の証券会社に渡ったり、証券会社の当時の会長の口座に入金されたりしていたことが関係者への取材でわかりました。
監視委員会は一部の資金が不適切な形で運用されるなど金融商品取引法違反の疑いがあるとみて資金の流れなどの調査を進めています。
関係者によりますと、東京・港区の証券会社は去年10月の衆議院選挙の直前、細野豪志元環境大臣に5000万円を貸し付けていたことが明らかになっています。
報道された概略(目的外使用)は以下の3点です。
@資金の一部がJC証券に流れていた
A資金の一部が、JC証券の当時の会長の口座に入金されていた
B資金の一部がJC証券を経由して、細野氏の政治資金に貸し付けられていた
@とBについては特に驚くことはありませんが、Aは新しい情報です。
まあ、そんなこともやっているだろうなとは思いましたが、報道されたという事実は重いですね。
ちなみにこの報道内容が本当なら、ポッケナイナイする気満々だったということで、非常に悪質です。
所感
NHKの報道、昨日のJCサービス&GIレンディングの発表内容とは、かなり食い違った内容となっています。
・参考記事:GIレンディング&JCサービス曰く、ファンドの停止理由は「表現の間違い」?
まあ、当事者の大本営発表とNHKの報道、どちらを信じるべきかは明白なわけで。
敢えて擁護するなら、昨日の発表は「事実の全部ではないが、そのほんの一部を伝えた」ということになり
内容自体は決して間違っているものではないのでしょう。
さて、金融庁の動きはどうなるのか、行政処分がどうなるのか。
そして、GIレンディングのmaneoマーケットからの放逐はあり得るのか。
(正直、そのくらいしなければmaneoマーケット自体の信頼性が崩壊するでしょう)
明日が一つのXデーになりそうです。
自分の出資金が返ってくるかどうかはこの際二の次として、当ブログではこれまで通り、客観的・人ごとの
ように、本話題を追いかけていきたいと思います。
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posted by SALLOW at 10:10
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2018年06月27日
【6/27速報】GIレンディング&JCサービス曰く、ファンドの停止理由は「表現の間違い」?
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ニュースを追いかけるだけで大変です
前回の記事の続報にあたるものです。
・参考記事:【6/26速報・所感あり】GIレンディングの追加連絡
ここまでの流れをまとめますと、
・GIレンディングでファンド募集が中止
・ファンドの確認が必要と発表し一時停止、その後突然復活→また中止
・NHKを初めとしたメディアが、金融庁が動いていると次々報道
・どうにも歯切れの悪いGIレンディングとmaneoマーケット
・細野氏の政治資金流用疑惑(?)発覚
(参考記事:これはびっくり。GIレンディングの一件は政治資金絡み?
と、もう何かお腹いっぱいですが、並行して別の話が入って来ました。
GIレンディングとJCサービスから発表
GIレンディング及びJCサービスから発表がありました。
・グリーンインフラレンディングについて (JCサービス)
・募集ファンドの一部募集停止について (GIレンディング)
(*6/27 15:00時点で、ファイルは存在しますがGIレンディングのサイトからリンクが消えています)
GIレンディングの方を一部引用すると、以下のようになります。
maneoマーケット株式会社より、対象ファンドにおいて「開発資金」として募集された資金が最終貸付先企業における募集対象案件に対して募集に先行して支出を済ませた資金に充当されており、ファンドの募集を継続することが適切でないとの指導を受けましたので、かかる指導に基づき、対象ファンドに関しては募集を停止するとともに、他のファンドについても資金の使途に関する同社の確認が完了するまでの間、新規の募集を一時見合わせることとさせて頂きました。
弊社は、「開発資金」とは、案件開発に係る開発着手から開発完了に至る一切の資金を指すものとの認識の下、ファンド募集の際の表示に「開発資金」との文言を用いて参りましたが、今回のmaneoマーケット株式会社からのご指導を踏まえ、今後適切な対応を行っていきたく考えております。maneoマーケット株式会社の資金の使途に関する確認の完了後、弊社として、募集再開について判断する予定ですが、その時期につきましては現時点では未定でございます。
このあたりは正直なところ、文書におけるエビデンスを見てみないと本質は理解できません。
内容を好意的に受け止めるのであれば、既に支出した資金分の調達を行っていたということです。
その分の資金をどこから持って来たのかという問題はあるにせよ、自転車操業とは真逆の形でしょう。
その資金が自己資金であれば、資金ニーズとファンド募集のタイミングが逆方向にズレてしまっただけで
あり、悪質性はないという解釈もできます。
ですが一方で、もしも支出した資金自体が別のファンドから集めた資金なのだとしたら大問題です。
それこそ出資金の目的外利用ですし、同時にポンジスキームにほぼ相当する悪質な問題です。
もしそうだとしたら、ファンド募集が滞れば複数の案件が同時に焦げ付く事になりかねません。
どちらの解釈をすべきかは、帳簿でも見ない限りは分かりませんし、つまり判断できないということです。
これまでのいきさつを見る限り、楽観視は禁物でしょう。
まとめ・・・状況はさらに複雑に
細野氏(?)案件の方は、複数メディアが触れていること、その報道内容と客観的事実の親和性が高いこと
から考えて、おそらく真実なのだろうと判断できます。
となれば、GIレンディングの募集停止は政治資金への流用かと思ったのですが、そこにきてこの発表。
これらの発表が言っている事は、ファンド募集時の説明が誤解を生じるものだったのでファンドの募集を
停止した、という、政治資金云々とは全く関係のないものです。
さらに某ブラックジャーナルや他ブログ様の記事によると、親会社株購入という会社法違反も有り。
何がなにやら、ですね。並列で色々な事が起こりすぎています。
もう少しまとまったら、また記事にしたいと思います。
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posted by SALLOW at 15:00
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