ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　SBI SLのサーバレースに負けた分を引き出し、オーナーズブックに投資です。
　昨日18:00から募集開始ということで貼り付いていたところ、かなりあっさり投資できました。

　今回はあまり激戦ではなかったのか、と拍子抜けしていたのですが、後で見てみたら募集開始から20分で
　ほぼ埋まっていた様子。やはり相変わらずの人気具合のようです。


　・港区オフィスビル第1号ファンド第2回 　40万円

　　予定利率：4.5%
　　期間：15ヶ月
　　貸付総額：1億2,000万円（主部分）
　　担保：芝大門の店舗・事務所ビル（区分所有）への第一順位根抵当権
　　　　　評価額4億2,800万円　極度額3億4,000万円
　　LTV：79%

　　


　港区芝大門、押しも押されもせぬ一等地の商業ビルが担保です。
　しかも、たいていはメザニンローン（先順位があって劣後となる担保）のオーナーズブック案件には珍しく
　シニアローン（第一順位担保）ローン。
　LTV 79%で15ヶ月、4.5%なら相当手堅い案件と言えるでしょう。

　

　1994年開発・芝大門の条件で案件を調べてみましたが、ぱっと見た限りは特定できませんでした。
　案件紹介にありました坪単価21,500円というのは、芝大門の相場からすると若干高めのようですが
　決してあり得ない金額ではないようです。

　　・参考：賃貸事務所ドッドコム

　また、芝大門近くの地価も上昇傾向であり、天災の類がなければ15ヶ月の間に担保価値が大きく損なわれる
　事はないだろうと推測しました。

　　・参考：土地価格相場が分かる土地代データ


　最近はハイイールド案件への投資が多かったので、バランスと分散の意味でこちらに投資です。


　オーナーズブックの親会社、ロードスターキャピタルは8/25に東証マザーズ上場を承認されました。

　　・当ブログの参考記事：こちら

　東証マザースへの上場は経営の安定性と信頼性が増す一方、市場からの資金調達が容易になることで
　ソーシャルレンディングでの資金調達の比率が相対的に落ちる事を意味すると思います。
　結果としてオーナーズブックの募集案件はより手堅く、ただし利率は少しダウン、という方向にシフトを
　するのではないか、と推測するのですが、さてどうなるでしょうか。

　いずれにせよ、ソーシャルレンディングにおいて最も重要なリスクは事業者そのもののリスクですので、
　その事業者の安定性が高まるなら、それに越したことはないと思います。
　（ただ、いかに安定した事業者とは言え、大手金融機関と比べれば経営基盤は脆弱に違いありませんから
　　安定な事業者だけに投資を集中するのもまたリスクですが）


　オーナーズブックでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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　ガイアファディングからの利金が最低出資額に達しましたので、チリツモですが投資を行いました。


　・カリフォルニアローンファンド76号　3万円

　　予定利率：10%
　　期間：9ヶ月
　　貸付総額：1億331万円（主部分）
　　担保：CAエルクグローブ地区不動産　評価額1億6,200万円
　　LTV：64%

　　


　カリフォルニア州、エルクグローブ地区不動産を担保とする貸付です。
　LTVは64%と低いのですが、案件説明に
　「土地の購入、許可・用途の申請、建築の準備等は既に完了しております」
　とありますので、建築はまだ行われていないということになります。

　評価額はあくまでも完成後の金額ですので、現時点においてはこれほどの価値はありません。
　評価額のうち土地と上物の割合がどのくらいかは分かりませんが、現時点では担保価値は元本割れしている
　と考えるべきではないでしょうか。

　また、案件説明に「開発期間延長に伴う借換え資金を募集」とさらっと書いてありますが、どんな理由で
　開発期間が延長されたかが不明なのも、少し気になるところです。
　手続き上の事ならいいのですが、「売り出しが不調」という理由だったら困ります。

　とはいえ、私のガイアファンディング投資のポートフォリオ内にエルクグローブがないこと、投資金額が
　少額であることから、インパクトは少ないと考え投資を決定しました。


　さて、これで今月の投資は全て終わり。
　月初には恒例（？）の投資まとめを行います。
　また、来月からは広告収益やアフィリエイト収益についても、実際の値をまとめたいと思います。
　（Adsenseは規約上無理ですが）


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