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2017年05月22日
役に立たない英語#19 まさか、あり得ない。馬鹿言って、笑わせんじゃねぇ!
久々の英語フレーズです。
かなり乱暴で、唐突な記事タイトルですが
今回のフレーズは、その全てを網羅する表現です。
まさか、あり得ない。馬鹿言って、笑わせんじゃねぇ!
これを割りと上手に表すのが
”That'll be the day!” です。
まず、今日のスキットです。
Back to the Futureの第一作の中の
Lue's Cafeで、マーティーが父に遭遇したときのシーンです。
Goldie: And one day, I'm gonna be somebody.
Maty: That's right.He's gonna be mayor.
Goldie: Yeah, I'm... Mayor!
Now that's a good idea!
I could run for mayor.
Master: A colored mayor.That'll be the day.
Goldie: You wait and see, Mr.Curuthers! I'll be the mayor.
I'll be the most powerful man in Hill Valley.
And I'm gonna clean up this town.
Master: Good! You can start by sweepin' the floor.
映画の字幕とは異なりますが
状況をわかりやすく対訳してみると
ゴールディー:いつか、大物になってやるんだ。
マーティー :そうさ、市長になるんだ。
ゴールディー:そう、って・・・市長か。
そりゃ、いい考えだ。
市長に立候補しよう。
オーナー :有色人種が市長だって?
馬鹿言うな。
ゴールディー:クルーザーズさん、そりゃひどいよ。
僕は市長になってやる。
ヒルバレーで最も力のある人間になるんだ。
そして、この街をクリーンにしてみせる。
オーナー :ああ、そうかい。
それじゃまず、店の床掃除からはじめてくれ。
それでは、もう一度スキットをどうぞ。
ビフにやられ放題のジョージを
カフェで働くゴールディーが激励したあとの
ワンシーンです。
年中、ビフにやられっ放しで逃げ腰のジョージ。
時代錯誤の人種的偏見に満ちたオーナーの
心無い言葉にも折れない強いハートのゴールディーは
やがて黒人初の市長になるのでした。
ここで注目はオーナーの放った一言。
”That'll be the day"です。
スラングではないです。
スタンダードな言い回しですが
知っておいて損はありません。
直訳すると、
『それは、たいそうな日になるだろうな。』って言うくらいの感じかな?
それが、
そんな日が来たら、そりゃ凄いことだな。
そんな日が来るはずはない。
そんなことあるわけがない。
そして
まさか、あり得ない。馬鹿言って、笑わせんじゃねぇ!
という感じで理解するといいかも。
黒人で、コツコツ仕事をしながら、夜学で勉強し
将来のためにポジティブに努力し続けるゴールディー。
それに対して、白人で、普通に学校に通っているジョージ。
このシーンの時代背景には人種的な偏見が蔓延っていて
白人至上主義的な様子が感じ取れます。
決して恵まれた環境で育ったとはいえない有色人種の
ゴールディーは偏見に立ち向かって将来をポジティブに捉え、
普通の家庭でそだっている白人のジョージはやる気ひとつで
好きな将来をつかみ取れるのに逃げ腰で立ち向かおうとしない。
そんな対比が見えます。
ちなみにThat'll be the dayといえば
僕はリンダ・ロンシュタット版が好きです。
オリジナルはバディー・ホリー
OK, This is gonna wrap up my column for today!
See you all around soon, Bye!
なんてね。
Have a good one !
かなり乱暴で、唐突な記事タイトルですが
今回のフレーズは、その全てを網羅する表現です。
まさか、あり得ない。馬鹿言って、笑わせんじゃねぇ!
これを割りと上手に表すのが
”That'll be the day!” です。
まず、今日のスキットです。
Back to the Futureの第一作の中の
Lue's Cafeで、マーティーが父に遭遇したときのシーンです。
Goldie: And one day, I'm gonna be somebody.
Maty: That's right.He's gonna be mayor.
Goldie: Yeah, I'm... Mayor!
Now that's a good idea!
I could run for mayor.
Master: A colored mayor.That'll be the day.
Goldie: You wait and see, Mr.Curuthers! I'll be the mayor.
I'll be the most powerful man in Hill Valley.
And I'm gonna clean up this town.
Master: Good! You can start by sweepin' the floor.
映画の字幕とは異なりますが
状況をわかりやすく対訳してみると
ゴールディー:いつか、大物になってやるんだ。
マーティー :そうさ、市長になるんだ。
ゴールディー:そう、って・・・市長か。
そりゃ、いい考えだ。
市長に立候補しよう。
オーナー :有色人種が市長だって?
馬鹿言うな。
ゴールディー:クルーザーズさん、そりゃひどいよ。
僕は市長になってやる。
ヒルバレーで最も力のある人間になるんだ。
そして、この街をクリーンにしてみせる。
オーナー :ああ、そうかい。
それじゃまず、店の床掃除からはじめてくれ。
それでは、もう一度スキットをどうぞ。
ビフにやられ放題のジョージを
カフェで働くゴールディーが激励したあとの
ワンシーンです。
年中、ビフにやられっ放しで逃げ腰のジョージ。
時代錯誤の人種的偏見に満ちたオーナーの
心無い言葉にも折れない強いハートのゴールディーは
やがて黒人初の市長になるのでした。
ここで注目はオーナーの放った一言。
”That'll be the day"です。
スラングではないです。
スタンダードな言い回しですが
知っておいて損はありません。
直訳すると、
『それは、たいそうな日になるだろうな。』って言うくらいの感じかな?
それが、
そんな日が来たら、そりゃ凄いことだな。
そんな日が来るはずはない。
そんなことあるわけがない。
そして
まさか、あり得ない。馬鹿言って、笑わせんじゃねぇ!
という感じで理解するといいかも。
黒人で、コツコツ仕事をしながら、夜学で勉強し
将来のためにポジティブに努力し続けるゴールディー。
それに対して、白人で、普通に学校に通っているジョージ。
このシーンの時代背景には人種的な偏見が蔓延っていて
白人至上主義的な様子が感じ取れます。
決して恵まれた環境で育ったとはいえない有色人種の
ゴールディーは偏見に立ち向かって将来をポジティブに捉え、
普通の家庭でそだっている白人のジョージはやる気ひとつで
好きな将来をつかみ取れるのに逃げ腰で立ち向かおうとしない。
そんな対比が見えます。
ちなみにThat'll be the dayといえば
僕はリンダ・ロンシュタット版が好きです。
オリジナルはバディー・ホリー
OK, This is gonna wrap up my column for today!
See you all around soon, Bye!
なんてね。
Have a good one !