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2022年12月23日
トレラン1週間前の発熱
久しぶりの記事投稿になります。クリスマス寒波の到来で、仕事が連日休みのため、溜まっているブログネタを書いていきたいと思います。
さて、秋に参加したトレラン大会の話です。初めての距離(約80km)に挑戦するということもあり、大会前は体調に気を付けながら調整していました。しかし、連日の睡眠不足で疲れが溜まっていたのか、はたまたコロナに感染したのか、定かではありませんが、大会1週間前の日曜日の昼頃、「どうもダルいなぁ」と思い、熱を測ってみたところ、37度の微熱がありました。そして、その日の晩には3?.?度に上昇(具体的な数値は書きません。ご理解願います)。「これはマズい」と思い、その晩はたっぷり睡眠を取ったところ、翌朝には平熱の36度に戻りました。
「ホッ」と安心したのも束の間、そういえばコロナが流行りだして以降、大会に参加する際に「体調管理チェックシート」というものを提出する必要があり、それには大会前10日間(大会によっては7日間)の体温を記載します。今大会の規定では「大会前10日間に37.5度以上の発熱がないこと」が参加条件となっており、今回の発熱により、大会への参加を断念するか否かの瀬戸際に追い込まれました。しかし、毎日チェックシートには朝測った体温を記載していたため、チェックシート上では発熱は無かったことにし、残りの1週間、より一層体調に気を付けながら参加する方向で調整しました。
大会前1週間は、発熱こそなかったものの、腹具合がイマイチで、何となく倦怠感があるような、ないような感じでした。やはり、1度熱が出ると、本調子に戻るには、時間がかかるようです。
大会前日に会場へ行き、受付を済ませ、その晩は車中泊しました。少し熱っぽい感じがしたので、「37度以上あったらやっぱり棄権しよう」と思い、体温を測ったところ、36.9度でした。「ホッ」と安心した一方で、こんな微妙な体調で、大会に出るべきか否か、複雑な心境でした。
大会当日朝は、36度台前半に下がり、熱っぽさもなかったのですが、腹だけはユルく、ギュルギュルと鳴いていました。必携品ではない体温計をリュックに忍ばせ、「途中で体調がおかしいと感じたら熱を測り、熱があったら迷わず棄権しよう」と自分に言い聞かせて、約80kmの長い旅に出ました。
体調が悪くならないように、登り坂でも呼吸がひどく乱れない程度に、ペースを抑えつつ走りました。自分は今「コタツでミカンを食べながらテレビを見ているんだ」、「安静にしているんだ」と思い込むようにし、精神的な部分でも、体力温存に努めました。
怪しかった腹具合については、しばらくトイレがない区間で限界を迎えたため、コースアウトし、野へ放ちました。林業という職業柄、これは慣れっこです。ただ、出すものがなくなっても、ギュルギュル感は微妙に続きました。
省エネ走法が功を奏し、半分の40kmくらいまでは順調に走破していきましたが、そこからは脚の痙攣があったり、熱が出るかもという不安もあり、まだまだ完走できる自信は持てませんでした。ただ、走りながらオデコを触り、汗で冷えているおかげか冷たかったので、熱はないだろうと思えたことが、やや安心につながりました。
全体の2/3くらいの距離を走破した頃から、ようやく「完走できるかも」という自信が出てきて、体調悪化への不安も減ってきました。そして、日没後のゴールにはなりましたが、無事に完走できました。
今回の記事は、大会前に発熱し、大会を棄権するかどうか、迷っている人に読んでもらいたいと思い、書きました。
・無理して出ても、レース中、体調が悪化し、周りに迷惑をかけるのではないか
・もしコロナだったら、周りにうつしてしまうのではないか
・微妙な体調で出ても、レースを楽しめないのではないか
・万全な体調でも、こんな長い距離は完走できるかどうか分からないのに
といった、様々な不安があるため、棄権する方向に気持ちが傾く一方で、
・楽しみにしていた大会だし、高い参加費を払っているし
・今は熱はないし、走ってみたら意外と大丈夫だったりして
といった、参加したいという気持ちも交錯し、本当に悩むところだと思います。
今回私は参加という判断を下し、無事完走というハッピーエンドでしたが、これを読んでいる皆さんに、参加を勧めているのではありません。勇気ある棄権という判断も必要です。参加するにしろ、棄権するにしろ、最後は自分自身で判断し、たとえ後悔する結果になったとしても、その責任を自分自身で取り、「自分自身が納得して決めた上での結果だから仕方がない」と思えることが大事です。
大会1週間前の発熱は、やはり大会本番へ及ぼす影響は大きかったです。熱はなくても、腹具合等何となく体調が良くない感じや、体調悪化への不安もあり、大会を純粋に楽しめない部分がありました。参加するという判断は、そういったマイナスを背負うことでもあります。
大会前に熱を出さないことが一番ではありますが、熱はどんなに気を付けていても、出る時は出るので、その際は、なるべく後悔しない判断をしていきましょう。
※ 記事一覧はこちら
さて、秋に参加したトレラン大会の話です。初めての距離(約80km)に挑戦するということもあり、大会前は体調に気を付けながら調整していました。しかし、連日の睡眠不足で疲れが溜まっていたのか、はたまたコロナに感染したのか、定かではありませんが、大会1週間前の日曜日の昼頃、「どうもダルいなぁ」と思い、熱を測ってみたところ、37度の微熱がありました。そして、その日の晩には3?.?度に上昇(具体的な数値は書きません。ご理解願います)。「これはマズい」と思い、その晩はたっぷり睡眠を取ったところ、翌朝には平熱の36度に戻りました。
「ホッ」と安心したのも束の間、そういえばコロナが流行りだして以降、大会に参加する際に「体調管理チェックシート」というものを提出する必要があり、それには大会前10日間(大会によっては7日間)の体温を記載します。今大会の規定では「大会前10日間に37.5度以上の発熱がないこと」が参加条件となっており、今回の発熱により、大会への参加を断念するか否かの瀬戸際に追い込まれました。しかし、毎日チェックシートには朝測った体温を記載していたため、チェックシート上では発熱は無かったことにし、残りの1週間、より一層体調に気を付けながら参加する方向で調整しました。
大会前1週間は、発熱こそなかったものの、腹具合がイマイチで、何となく倦怠感があるような、ないような感じでした。やはり、1度熱が出ると、本調子に戻るには、時間がかかるようです。
大会前日に会場へ行き、受付を済ませ、その晩は車中泊しました。少し熱っぽい感じがしたので、「37度以上あったらやっぱり棄権しよう」と思い、体温を測ったところ、36.9度でした。「ホッ」と安心した一方で、こんな微妙な体調で、大会に出るべきか否か、複雑な心境でした。
大会当日朝は、36度台前半に下がり、熱っぽさもなかったのですが、腹だけはユルく、ギュルギュルと鳴いていました。必携品ではない体温計をリュックに忍ばせ、「途中で体調がおかしいと感じたら熱を測り、熱があったら迷わず棄権しよう」と自分に言い聞かせて、約80kmの長い旅に出ました。
体調が悪くならないように、登り坂でも呼吸がひどく乱れない程度に、ペースを抑えつつ走りました。自分は今「コタツでミカンを食べながらテレビを見ているんだ」、「安静にしているんだ」と思い込むようにし、精神的な部分でも、体力温存に努めました。
怪しかった腹具合については、しばらくトイレがない区間で限界を迎えたため、コースアウトし、野へ放ちました。林業という職業柄、これは慣れっこです。ただ、出すものがなくなっても、ギュルギュル感は微妙に続きました。
省エネ走法が功を奏し、半分の40kmくらいまでは順調に走破していきましたが、そこからは脚の痙攣があったり、熱が出るかもという不安もあり、まだまだ完走できる自信は持てませんでした。ただ、走りながらオデコを触り、汗で冷えているおかげか冷たかったので、熱はないだろうと思えたことが、やや安心につながりました。
全体の2/3くらいの距離を走破した頃から、ようやく「完走できるかも」という自信が出てきて、体調悪化への不安も減ってきました。そして、日没後のゴールにはなりましたが、無事に完走できました。
今回の記事は、大会前に発熱し、大会を棄権するかどうか、迷っている人に読んでもらいたいと思い、書きました。
・無理して出ても、レース中、体調が悪化し、周りに迷惑をかけるのではないか
・もしコロナだったら、周りにうつしてしまうのではないか
・微妙な体調で出ても、レースを楽しめないのではないか
・万全な体調でも、こんな長い距離は完走できるかどうか分からないのに
といった、様々な不安があるため、棄権する方向に気持ちが傾く一方で、
・楽しみにしていた大会だし、高い参加費を払っているし
・今は熱はないし、走ってみたら意外と大丈夫だったりして
といった、参加したいという気持ちも交錯し、本当に悩むところだと思います。
今回私は参加という判断を下し、無事完走というハッピーエンドでしたが、これを読んでいる皆さんに、参加を勧めているのではありません。勇気ある棄権という判断も必要です。参加するにしろ、棄権するにしろ、最後は自分自身で判断し、たとえ後悔する結果になったとしても、その責任を自分自身で取り、「自分自身が納得して決めた上での結果だから仕方がない」と思えることが大事です。
大会1週間前の発熱は、やはり大会本番へ及ぼす影響は大きかったです。熱はなくても、腹具合等何となく体調が良くない感じや、体調悪化への不安もあり、大会を純粋に楽しめない部分がありました。参加するという判断は、そういったマイナスを背負うことでもあります。
大会前に熱を出さないことが一番ではありますが、熱はどんなに気を付けていても、出る時は出るので、その際は、なるべく後悔しない判断をしていきましょう。
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