2020年02月05日
日産ヘリテージコレクショングロリアスーパー6レース仕様車の再生完了
※2022年5月30日記事訂正
記事内のグロリアのエンジンルームとしてアップしている写真が間違っているので訂正します。
この写真はS54A-1のエンジンルームの写真でした。
記事内の写真はそのままにしますが、S54のエンジンルームである旨を記事内の該当部分に説明として入れました。
どうもです。
今日何気なしにヤフーのニュースを会社のパソコンで見ていたらこんな記事を見付けました。
「日産、「プリンス グロリア スーパー6 優勝仕様車」の再生完了宣言式。日産グローバル本社でエンジン音を響かせる」
昨年から再生を始めていたS41グロリアの再生完了宣言式というものが横浜の日産グローバル本社で行われたようです。
記事のリンクはこちらです。(2020/3/9 リンク切れを修正しました)
このグロリアは元々第二回日本グランプリ出場車仕様として作られたレプリカで、実際にレースに出た個体ではありません。
今回再生する際には当時実際にレースに出場した仕様に出来るだけ近づける努力をされたとのことなので、個人的にはどの程度の再現度なのか興味あります。
記事を読むと以前に手が入れられていた形跡があったそうで、オリジナルとは違う箇所がいくつか見受けられたそうですが、そもそもどの時点でこの仕様にされたものかもよくわからないらしいです。
自分は以前に一度現車を見る機会がありましたがその時はそこまで細かく見てはおらず、パッと見て本来のレース仕様車とは結構違うな〜、位にしか思いませんでした。
ステアリングがそもそもノーマルの白ハンドルでしたし、エンジンも一応はエキマニがデュアルなところはレース仕様と同じでしたがキャブレターなどはどうなのかな?って感じでしたし、実際どこまでオリジナルに似せようとしていたのか分かりません。
そもそも新車だったのか、中古車を改造したのかさえ不明です。
車両番号は7000番台初期のほうなので時期的には38年度中の生産車ではないかと思います・・・
遥か昔のノスヒロでも一度記事になったこともありましたが、その時の記事内容はもう覚えていないです。
とりあえず今回は以前座間の記念車庫に入っていた当時の写真を載せます。
記事の再生後と比べてどうでしょう?
グリルの目が細かいですが、車両番号的には正解です。
今回の再生では第二回グランプリ出場車に合わせて目の粗いグリルに交換したそうです。
本来センターにはピンク色の「P」マークがつきますがベースのみで欠品してますね。
このマークは後期になるとP部分まで含めた一体型の別物になります。
暗くてわかりにくくてすいませんが保管当時のエンジンルーム。
カムカバー上の黒い部品はS54Bと同じ部品のようです(通称煙突)
キャブレターにはエアクリーナケースの代わりにラッパ状のカバーが取り付けられてます。
※すいません、このエンジンルームの写真は隣に展示されていたS54A-1の物のようです。
ラジエターホースの取り回しやボンネットフードの形状を見れば分かるのに、なぜが長らく勘違いしていました。そもそもグランドグロリア以外はタンデムマスターシリンダーですらないのに・・・
エキマニが二分割になっているのは市販車では1000台のみ。
この車両のものがオリジナルかは知識不足で不明です。
※こちらの写真もグロリアではなくスカイラインです。
バルクヘッド端に写っている丸いものはダクトホースが本来付く部分で、S54の特徴の一つなのに気づきませんでした。この付近はグロリアならば本来ヒーターコアが付いている場所で、外していたとしても四角いので気付くべきでした・・・逆に言えばこのS54A-1にはウェーバーは装着されていなかったという事になります。
このグロリアはしばらくの間、日産グローバル本社ギャラリーに同じく以前再生された第二回グランプリ仕様のS54スカイラインと、プリンスの純レース車両であるR380と共に展示されているそうなので、どうにかして見に行けないかと思ってるんですけど行けるかな〜。
もし無事見に行けたらまた書こうと思います。
今回は以上です。
ではまた
記事内のグロリアのエンジンルームとしてアップしている写真が間違っているので訂正します。
この写真はS54A-1のエンジンルームの写真でした。
記事内の写真はそのままにしますが、S54のエンジンルームである旨を記事内の該当部分に説明として入れました。
どうもです。
今日何気なしにヤフーのニュースを会社のパソコンで見ていたらこんな記事を見付けました。
「日産、「プリンス グロリア スーパー6 優勝仕様車」の再生完了宣言式。日産グローバル本社でエンジン音を響かせる」
昨年から再生を始めていたS41グロリアの再生完了宣言式というものが横浜の日産グローバル本社で行われたようです。
記事のリンクはこちらです。(2020/3/9 リンク切れを修正しました)
このグロリアは元々第二回日本グランプリ出場車仕様として作られたレプリカで、実際にレースに出た個体ではありません。
今回再生する際には当時実際にレースに出場した仕様に出来るだけ近づける努力をされたとのことなので、個人的にはどの程度の再現度なのか興味あります。
記事を読むと以前に手が入れられていた形跡があったそうで、オリジナルとは違う箇所がいくつか見受けられたそうですが、そもそもどの時点でこの仕様にされたものかもよくわからないらしいです。
自分は以前に一度現車を見る機会がありましたがその時はそこまで細かく見てはおらず、パッと見て本来のレース仕様車とは結構違うな〜、位にしか思いませんでした。
ステアリングがそもそもノーマルの白ハンドルでしたし、エンジンも一応はエキマニがデュアルなところはレース仕様と同じでしたがキャブレターなどはどうなのかな?って感じでしたし、実際どこまでオリジナルに似せようとしていたのか分かりません。
そもそも新車だったのか、中古車を改造したのかさえ不明です。
車両番号は7000番台初期のほうなので時期的には38年度中の生産車ではないかと思います・・・
遥か昔のノスヒロでも一度記事になったこともありましたが、その時の記事内容はもう覚えていないです。
とりあえず今回は以前座間の記念車庫に入っていた当時の写真を載せます。
記事の再生後と比べてどうでしょう?
グリルの目が細かいですが、車両番号的には正解です。
今回の再生では第二回グランプリ出場車に合わせて目の粗いグリルに交換したそうです。
本来センターにはピンク色の「P」マークがつきますがベースのみで欠品してますね。
このマークは後期になるとP部分まで含めた一体型の別物になります。
カムカバー上の黒い部品はS54Bと同じ部品のようです(通称煙突)
キャブレターにはエアクリーナケースの代わりにラッパ状のカバーが取り付けられてます。
※すいません、このエンジンルームの写真は隣に展示されていたS54A-1の物のようです。
ラジエターホースの取り回しやボンネットフードの形状を見れば分かるのに、なぜが長らく勘違いしていました。そもそもグランドグロリア以外はタンデムマスターシリンダーですらないのに・・・
この車両のものがオリジナルかは知識不足で不明です。
※こちらの写真もグロリアではなくスカイラインです。
バルクヘッド端に写っている丸いものはダクトホースが本来付く部分で、S54の特徴の一つなのに気づきませんでした。この付近はグロリアならば本来ヒーターコアが付いている場所で、外していたとしても四角いので気付くべきでした・・・逆に言えばこのS54A-1にはウェーバーは装着されていなかったという事になります。
このグロリアはしばらくの間、日産グローバル本社ギャラリーに同じく以前再生された第二回グランプリ仕様のS54スカイラインと、プリンスの純レース車両であるR380と共に展示されているそうなので、どうにかして見に行けないかと思ってるんですけど行けるかな〜。
もし無事見に行けたらまた書こうと思います。
今回は以上です。
ではまた
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どうもです!
早速見に行ってきたんですね〜
私は未だ行けてないのでどうにか今月中に行けないものかと思案しております。
正直新車の展示はどうでもよくて(笑)1960年代の車に興味津々なわけですが。
R380以外は以前に一度座間で見てはいますが、綺麗になった状態はどうなのか気になります。
何とか見に行ってまた記事にしたいと思ってるんですけどね〜
ちょうど、次男くんが、運転免許を取ったタイミングだったので、記念ドライブで家族で横浜に出かけてきました!
飾られている新車も、良かったのですが、やはり、日本グランプリを飾ったこれらの車の方が、良かったですよ〜!
R380の曲線の美しさとか、今の車にはありませんからね〜
グロリアのレース仕様は、当時の高級車ということもあり、車のイメージとかけ離れたギャップが面白いですね〜!
この鮮やかな水色が、また・・・(笑)
とてもキレイに保たれていて、カッコ良かったですよ!
54スカイラインは、今の目で見ると、とてもコンパクトで取り回しがしやすそうですね!
実車を見ると、色々と感じられるところがあって、本当に良いですよね!
日産グローバルギャラリーも、しゃれおつで良いところですね!