2013年01月22日
第51回(2005年)臨床検査技師国家試験
51回午前問題13
動脈血ガス分析について誤っているのはどれか.
1 発熱は測定値に影響する. ◯
2 抗凝固剤にヘパリンを用いる. ◯
3 動脈血採血は医師が行う. ◯
4 検体を室温放置するとPaCO2が低下する. ×
5 検体に混入した気泡は直ちに除去する. ◯
【解説】
検体を室温に放置すると,白血球が血液中の酸素を消費して二酸化炭素を排出するために,二酸化炭素分圧は上昇する.
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51回午前問題16
健常成人脳波のα波で誤っているのはどれか.
1 左右対称性に出現する. ◯
2 開眼によって抑制される. ◯
3 前頭葉優位に出現する.×
4 周波数は9〜12Hzである. ◯
5 振幅は30〜50μVである. ◯
【解説】
α波は健康成人の安静・閉眼・覚醒時に周波数8〜14Hz未満,振幅50μV前後の波が連続して後頭部優位に出現する波形である.
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51回午前問題17
脳波所見で正しい組合せはどれか.2つ選べ.
1 周期性同期性放電――アルツハイマー(Alzheimer)病 ×
2 ヒプスアリスミア――レノックス(Lennox)症候群 ×
3 三相性波――――――クロイツフェルト・ヤコブ(Creutzfeldt -Jakob)病 ×
4 3Hz棘徐波複合 ―――欠 神 ◯
5 多棘徐波複合――――ミオクロニーてんかん ◯
【解説】
・周期性同期性放電はクロイツフェルト・ヤコブ病の特徴
・ヒプスアリスミアはウエスト症候群の特徴
※「ヒップ・ウエスト」と覚えれば忘れないですね!!笑
(レノックス症候群では1.5〜2.5Hz鋭徐波複合が特徴)
・三相性波は肝性脳症(肝性昏睡,肝脳疾患)や糖尿病性昏睡などでみられる特徴的な脳波
動脈血ガス分析について誤っているのはどれか.
1 発熱は測定値に影響する. ◯
2 抗凝固剤にヘパリンを用いる. ◯
3 動脈血採血は医師が行う. ◯
4 検体を室温放置するとPaCO2が低下する. ×
5 検体に混入した気泡は直ちに除去する. ◯
【解説】
検体を室温に放置すると,白血球が血液中の酸素を消費して二酸化炭素を排出するために,二酸化炭素分圧は上昇する.
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51回午前問題16
健常成人脳波のα波で誤っているのはどれか.
1 左右対称性に出現する. ◯
2 開眼によって抑制される. ◯
3 前頭葉優位に出現する.×
4 周波数は9〜12Hzである. ◯
5 振幅は30〜50μVである. ◯
【解説】
α波は健康成人の安静・閉眼・覚醒時に周波数8〜14Hz未満,振幅50μV前後の波が連続して後頭部優位に出現する波形である.
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51回午前問題17
脳波所見で正しい組合せはどれか.2つ選べ.
1 周期性同期性放電――アルツハイマー(Alzheimer)病 ×
2 ヒプスアリスミア――レノックス(Lennox)症候群 ×
3 三相性波――――――クロイツフェルト・ヤコブ(Creutzfeldt -Jakob)病 ×
4 3Hz棘徐波複合 ―――欠 神 ◯
5 多棘徐波複合――――ミオクロニーてんかん ◯
【解説】
・周期性同期性放電はクロイツフェルト・ヤコブ病の特徴
・ヒプスアリスミアはウエスト症候群の特徴
※「ヒップ・ウエスト」と覚えれば忘れないですね!!笑
(レノックス症候群では1.5〜2.5Hz鋭徐波複合が特徴)
・三相性波は肝性脳症(肝性昏睡,肝脳疾患)や糖尿病性昏睡などでみられる特徴的な脳波
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