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☆高血圧に有用な血圧抑制ペプチド特集☆

以下のペプチド(アミノ酸が数個〜十数個ほど連なった構造)は
アンギオテンシン変換酵素(いわゆるACE)阻害作用が認められているので,
血圧上昇抑制作用が特定保健用食品として認められています

・ラクトトリペプチド

・カゼインドデカペプチド

・カツオ節オリゴペプチド

・ごまペプチド

・ブナハリタケペプチド

・イワシペプチド

ただし,ブラジキニナーゼの阻害作用も合わせ持つため
人によっては空咳がでることもあるのでその点は注意が必要

ジェイゾロフト(セルトラリン)の特徴


[商品名]ジェイゾロフト [一般名]セルトラリン

名称の由来:
JZOLOFTの“ J ”は“ Japan ”の頭文字Jを示している。
“ ZO ”はラテン語で“心”や“気分”、“ LOFT ”は“持ち上げる”という意味を持つ。





・国内3番目の選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)
(1番目:デプロメール・ルボックス,2番目:パキシル)

血中濃度半減期(約23〜24 時間)が長く,1日1回の服用で良い。

・服用時点は1日のどこでも良い。薬物動態に対する食事の影響もほぼ無い。

・治療の用量は25〜75mgで効果が現れない場合は最高で100mgを超えない範囲で適宜増減する。
(外国ではMAX200mgです。医師の判断・責任のもと行われてます。)

・よくある副作用は頭痛、眠気、吐き気、下痢、震え等。

・他のSSRIに比べて、肝薬物代謝酵素チトクロームP450(CYP)に対する阻害作用が弱

・今までのSSRIの中で1番離脱症状が軽いこと,再燃・再発可能性が低いと臨床試験から明らかになっている。

[薬価] 137.2 円 / 25mg錠 ,241.1 円 / 50mg錠

[依存性]
アカゲサルを用いた静脈内自己投与試験(訓練薬物:コカイン)及び薬物弁別試験(アンフェタミン及びペントバルビタール)を実施した結果、自己摂取行動の増加はみられず、またアンフェタミン及びペントバルビタールの代用にはならず、依存性は認められなかった。

某掲示板より...

☆即効性のある薬ではありません。効果を実感するには時間がかかります。急がない、焦らない。

効果より副作用の方が先にでます。副作用がつらいようなら
医師に相談。

☆超低空飛行で安定する場合が多いです。飲み始めてからドドーンと落ち込むことが減った気がしませんか?

☆シャキーン!ビシッ!! とやる気の出る薬ではなさそうです。

☆飲む前まで「もう駄目だ」「もう終わりだ」と頭の中で無限ループしてたのが消えた

・傾眠も出るが不眠・熟眠感の欠如も起こるため,場合によってはベンゾジアゼピン系の睡眠薬も併用する。

・感情の起伏の波を穏やかにするため,辛いことを感じにくくなるが,ダウナーとしても作用しうる。

・怖い夢や変な夢、リアルな夢を見る

・寝てることが幸せに感じるようになる副作用?も時としてあり

・低血圧になり転倒することもある。低体温にも念のため注意が必要

脂質異常症に有用な特定保健用食品成分


中鎖脂肪酸
この油は体に脂肪がつきにくいのが特徴です。
体脂肪が気になる方や肥満気味の方は,
通常の油に替えて,この油をお使いいただくことをおすすめします。



DHA.EPA
本品は中性脂肪を低下させる作用のあるドコサヘキサエン酸(DHA)と
エイコサペンタエン酸(EPA)を含んでいるので,
中性脂肪の値が気になる方に適した食品です。



茶カテキン
本品は茶カテキンを豊富に含んでおり,
エネルギーとして脂肪を消費しやすくするので,体脂肪が気になる方に適しています。



ウーロン茶重合ポリフェノール(ウーロンホモビスフラバンB)
本品は,脂肪の吸収を抑えるウーロン茶重合ポリフェノールの働きにより,
食後の血中中性脂肪の上昇を抑えるので,脂肪の多い食事を摂りがちな方,
血中中性脂肪が高めの方の食生活改善に役立ちます。



植物ステロールエステル
本品は,コレステロールの吸収を抑制する働きのある
植物性ステロールを配合することにより,
血中総コレステロール値及びLDLコレステロールを下げるのが特徴です。
コレステロールの値が気になる方の食生活改善に役立ちます。



大豆タンパク質
本製品は,分離大豆タンパク質を原料にし,血清コレステロールを低下させる
働きのある大豆タンパク質を摂取しやしように工夫されてあるので,
コレステロールが高めの方の食生活の改善に役立ちます。



サイリウム種皮
本品は,コレステロールの吸収を抑え,お腹の調子を整える食物繊維の豊富な
サイリウム種皮を減量にし,血清コレステロールを低下させるよう工夫されているので,
コレステロールが高めの方で,お腹の調子も気になる方の食生活の改善に役立ちます。

高尿酸血症・痛風と栄養


1.尿酸代謝
DNAやRNAなどの核酸の骨格を構成する重要な素材にはプリン環を化学構造に持つプリン体(アデニン,グアニン)があり,不要になったプリン体は肝臓で尿酸に代謝され尿中に排泄される。通常では一日約0.6gの尿酸が産生される。

2.高尿酸血症
何らかの原因で尿酸が体内で過剰となり,血中濃度が7.0mg/dL以上に増加した状態を高尿酸血症という。高尿酸血症は痛風や尿路結石症の原因となるほか,動脈硬化や心筋梗塞を誘引することも知られている。しかし,高尿酸血症だけでは自覚症状は発現しない

3.痛風
高尿酸血症の一部で急性の関節炎を生じたことのある人を痛風と呼ぶ。高尿酸血症の10%に出現すると言われており,血清尿酸値の高いほど関節炎の出現する確率は高くなる。

食事と栄養
基本的にはプリン体制限と総エネルギー制限の両方を行う。肥満者の約半数では低プリン食よりも通常の低エネルギー食に反応するからである。これらの制限によって尿酸値は比較的短期間に低下する傾向がある。プリン体の多い食品を頭に入れ,一日プリン体摂取量を200〜400mg以下にすることを目標する。

水分摂取
尿路結石防止のため,水分を十分に摂取させる。これにより尿中の尿酸濃度が低下して尿中での尿酸の析出を防ぐことができる。通常人の尿量は一日800〜1200mLだが,高尿酸血症患者や痛風患者では一日の尿量を季節を問わず2L以上にすることを理想とし,少なくとも毎日2L以上の水分を取る。尿酸は酸性の条件で溶解度か低下,すなわち結晶として析出しやすくなるため尿をアルカリ化する食品を積極的に摂取し,逆に酸性化する食品を控えることが大切である。



【ポイント】
・プリン体は核酸由来のため細胞密度の大きい内蔵(レバー,あん肝,白子,かにみそ,ウニ)などを避けるようにする。
・プリン体は野菜よりも肉類に多く,特に魚肉の赤身に多い。
・プリン体は親水性のため調理の過程で抜け出る。そのためソーセージや竹輪などの加工食品には意外とプリン体が少ない。
・肉汁や鶏がらスープには肉の形がなくてもプリン体が高濃度に含まれる。
・アルコールにもプリン体が多く含まれ,特にビールに多い。ビールは500mL以下/日にする(ビール500mLでプリン体は36.5mg),発泡酒はビールよりもプリン体が少ないことも知っておく(約半分)。またおつまみの定番の枝豆にもプリン体が多いので気をつける。
・フルクトース(清涼飲料水など)の取り過ぎも血清尿酸値に悪影響を与える。






健康食品概論〜サプリメントのススメ〜


医薬品ではない健康食品は,
薬事法上,「〜に効く」等,疾病の治療に用いるような表現は謳えません。
勿論その効果はマイルドであるものの,
実は医学的なエビデンスが確立している成分も多々あります
そのような成分を簡単な説明付きで紹介していきたいと思います。

1) アスタキサンチン
最近特に注目を浴びている成分ですね。
カニ,エビなどに存在する赤色色素であり,多くの実験で強い抗酸化作用が報告されています。
その作用に基づいての抗炎症作用,免疫賦活作用などが報告されています。
紫外線の暴露による細胞のダメージに対して回復させる力があるので
野外で活動を多くされる方,若々しい肌を保ちたい方にオススメの成分です。

2) γ-アミノ酪酸;GABA(ギャバ)
これも超有名何処ですね。実は,かつては医薬品としても用いられていました。
グルタミン酸のγ位のカルボン酸が脱炭酸してできる神経伝達物質です。
ノルアドレナリンの過剰分泌抑制による血圧上昇抑制作用が証明されているため
特定保健用食品として認可されています。ストレス解消成分が民間ではいわれ,
血圧高めでイライラしやすい方,興奮し気味で寝付きが悪い方などにオススメの成分です。

3) アリシン
ニンニクパワーの源ですね。にんにくのアリーンという成分が,
アリナーゼによって加水分解されて生成する硫黄化合物でにんにく特有のにおいの原因物質であります。
ビタミンB1には疲労回復作用があることは有名ですが,アリシンはビタミンB1と結合して
アリサイアミンとなり,B1の作用を増強する働きがあります。
またアリシン自体の効果として強い抗菌作用,疲労回復,コレステロール低下作用などが
知られています。なお,にんにくにはその他にもアホエンなどの硫黄化合物も存在していて,
これらが総合的に作用していると考えられています。
とにかく疲れやすい,という方にオススメできる成分ですね。

4) アントシアニン
ブルーベリーの色素;アントシアニジンの配糖体のない形であるアグリコンで
ロドプシン(瞳の光受容体)における作用を助けることが科学的に証明されています。
一般には,目の疲れを取ると言われていますね。またアントシアニンには強い抗酸化作用もあります。
目の疲労を防止することから眼精疲労に基づく肩こりなどに悩んでいる方にオススメできる成分です。
若年性の近視に対しても改善する場合があります。
目を酷使している方は是非とも試していただきたい成分ですね。

5) 大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは多くの疫学的研究および臨床報告がされている成分です。
その多くの結果は,女性ホルモンのエストロゲン様作用で更年期障害に伴う
諸症状の改善
,骨粗鬆症,前立腺がんの予防と改善,乳がんの予防等の報告が多数あります。
実際にイソフラボンの女性ホルモン受容体への結合も実験的に確認されています。
また,血清コレステロール値の上昇抑制,さらには抗酸化作用に伴う酸化障害の
抑制作用なども報告されています。良い事ずくめのイソフラボンですが,妊娠状態での
大豆イソフラボンの過剰な摂取は避けたほうがいいことも知られています。
サプリメントで摂る場合,目安の摂取量は守るようにしましょう。

6) カプサイシン
言わずと知れた唐辛子の辛味成分で,ダイエット食品に繁用されています。
食欲増進とともにミトコンドリアの電子伝達系に対しアンカップラーとして作用する(簡単に言えば,カロリーが熱エネルギーとして消費される)ため,体脂肪燃焼促進作用・体脂肪の減少効果が確認されています。
また,そうした発熱的刺激作用と末梢血管拡張作用に伴う肩こり改善効果,
冷え性改善効果などが報告されています。(ただし,唐辛子の食べ過ぎは身体によくありません,あしからず・・・)

7) キトサン
キトサンは,胆汁酸排泄促進効果によるコレステロール低下作用があり,
その効果は特定保健用食品として認められています
塩化物イオンの吸着による排泄促進から高血圧に対する効果も報告されています。
他にも便秘に対して有効である(これは胆汁酸排泄促進効果とリンクしますね)とか,
エビデンスがやや信憑性に欠けますが,抗癌作用に関する報告も存在しています。
キトサンは脂っぽい食事が好きな方にはぜひ摂っていただきたい成分です。
なお抗アレルギー効果もあるとされていますが,カニやエビ由来の製品が多いため
これらにアレルギーのある人には注意が必要かと思います,念のため。


試験前にはエスタロンモカ錠




今は受験シーズンですね。

試験前ってやたら眠たくなりますよね・・(笑)

1錠に100mgのカフェインが入っていて値段も安い!

しかも身体を元気にしてくれるビタミンB1入り!

コーヒーの1.5杯分のカフェイン。あるいは栄養ドリンク2本分のカフェインが

1錠で気軽にパクっと☆

頭スッキリ,眠気(−)

しかし、これだけではなくさらにお勧めしたい飲み方があります

栄養ドリンクでエスタロンモカ錠を飲むのですw

市販の栄養ドリンク(リポビタン、チオビタ、エスカップ・・・etc)には

必ずカフェインが50mgほど含有されています。

なぜならカフェインには眠気の除去だけでなく、

頭重や頭痛を取り払い、頭をスッキリさせるような作用が

あるからです。

しかし、この方法は心臓がバクバクしますので

身体の弱い方は止めておきましょう。

また1日に何回も乱用するとカフェイン中毒になってしまう恐れがあることも頭に入れておきましょう。

私はこれで1日12時間は机に向かえます^^

胃が弱い方には栄養ドリンクとの併用はオススメできませんが・・・・



薬剤師の60%は女性


2011年12月6日(火)のニュース

 厚生労働省の2010年医師・歯科医師・薬剤師調査結果により、昨年末現在の医師数が29万5049人、歯科医師数が10万1576人、薬剤師数が27万6517人で、前回2年前を医師と薬剤師が8000人以上、歯科医師が2000人程度それぞれ上回ったことが分かった。


 調査は保健所への届出を集計したもの。前回と比べると医師は2・9%、歯科医師は2・2%、薬剤師は3・3%増加した。薬剤師数の伸び率は、薬学6年制への移行の影響で例年に比べ低水準だった。

 女性の割合は、医師が18・9%、歯科医師が21・1%、薬剤師が60・9%だった。

 薬剤師の従事先は、全体の半数を占める薬局が14万5603人で前回から7・3%増加し、病院・診療所は5万2013人で3・3%増にとどまった。大学は7538人で18・7%減った。医薬品関係企業4万7256人と、行政・衛生施設6303人は横ばいだった。


インクレチン関連薬(DPP-4阻害剤,GLP-1受動態作動薬)


2011年11月現在,本邦で販売されているインクレチン関連薬は次の通りである。

1.DPP-4阻害剤

・シタグリプチン(ジャヌビア,グラクティブ)
・ビルダグリプチン(エクア)
・アログリプチン(ネシーナ)
・リナグリプチン(トラゼンタ)

2.GLP-1受容体作動薬(ヒトGLP-1アナログ製剤)

・リラグルチド(ビクトーザ皮下注)
・エキセナチド(バイエッタ皮下注)

これらはインクレチン関連薬と総称される。

インクレチンとは食事摂取に伴い
小腸からである消化管ホルモンでGIPとGLP-1が知られている。

GLP-1(Glucagon-like peptide 1)は,小腸に存在するL細胞から分泌される
インクレチンホルモンであり

GLP-1は

@インスリン分泌促進
Aグルカゴン分泌抑制
B胃内容排出の遅延
C満腹感の刺激
D動物モデルではβ細胞量の維持・増加


といった作用を有する。

2型糖尿病では罹病期間が長くなるとβ細胞量,インスリン分泌量が減少し,
SU類の二次無効をきたす原因となる。
また,GLP-1によるインスリン分泌促進は血糖依存性であるため,
GLP-1を外因性に投与しても低血糖を引き起こすことはほぼない。

こういった特徴からGLP-1は糖尿病治療薬としての応用が期待されていた。
しかしながら,GLP-1を外因性に投与するとDipeptidyl peptidse W(DPP-4)による速やかに分解されてしまう。その半減期は約3分である。

そこで,GLP-1を糖尿病治療薬として応用すべく2つの方策がとられた。

1つはDPP-4により分解されにくいGLP-1アナログであり,
もう1つはDPP-4阻害薬である。

リラグルチドはGLP-1をアシル化することにより,アルブミンとの結合を促し,
DPP-4の分解を受けにくくしたGLP-1アナログである。半減期は13時間で,
1日1回の皮下注で効果を発現する。

エキセナチドは米国南西部に生息する大トカゲ(ヒーラモンスター)の唾液に含まれる
Exedin-4を人工的に合成したものである。GLP-1とのアミノ酸配列の相同性が大きい。

DPP-4阻害剤の最大のメリットは1日1回の経口投与でよいことと
膵β細胞のインスリン分泌カスケードを増幅させるのみであるため
血糖値が正常(BS<108mg/dL)の範囲であれば血糖降下作用は発現しないため
低血糖のリスクがSU剤に比べ少ないことである。

ピオグリタゾン塩酸塩(アクトス錠)の薬理作用


 ピオグリタゾンはチアゾリジンジオン誘導体であり,
骨格筋および肝臓におけるインスリンの作用を改善する。
骨格筋においてはインスリン刺激によるブドウ糖の取り込みを促進し,
また,肝臓からのブドウ糖放出を抑制する。

臨床的に観察されるチアゾリジンジオン誘導体による血糖コントロールの改善は

主に骨格筋におけるインスリン作用の改善による。


 チアゾリジンジオン誘導体によるインスリン作用の増強は脂肪細胞を介するものと考えられている。

チアゾリジンジオン誘導体は脂肪細胞の核内受容体型転写因子であるペルオキシソーム増殖薬応答性受容体(PPARγ)のリガンドとして働く。

PPARγはretinoid X receptorとヘテロダイマーを形成し,標的遺伝子に結合することにより,標的遺伝子の転写を促進する。

チアゾリジンジオン誘導体が脂肪細胞のPPARγに結合することにより,大型脂肪細胞のアポトーシスを誘導する

この結果,大型脂肪細胞は減少し小型脂肪細胞は増加することとなる。

脂肪細胞からは腫瘍壊死因子TNFα,レプチンといったサイトカインや遊離脂肪酸(Free Fatty Acid:FFA)が分泌されているが,大型脂肪細胞の減少と小型脂肪細胞の増加に伴いこれらの減少が認められる。
TNFαおよびFFAはインスリン抵抗性の原因物質と考えられている。

また小型脂肪細胞の増加に伴い
善玉サイトカインであるアディポネクチンの分泌も増加するため
インスリン抵抗性が改善すると考えられている。

実験動物と動物実験


実験動物と動物実験の違いとは

実験動物は「教育,試験研究,生物学的製剤の製造,その他の科学上の利益に供するため,合目的に繁殖した動物」と定義され,動物実験は「動物に何らかの実験処置を加えて,動物の反応を観察すること」と定義されている。

試験研究は,大学等で行われる学術研究(研究)と企業や試験機関等で行われる医薬品の安全性試験等(検定)に大別される。前者は多様な動物種あるいは系統を少数ずつ使用し,後者は少数の動物種あるいは系統を多数使用する傾向がある。

しかし,これらは科学的視点から狭義に定義したものであり,野生動物,産業用家畜等から科学上の利用に供するために転用される動物を含め,実験用動物(広義の実験動物)ということもある。

広義の実験動物にはヒトと同じ哺乳類に属する動物も多いが,トリ類,爬虫類,両生類,魚類さらに昆虫など,系統発生的にみて下等な動物まで含まれる。いずれも実験目的にあった有用で均一な特性を持つこと望ましい。野生動物や家畜は遺伝的な均等性などの点で実験動物より劣る点が多く,過去の病歴や年齢さえもわからないことがある。このため,一般的には狭義の実験動物を使用することが望まれる。


実験動物と実験用動物のまとめ

実験動物(狭義):研究,教育,試験,製造のため,合目的に飼い慣らされ,繁殖・生産される動物(例;マウス,ラット,モルモット,ウサギ)

家畜:社会的に有用であるため,飼い慣らされ,繁殖・生産される動物(例;イヌ,ネコ,ブタ,ヤギ,ヒツジ)

野生動物:自然界から捕獲した動物。人為的な繁殖・生産は行われていない(例;サル類,イモリ,爬虫類)

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