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2024年01月30日
風を味方に付ける!風向きに合わせたポイント選びでもっと釣れる
釣りにおける最大の天敵“風”。
釣果や釣りやすさを大きく左右する風は本当に厄介ですよね。
冬の北風は冷気まで運んでくるのでたまったもんじゃありません。
しかし、風にも嬉しいメリットがあります。
今回は、風が大きな武器になり得るポイントの選び方を紹介します。
風を味方に付ける!
出典・photoAC
釣りの最大の天敵“風”。
風は通年釣りに大きな関わりを持ち、釣りやすさや釣果を左右する大事な要素です。
せっかく釣りの予定を立てていたのに強風で断念・・・なんてことも釣りをしていればよくあること。
しかし、風は厄介なだけのヤツではありません。
見る角度をちょっと変えてみると、“心強い味方”にもなってくれます。
風がもたらす影響、風向き別で意識したいポイントを見ていきましょう。
向かい風
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正面から吹き付ける向かい風。
心地よい強さの時もありますが、時には目を開けるのも難しいほど強いときもあり、釣りをするには決して良い環境とは言えません。
しかし、海の中では釣り人にとって嬉しい現象が発生している可能性もあります。
ベイトが岸に寄りやすい
陸地方向へ吹く向かい風は、魚のエサとなるプランクトンやベイトが岸の方に流され、“魚が一カ所に集まりやすくなる”のです。
さらには、海中の酸素濃度も増えることで、“釣り場全体の活性が高くなる”といった嬉しいメリットも存在します。
つまり、「向かい風+餌場を絞る=釣果に繋がりやすい」という構図が完成します。
追い風
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背中から吹き抜ける追い風も釣り場ではよくあるシチュエーション。
背中から風に押されることになるので転落・落水には注意しなければなりませんが、釣りに大きな影響を与えることは確かです。
飛距離が伸びる
追い風による一番のメリットと言えば、ルアーの飛距離が圧倒的に伸びることです。
飛距離が伸びれば伸びるほど魚との接点も増えます。
また、普段ではルアーが届かないプレシャーが低くなっている竿抜けポイントまで大遠投も可能に。
潮の状況次第ではありますが、沖に向かって仕掛けを流す釣りもやりやすくなります。
横風
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メリットも少なく、利用もしづらいのが横風です。
とにかく釣りがやりにくく、ライトゲームやエギングなど軽めのルアーを使う釣りでは特にデメリットになります。
全く釣りにならないケースも
キャスト方向に向かって横から吹く風は、魚を釣るために必要な情報伝達が伝わりにくくなり、ひどいときには完全に遮断させてしまいます。
繊細な釣りになればなるほど、横風による影響を大きく受けてしまいます。
横風の影響がないポイントを選ぶことが重要です。
しかし、風からの逃げ場がなく、どうしても横風を受けながら釣りをしないといけないこともありますよね。
そんなときは魚を狙うことからいったん離れ、まずは地形や潮の流れなどを把握することに努めましょう。
現場の状況を把握しておけば、横風があってもボトムを感知できたり、ピンポイントにも仕掛けを入れやすくなりますよ。
風は友達!
自然相手の魚釣りでは、風を筆頭に様々な気象状況は人間にはどうしようもありません。
天候とうまく調和をして釣りを楽しむためには、まず風を味方に付けることが最善ではないでしょうか。
風と上手な付き合い方ができれば、自然と釣りのレベルも上がるかもしれませんよ。
最後までご覧いただきありがとうございます。
2024年01月27日
冬の人気ルアーターゲット!食べて美味しいやつが揃ってます
一般的に冬=オフシーズンとされがちですが、実は多くの魅力が隠されたシーズンなんです。
なんと言っても、冬のルアーフィッシングでは、食べて美味しい人気ターゲットが揃ってます。
今回は、冬の人気ルアーターゲットを紹介します。
冬のルアーフィッシング
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冬のソルトルアーゲームと言えば、全然釣れないからオフシーズンと思われてる方も多いと思います。
確かに、水温も低下して魚の活性も下がり、なにより寒いから釣り人側のモチベーションも下がりますよね。
しかし、低水温を好み冬のシーズンでも釣果を期待できるターゲットはいます。
また、水温が下がることで温排水などの高水温エリアに魚が集中することもあります。
全く釣れないと言うよりは、“冬に合わせた釣り方”が重要です。
冬がハイシーズンの魚
ソルトルアーゲームで狙えるターゲットには、冬にハイシーズンを迎える魚もいます。
冬にハイシーズンを迎えるおすすめ魚種を紹介します。
ソルトルアーで人気のターゲットが、冬になるとサイズ・数が狙えることも。
カサゴ・ソイ
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ルアーフィッシング初心者にもおすすめのロックフィッシュとして知られるカサゴやソイ。
実はオフシーズンが少ない魚です。
特に冬は、春の産卵に向けて活性が高くなっているので、他の季節と比べ釣果も上がりやすいです。
冬に狙えるターゲットの中でも、手軽に狙えるのも魅力ですね。
メバル
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ライトゲームの人気ターゲット、メバル。
冬に産卵の時期を迎えるので、好釣果が期待できます。
また、産卵を意識した個体は、障害物のあるエリアや藻場につくことが多いので、狙うポイントも絞りやすくなります。
冬が暮れるにつれ、捕食パターンが変わる傾向があるので、状況を見定めることが重要です。
捕食パターンが変わる分、ゲーム性が高くなり、より楽しめるかもしませんね。
アイナメ
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元祖ロックフィッシングの人気ターゲットと言えばアイナメ。
冬のシーズンは産卵のために大型の個体が岸寄りするので、サイズ・数ともに狙うことができます。
北海道や東北など水温が下がる地域では、50cmオーバーも夢ではありません。
ランカーサイズのアイナメを狙うなら、冬は最高のシーズンです。
ヒイカ・マメイカ
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冬シーズンに狙えるイカとして有名なヒイカ・マメイカ。
どちらも同じ種類のイカで、正式名称はジンドウイカ。
産卵のため群れによる岸寄りが期待できるので、釣果が3桁を超えることも。
サイズはやや小ぶりですが、非常に美味しいターゲットです。
ヒラメ
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水温の低下に合わせ、体力の少ない小型の個体は深場へ移動してしまいますが、大型の個体はエサを求めて接岸していることもあります。
座布団ヒラメも夢じゃありません。
水温が上昇しやすい夕マズメが狙い目。
最大の敵は寒さ
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冬の釣りで最大の敵は“寒さ”。
防寒対策を怠ればモチベーションの低下や、体調不良を招く恐れもあります。
防寒ウェアだけでなく、アンダーシャツやアンダータイツ、防寒ソックスなどのインナー。
そして、防寒グローブ。
指先までしっかり防寒することで体温の低下を防止できます。
また、身体の芯から温まれて手軽に携帯できる、インスタントラーメンやカップラーメンを持って行くのもおすすめです。
釣れなかったとしても、釣行後に食べるインスタントラーメンは格別ですよ。
冬のソルトルアーゲームを楽しもう!
冬のソルトルアーゲームはオフシーズンと思われがちですが、ターゲットによっては大きいサイズ・数釣りと好釣果も期待できます。
特に冬が産卵期の魚種は要チェック。
しっかりと防寒対策をして、冬のソルトルアーゲームを楽しんじゃいましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
2024年01月26日
知っておきたい!釣りと水温の関係
魚の活性を“大きく左右”する水温。
魚にとってたった1℃の水温変化でも、人間に例えると外気温が4〜5℃ほど変わることに匹敵すると言われています。
今回は、釣り・魚と水温の関係と、水温を知ることのメリットを紹介します。
釣りと水温
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魚の活性を大きく左右する「水温」。
たった1℃の水温変化でも、魚にとっては大きな変化です。
水温を知ることは、釣りをする上で、魚の状態を把握するための大きなヒントになります。
そして、釣果を出すための手助けをしてくれます。
それでは、釣りと水温の関係と水温を知ることのメリットを見ていきましょう。
その場所は適水温?
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魚にはそれぞれ「適水温」と言うものがあります。
例えば、メバルは12〜16℃が適水温なので冬から春にかけてがハイシーズンに、ヒラメは15〜25℃が適水温で春や秋が高活性に。
などのように適水温であれば魚は活発になり、適水温より高くても低くても魚は低活性になりがちです。
たった1℃の水温変化でも魚にとっては大きな変化で、人間に例えると4〜5℃気温が変化するのと同じ感覚といわれています。
ターゲットの適水温を知り、釣り場の水温を測ることで、ある程度釣れる・釣れないの指標にすることができます。
そこはほんとに温排水?
冬の釣りにおける1級ポイント「温排水」。
工場などから流れてくる水は暖かいことが多く、冷たい水を嫌う魚たちが集まりやすいです。
しかし、「あの流れ込みは温排水だよ」「このポイントは温排水が流れ込んでいる」と聞いていたけど、実際に測ってみると全然違うことも......。
冬は魚がなかなか釣れない時期なので、貴重な1匹を釣り上げるためにも、しっかりと測ってチェックしたいものです。
他と違う状況ならチャンス大!
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夏場なら他よりも水温が低い場所に、冬はその逆で水温が高い場所に魚は集まりやすいです。
特に狭い範囲だけ水温が違っている場合は、湧き水が出ている超1級ポイントかもしれません。
水温は目では把握できない変化です。
他とこの場所だけ違う状況なら、釣れるチャンスは大きくなります。
記録を残せば次にも活かせる!
釣り場に着いたら直ぐにルアー・仕掛けを投げたくなってしまいますが、最初にちょこっと水温を測れば、釣果に繋がるヒントが得られるはずです。
また、水温は手軽にかつ正確に数字として記録できる要素です。
釣れた状況はどうたったのかを考察するためにも重要な材料になります。
釣れなかったとしても水温を測っておけば、次の釣行時に同じような水温の状況で場所移動をしたり、釣り方を変えるなどの工夫ができます。
さらには、去年の今時期の水温は○℃だったから今年はちょっと高めだな、などといったことも数字で確認することが可能です。
水温だけでなく、潮回りや釣れた時間なども記録しておけば、より良いデータとして次回の釣行に活用することができますよ。
最後までご覧いただきありがとうございます。