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2024年06月29日
1号って何ポンド?ラインの号数・ポンド・太さの規格について知ろう!
釣りのラインで、「1号が何キロ、何ポンド」かパッと答えられますか?
ちなみに僕は答えられる自信はありません。
釣りのラインの表記は主に号(太さの単位)で表され、キロやポンドのように重さの単位ではありません。
しかし、太さだけでなくラインの強度も知りたいですよね、
今回は、号数・キロ・ポンド・太さの4項目の早見表を紹介します。
ラインの号数について
釣りのラインの表記には“号”が主に使われてます。
ルアーフィッシングの普及とともに“lb(ぽんど)”が使われることもあります。
海水の釣りや淡水のエサ釣りでは、号表記が主流です。
ルアーフィッシング・バスフィッシングでは、主にlb(ポンド)表記が使われます。
号とは?
号とは、“釣り糸(ライン)の太さ”の単位になります。
号数が大きくなればそれだけ太くなり、引っ張り強度や断面積も大きくなるので、大きな魚を狙えます。
号とポンドの早見表
ラインに使われている号数表記。
釣具屋さんでラインを選ぶときに、「1号ってどれくらいの太さ?」「何ポンドくらい?」と、悩まれた経験もあるのではないでしょうか。
号数・キロ・ポンド・太さについての早見表を作成したので紹介します。
参考までにお使いください。
※換算の数値の太さは、日本釣用品工業会(JAFTMA)が定めている標準規格を参考にしています。
メーカーによって多少の差違があります。
計算方法
号からキロを計算するときは、1号が約2キロであることを覚えておきましょう。
例えば倍の2号だったら2×2で約4キロに、半分の0.5号なら約1キロになります。
ポンドの場合は、1号4ポンドで覚えると良いでしょう。
PEラインの場合は、2.5号までは×20ポンド。
3〜6号は×15ポンドで大よその強度を計算することができます。
ただし、メーカーや4本編み・8本編みでも異なります。
適切なラインを選んでターゲットを釣り上げよう!
適切なラインを選ぶことは、ターゲットを釣り上げるためにに重要なことです。
この機会に早見表を使って、号数を確認してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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2024年06月28日
魚によくいる寄生虫まとめ!
「釣った魚を調理して食べる」
釣りの醍醐味の1つですよね。
釣った魚を食べるときに注意したいのが“寄生虫”の存在です。
魚に付く寄生虫には人体にとって有害になるものもいます。
そんな魚に住み着く寄生虫をまとめてみました。
魚によくいる寄生虫
出典・photoAC
魚にはつきものと言っても過言ではない“寄生虫”。
一般的には食中毒の原因にもなる「アニサキス」が有名ですよね。
しかし、その他にもさまざまな寄生虫が存在します。
もちろん全ての寄生虫が有毒というわけではありませんが、中には大変なことになりかねないヤツも...。
自分で釣った魚を調理する機会が多い釣り人ならば、押さえておきたいところ。
アニサキス
出典・photoAC
寄生虫と言ったら一番はじめに思い浮かぶのが「アニサキス」ではないでしょうか。
食中毒の原因になりやすい寄生虫なので、一般的によく知られていますよね。
寄生虫の中でも最も有名なアニサキスは、長さ2p前後で、白い糸のような見た目の線虫です。
アジ、サバ、サンマ、カツオ、サケ、イカなどなど、食用として人気の高い魚にもよく寄生しています。
スーパーなどで販売されている鮮魚から見つかることも珍しくありません。
冷凍・加熱が不十分な魚を食べることで、アニサキスが人間の体内に入り、胃や腸に刺さることで食中毒を引き起こします。
魚の身に付いたアニサキスを除去する場合は、目視で確認しピンセット等で綺麗に取り除きましょう。
またアニサキスは、−20℃で24時間以上の冷凍、または60℃以上で1分以上加熱することで死滅します。
クドア・セプテンプンクタータ
出典・photoAC
ソルトウォーターゲームの人気ターゲットであるヒラメ。
そんなヒラメにも釣って食べる際に要注意なのが、通称“クアド”と呼ばれる、「クドア・セプテンプンクタータ」という寄生虫です。
目視では確認できないほど非常に小さな寄生虫です。
クアドが大量に寄生しているヒラメを食べると、嘔吐や下痢などの症状に悩まされます。
アニサキスに比べると期間が短く、症状も軽症なので、食中毒だと気付かない場合も多いです。
目視での確認が困難なので加熱・冷凍処理をすることで、クアドによる食中毒を防ぐことができます。
冷凍の場合はマイナス20℃で4時間以上、加熱する場合は75℃以上で5分が目安です。
テンタクラリア
出典・photoAC
釣りのターゲットとしてはもちろん、たたきでも有名で人気なカツオ。
そんなカツオにも、ウジムシのような見た目の「テンタクラリア」と呼ばれる寄生虫がいたりします。
内臓に寄生しているのではなく、ハラスの部分に寄生しています。
食べてしまっても人体に害はありませんが、見た目が強烈なので生息しやすいハラス部分を取り除いて調理するのがオススメです。
タイノエ
出典・photoAC
エイリアンのような見た目が印象的な「タイノエ」。
名前の通り、タイやアジに寄生する寄生虫で、魚を宿主として体液を吸い取りながら活動します。
釣った魚の口からタイノエが出てくることも珍しくないので、釣り人にとってはよく見る寄生虫かもしれませんね。
その見た目とは裏腹に、人間に寄生することはないので、誤って食べてしまっても害はありません。
ブリ糸状虫
出典・photoAC
ルアーで狙える魚の中でも人気の高いブリ。
刺身や煮付け、照り焼きなど色々な調理法で楽しめる魚ですよね。
そんなブリ系の魚に寄生するのが「ブリ糸状虫」です。
体長は20〜50cmほどになり、皮と身の間や、血合、尾っぽ側などでよく見かけます。
暖かい時期に多く、寒い時期には減るといわれています。
ブリ糸状虫は、人体に寄生することはなく食中毒などのリスクもありません。
ただ、魚の血を吸って赤くなった細長い姿は、寄生虫の中でもトップクラスの気持ち悪さです......。
刺身で食べるならピンセットなどで綺麗に取り除きたいですね。
ディディモゾイド
出典・photoAC
マグロ、カツオ、サバなどの食用として人気の高い魚に寄生しているのが「ディディモゾイド」。
1o程度の袋に包まれるように入っていて、何かの卵のようにも見える見た目をしています。
ヒレやエラはもちろん、内臓、筋肉などさまざまな場所に寄生しているので、魚を捌く方ならば一度は見たことがあるのではないでしょうか?
ディディモゾイドも人体に寄生することはないので、ピンセットなどで綺麗に取り除けば刺身から加熱まで問題なく食べることが出来ます。
ニベリニア
出典・photoAC
食用として人気のスルメイカ。
アニサキスが寄生しやすいことから、捌くときは注意深く寄生虫を探す方もいるのではないでしょうか。
そんなアニサキスに似た寄生虫の一つが「ニベニリア」です。
アニサキスに比べやや小さく丸みを帯びた見た目で、スルメイカはもちろん、生のたらこなどから見つかることも。
アニサキスに似ているので有害な寄生虫に見えますが、実は、人体には無害。
綺麗に取り除けば安心して刺身で食べられます。
寄生虫はしっかり取り除いて美味しく魚を食べよう!
さまざまな魚にいる寄生虫。
特に冷凍処理などをしていない釣りたて獲れたての新鮮な魚には、何らかの寄生虫がいることがほとんど。
アニサキスやクアドのように食中毒を引き起こす寄生虫もいますが、グロテスクな見た目とは裏腹に人体への影響がない寄生虫も多いです。
いくら影響はないと言っても、寄生虫が付いていたってだけで、美味しさも半減してしまいますよね。
新鮮な魚を食べる際は、お刺身はもちろん切り身や内臓などを観察して、ピンセットなどで綺麗に取り除くことで、安心して美味しく食べられますね。
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魚釣りでやってはいけないこと Part.5「番外編」
魚釣りでやってはいけない事柄は、何回かに分けて紹介します。
ルールやマナーに関するNG行為、魚を釣る上でのタブー、ちょっとしたジョークなども紹介します。
最後になる5回は「番外編」。
魚釣りで「やってはいけない」こと
出典・photoAC
どんなアクティビティでも必ず「やってはいけないこと」があります。
フィールドにゴミを捨てない、立ち入り禁止区域には入らない、迷惑駐車をしない、といったマナーとして当然ですよね。
基本的な事柄に加え、地域によってやってはいけないことなども入ってきます。
しかし全てのやってはいけない事柄を挙げると、とてつもない量になってしまうので、特に注目して欲しい「やってはいけないこと」を数回に分けて紹介します。
最後になるPart.5では、「番外編」ということで、ちょっとユニークでジョーク的なNG行為を紹介します。
今まで買った釣具の金額を思い返してはいけない
出典・photoAC
この行為は、釣り歴が長いほど危険です。
「これま釣具に使った金額を貯金していたら、どれほどの金額になるんだろう?」
そんなことを考えてはいけません。
お金は返ってきませんし、なにより魚釣りは「お金には換えられない素晴らしい時間や貴重な体験・経験」をもたらしてくれるものです。
釣果(魚の原価)から元が取れたかを考えてはいけない
出典・photoAC
現代において魚釣りは、魚得る手段としては非効率・不経済な手段です。
プロ級の腕前を持つアングラーでも、魚釣りに掛かる全ての費用をペイできるだけの釣果を得るのは、ほぼ不可能です。
高級魚が釣れたときでも、元を取れたかを計算するのではなく、高級魚が釣れた喜びと余韻に浸りましょう。
よく知り、よく考える
全5回に分け、魚釣りで「やってはけないこと」をピックアップして紹介してきました。
魚釣りにはルールやマナーだけでなく「やってはいけない」事柄がたくさんあります。
例えば、「頭の良い魚を釣るには太い釣り糸を使ってはいけない」という定説的な事柄。
この説は本当に正しいのか?
そういった定説的なことに対して疑問を持ち考えることも、釣りを深く楽しむために重要なことです。
様々な「やってはいけないこと」を、知って・考えて・学んで、釣りをより楽しみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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