2022年10月07日
「アングラー」の意味って?フィッシャーマンとの違いは?
一般的に釣り人を意味する「アングラー」。
今回は、アングラーの意味や由来、フィッシャーマンとの違いなどを紹介します。
アングラーとは?
出典・イラストAC
「アングラー(angler)」
釣り好きであれば一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか?
アングラー(angler)とは、英語で「釣り人」を指す名称です。
しかし、「アングラーが意味する釣り人は具体的にどんな釣り人?」と聞かれると、言葉に詰まってしまいますよね。
「angle」「ankle」が語源
アングラーを英語で表記すると“angler”です。
anglerの語源は「angle」、日本語では「角度」が主な意味ですが、「魚釣りをする」という動詞の意味もあります。
さらに、このangleの語源は「ankle」であり、日本語に訳すと「足首・踝」です。
このankleから、「angler」の成り立ちをたどると・・・
まず、足首・踝が描く曲線を釣り針(フック)に見立てて、angleに「魚釣りをする」という意味が生まれました。
そして、「angleをする人」ということで、anglerに「釣り人」という意味が与えられたのです。
フィッシャーマン(fisherman)との違い
出典・イラストAC
アングラー(angler)と同じような意味を持つ英単語に、「フィッシャーマン(fisherman)」があります。
アングラー(angler)とフィッシャーマン(fisherman)の違いは何なのでしょうか?
アングラーの成り立ちは釣り針が影響していました。
釣り針が付いた釣竿で釣りをしている人を表すといった感じです。
釣り竿で釣りをする人の大半は、趣味で釣りをされている方々ですよね。
つまり、一般的にアングラーは”趣味で”釣りをする人を指します。
一方の「フィッシャーマン(fisherman)」は、日本語訳イメージは「魚を獲る人」です。
注目して欲しいのは、フィッシャーマンには、アングラーの釣竿のように具体的な道具名が無いこと。
早い話、魚を獲るための手段は釣り竿以外にもありますよね。
網や銛など、魚を獲る手段にはさまざまな道具があります。
フィッシャーマンは多様な道具を使って魚を獲る漁師さんなど、職業的に魚を獲る人たちを指すニュアンスが強です。
つまり、フィッシャーマンとは魚を獲ることで”生計を立てている人”、あるいは”職業として”魚を獲る人を指します。
「釣り」自体を指す英語もアングリング(angling)やフィッシング(fishing)があり、 アングリング(angling)は趣味の為に魚を獲る事、フィッシング(fishing)は趣味・商売の為に魚を獲る事とされています。
アングラーになろう!
出典・photoAC
ただ魚が食べたいだけならば、魚屋さんに行った方が安上がりです。
それは、どんなに沢山の魚を釣る釣り人でも同じこと。
しかし釣りには、釣りでしか得られない体験、感情、感動があります。
人はなぜ釣りに行くのか?
その答えはアングラー(釣り人)にしか分からないものなのかも知れません。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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