2024年06月25日
魚釣りでやってはいけないこと Part.4「マナー編」
魚釣りでやってはいけない事柄は、何回かに分けて紹介します。
ルールやマナーに関するNG行為、魚を釣る上でのタブー、ちょっとしたジョークなども紹介します。
4回目は「マナー編」です。
魚釣りで「やってはいけない」こと
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どんなアクティビティでも必ず「やってはいけないこと」があります。
フィールドにゴミを捨てない、立ち入り禁止区域には入らない、迷惑駐車をしない、といったマナーとして当然ですよね。
基本的な事柄に加え、地域によってやってはいけないことなども入ってきます。
しかし全てのやってはいけない事柄を挙げると、とてつもない量になってしまうので、特に注目して欲しい「やってはいけないこと」を数回に分けて紹介します。
Part.4になる今回は「マナー編」。
密漁者になってはいけない
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あたりまえのことですが、密漁は犯罪です。
禁漁対象の魚を狙わない、禁漁区、禁漁期間で釣りをしない。
しかし、知らず知らずのうちに密漁をしてしまっているというケースも。
例えば、タコ釣りなどは地域や漁港ごとで禁漁のルールが設けられていたりします。
河口周辺に釣り禁止の規制があり、その範囲内で釣りをしてしまっているかもしれません。
他にも、ペットボトルなどで作る仕掛けやカゴは許可されているエリアが限られていたりします。
気軽に出来る水遊びと思っていたことが「密漁」になってしまう場合も。
釣りをする際、水辺の生き物を捕まえる際などは、しっかり確認してから行いましょう。
外道を釣り場に放置してはいけない
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釣りをしていてよく見かける光景の一つに、放置された外道の姿があります。
魚を放置することは衛生上も良くありません。
それに、もしそれが毒魚で子どもが誤って触り、ケガをしてしまうと言う二次被害が起きてしまう可能性もあります。
ペットの散歩で堤防に連れて行き、誤って食べてしまうことだってあります。
外道が釣れても放置するのではなく、しっかりリリースしましょう。
死んでしまう可能性が高い魚はリリースしてはいけない
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法令・条例でリリースが禁止されている魚はもちろんですが、リリースが許可されている魚でも注意が必要です。
例えば、エラにハリが刺さり魚にとって大事な器官であるエラが傷つき出血している魚。
キスやタチウオなど肌が非常に弱く、人が触っただけで肌を覆っている保護膜が剥がれ落ちてしまうような、身体の弱い魚。
深場から釣り上げ胃袋や眼球が飛び出している魚は、リリースしても水圧の変化に耐えられず死んでしまいます。
リリースしても死んでしまう可能性が高い魚は、美味しくいただいて供養してあげましょう。
魚を釣り(捕り)すぎてはいけない
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水産資源は有限です。
魚を多く持ち帰れば、その分魚が減るのは当然のこと。
もし100人の釣り人が10匹ずつの魚を持ち帰れば、合計で1000匹となり、それは釣りと言うよりも「量」と呼べる規模にまで達します。
湖や河川などでは禁漁ルールが設けられている所もありますが、ルールが設けられていない釣り場では、持ち帰るかどうかは釣り人の裁量に任せられます。
食べる分だけ持ち帰り、それ意外はリリースしたいですね。
魚を地面に置いてはいけない
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できるだけ釣った魚はアスファルト・コンクリートの上には置かないようにしましょう。
特に夏の暑さで熱せられたアスファルト・コンクリートの上に魚を置いてしまうと、魚が“火傷”をしてしまいます。
火傷をして弱ってしまった魚は、リリースしても上手くエサが取れなくなってしまったり、再び釣られてしまい更に弱るといった悪循環に陥ってしまいます。
持ち帰るにしても、リリースするにしても、元気な状態の方が良いですよね。
根掛かりを手元から切ってはいけない
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根掛かりした糸を手元から切ると言うことは、大量のラインを水中に残すことになります。
水辺の生物に悪影響をもたらしたり、水辺で遊ぶ子どもにラインが絡まり溺れてしまうかもしれません。
どうしても根掛かりを外せない場合は、手元から切るのではなく、できるだけ水中にラインが残らないように切断しましょう。
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