2022年03月19日
超巨大!怪物カレイ『オヒョウ』
超巨大なカレイ『オヒョウ』。
ベーリング海や北極海、日本ではオホーツク海などの冷たい水域に住む魚です。
今回は、最大で4メートルにもなる怪物カレイについて紹介します。
『オヒョウ』って?
出典・illustAC
オヒョウは、カレイ目カレイ亜科カレイ科オヒョウ属に属する海水魚。
大体30〜40年ほど生きるとされていて、最大で体長4メートル、重量300キロを超える大型のカレイです。
あまり馴染みがないかもしれませんが、日本でもタイヘイヨウオヒョウという種が東北以北で確認されています。
スーパーで切り身にして売られていることもあります。
分布・生息域
出典・photoAC
オヒョウはオホーツク海やベーリング海、北極海など寒い地方の海が主な生息域です。
日本では、北海道や東北で確認競れています。
水深30メートル程度の比較的浅い水深から、2000メートルの深海まで幅広い水深に生息しています。
生態・性質
オヒョウは獰猛な肉食魚。
小さいときはプランクトンや甲殻類を食べ、大型になるとタラやタコを好んで食べるとされています。
産卵の時期は10月〜2月で、メスの方が早く成長するという特徴があります。
最大4メートルにもなる?!
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オヒョウは最大4メートル、300キロを超える個体が釣り上げられたことがあるとのこと。
晩ご飯のおかずに100gの煮付けが出るとしても、単純計算で約3000人分のおかずが1匹で賄えることに...。
とんでもないですね。
また、オヒョウはサイズのさることながら筋肉量も多いので、暴れるととても危険。
釣り上げるときは十分注意する必要がありますね。
実は回転寿司のネタに
出典・illustAC
実は回転寿司では、「ヒラメのエンガワ」の代用品として「オヒョウのエンガワ」を使っている店も。
巨大なオヒョウからエンガワが何人前取れるのか、もはや見当も付きませんね。
ちなみに、回転寿司以外でも、フライ用の冷凍切り身やムニエルに使われることもあります。
さらには、北海道や東北で獲れたものや輸入されたものが市場に流通しているので、知らず知らずのうちに食べているかもしれませんね。
アラスカでは大会も開かれている
アラスカではオヒョウ釣り大会も開かれています。
期間中に一番大きなオヒョウを釣り上げた人には、高額賞金が授与されます。
大きなオヒョウを釣るために、50センチほどのアイナメがエサに使われることもあるそうな。
超ビッグサイズの怪物カレイ
最大4メートルの個体も確認されている『オヒョウ』。
そんな怪物カレイも、気がついていないだけで、回転寿司や近くのスーパーなどでも売られているかもしれません。
北海道ではジギングやエサ釣りでオヒョウを狙うことができるので、1度その大きさを目の当たりにしてみたいものですね。
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