2024年03月12日
引っ張られるほど締め込まれる!「ハングマンズノット」の結び方
釣り人の必修科目と言えば“ノット(糸の結び方)”ですよね。
今回はラインとルアーや金属パーツを結ぶ結束方法の一つ「ハングマンズノット」を紹介します。
シンプルな結び方ながら、結束強度も高く細めのラインの結束に力を発揮してくれます。
引っ張られると結束部がどんどん締め込まれる、信頼性の高いノットです。
「ハングマンズノット」とは?
「ハングマンズノット」は、ロープワークでも用いられる結束方法の一つです。
ノットの構造的に、引っ張られるほどに結び目が徐々に締まっていくのが特徴。
重量のあるルアーの結束にもオススメな、信頼性の高いノットです。
どんな用途・素材に向いてるのか?
細めのライン・リーダーと、金属パーツやルアーとの結束に使います。
PEラインとの直結でも、すっぽ抜けしにくいのが特徴です。
ただ、ジギングで使うような号数の大きい太いリーダーだと、締めにくく強度が発揮されなくなってしまいます。
比較的シンプルなノットなので、初心者の方にもオススメのノットです。
「ハングマンズノット」の結び方
ハングマンズノットの手順を写真も交えて解説していきます。
手順@
まずは、ラインの先端をスプリットリングやルアーのアイなどに通し、折り返します。
手順A
折り返したラインを本線に重ね、小さなループを作ります。
手順B
ループはそのまま維持し、ラインの先端を本線ごと4・5回ほど巻き付けていきます。
手順C
ラインの先端を最初に作ったループに通します。
手順D
ライン先端を引っ張り軽く締めます
その後、ライン本線をゆっくり締め込みます。
手順E
余分なラインをカットしたら完成です。
おさらい
ラインをリングに通し、折り返す。
折り返したラインでループを作り、本線に4〜5回巻き付ける。
ライン先端を作ったループに通し、軽く締めてから、本線をゆっくりと締め込む。
コツ
●締め込むときは、摩擦によるダメージを防ぐため、しっかりと湿らせること。
●仮締めはゆっくりと締め、結束部の形を崩さないようにする。
シンプルなのに高強度
シンプルなのに高強度で信頼性の高い「ハングマンズノット」。
慣れればルアーを回転させて巻き付けることで、素早く結ぶことも可能です。
ぜひ、試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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