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2019年04月08日

金利と価格の関係性

みなさん、こんにちは!
今回は保険商品の中でよく目にする言葉に関して紹介していきたいと思います。

それが市場価格調整です。

どういう時に市場価格調整が適用されるのかというと、保険を解約したときに得られる解約返戻金の支払いの時です。

保険はお客さんから集めた保険料を債券で主に運用するのですが、債券には利率があり、時間の経過とともに利率には変化が起きます。

その利率の変化に応じて、解約返戻金の額が増減する。それが起きる理由が、この「市場価格調整」です。

具体的にどういう風に変化するか説明します。

市場価格調整が適用されるときの比較するときの材料は、
・保険を契約したときの利率
・保険を解約したときの利率
  です。

この二つを比較し、
@保険契約時の利率よりも保険解約時の利率が上がっている場合には、解約返戻金が減少し、
A保険契約時の利率よりも保険解約時の利率が下がっている場合には、解約返戻金が上昇します。


このような解約金の増減が、債券の利息の変化によってどのようにおこるのか説明します。

例えば、最初に年利2%で100万円分の債権を購入していたとします。

@しかし時間の経過とともに、債券の利率が年利3%になりました。もともと年利2%の債券で運用をしていた場合においてその債権を換金して現金を得るためには、今までの年利2%の債権を誰かに購入してもらわなければなりません。しかし、その時には市場に年利3%の債権が流通しています。それなのに、同じ100万円で年利2%の債権を購入するとは到底考えにくいです。同じ100万円で購入できるのであれば、年利3%の債権を購入した方がよいに決まっています。この時に、今までの年利2%の債権を売るにはどうしたらよいのかというと、「割引」です。つまり、今まで額面100万円の債権を100万円で売っていた場合には額面100万円の債権を98万円で売るというような方法です。そうすることによって、債券の購入者は償還時には額面100万円と利息分の2万円が支払われるので、結果的に利回りは3%になるということです。このように、市場金利が上昇すると、既発行の債権の価格は低下します。そのため、解約返戻金が低下します。

A逆の場合を考えてみましょう。今度は、年利2%で額面100万円の債権を購入したが、それを換金しました。しかし、その時の市場金利は1%に低下していました。この場合は、さっきの@とは逆の動きが起きます。市場金利が1%なのに、年利2%の債権を額面通りの価格で購入できるというのは非常にお得なので、だれもが欲しがります。そのため、売り手としては額面通りの価格で債権を売りたいとは考えにくいですよね。さらに、購入者も現在は市場金利が1%と低下しているので、年利2%の債権を購入できるのであれば、多少高くても購入してもよいと考えるでしょう。その場合、年利2%の債権を101万円で購入することも考えられるでしょう。その場合の満期時に支払われる金額は、額面の100万円と利息の2万円で計102万円になり、投資金額101万円なので結果的に利回りが約1%になります。このように、市場金利が低下すると、既発行の債券価格は上昇します。そのため、解約返戻金が上昇します。

以上のように、市場金利の増減に応じて、既発行の債券価格が市場金利とは逆の動きで増減する現象を市場価格調整といいます。

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