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posted by fanblog

2019年01月11日

セルフレジの是非について

最近、Twitterでかなりバズっていたツイートを見つけたので、それに関して私の意見を述べていきたい。

そのバズったツイートといえば、このようなものです。
以下がリンクになります。
https://twitter.com/robo7c7c_2/status/1082775530611531776?ref_src=twcamp%5Ecopy%7Ctwsrc%5Eandroid%7Ctwgr%5Ecopy%7Ctwcon%5E7090%7Ctwterm%5E3

このツイートで引用されている記事が非常に面白いものであると感じます。

この記事では72歳の主婦の方が、「最近セルフレジが増えているが、機械ではあまりにも味気ないもので、店側の感謝や誠意を感じることができない。これでは人の心の荒廃が進んでしまうのではないか? こういうところでは買い物をしたくない。」ということを言っている記事である。それに対してツイート主は、上記のように考える女性に対して、批判を述べる形になっている。

この記事のように、セルフレジばかりになってコミュニケーションをできなくなって、寂しいと感じる人も少なからずいるのかもしれない。しかし、ちょっと考えてほしい。店側にもそのようにしなければならない事情があるのではないか? 今は人々の消費行動があまり活発ではないために、物は作っても売れない時代である。このためにできる限り人件費を低く抑えようとするのは当然の結果ではないでしょうか? さらに、ただ物が売れない時代であるばかりではない。現在は、人手不足の時代であると同時に、より好条件の仕事が見つかればそちらに移動されてしまい安定して人材を確保できるかどうかも怪しい時代である。そんな時に安定して店を回すようにするために、セルフレジというシステムはかなり合理的な制度ではないか? さらにそればかりではない。この記事で記事の投稿主の女性は、店側の感謝や誠意を感じられないと嘆いているが、店側から感謝や誠意を受けたとしてもそれを当然であるかのように思って無視し始めたのは客のほうではないか? 私自身サービス業をしているのでわかるが、客が入店してきたときに「いらっしゃいませ」のあいさつをしても、無視をする人が大半である。別に何か挨拶してほしいわけではないが、無視されるくらいなら最初から機械にその役回りをやってもらった方が楽で効率的である。

少し話が逸脱するが、日本の賃金形態というのは時間給制であるところが多い。特に、店舗のレジ打ちや店舗スタッフなどのアルバイトやパートタイマーの雇用形態ならなおさらだ。そして、もともとの賃金にはサービス料という上乗せ分も含まれており、アメリカや他の国のようなチップ制は導入されていない。このことが上記のような記事を投稿させるような原因にもなっているのかもしれない。アメリカなどであれば、自分が頑張ってサービスをした分だけチップが弾み、自分の所得につながるからサービスを丁寧に誠意をもって行うようにするかもしれません。しかし、その反対で日本ではその分の料金がすでに賃金に含まれているので、やろうがやらまいが時間によって給料が決まる。なので、日本の時間給で働いている者にとってサービスを提供することはさして重要なことではない。昇給のチャンスになりえない。もちろん、この制度は昔から存在していた。しかし、昔であれば十分な機会が存在しないのですべてをマンパワーで行わなければならなかった。そのギャップに投稿主も困っているのかもしれない。と、このように考えることもできるかもしれない。

しかし、よく考えてほしい。今は「昔」ではない。正規雇用される人数は激減し、毎年日本の平均所得は減少し続けている。所得がますます減少していき、そして、非正規として雇われているため正規雇用として雇われる期待や昇給の期待も持てないのである。このような状況の中で、昔のような誠意を求めても詮無きことではないか? しっかりとしたサービスを受けたいのであれば、それに見合うだけのお金を支払うようにするべきではないか?ただ一般的なスーパーやホームセンターで商品を購入するだけで、「誠意がない」と文句を言うのはあまりにも無責任なことではないでしょうか?

次に客側のメリットを書いていく。セルフレジの良いところは、レジ一つ当たりのスペースが、有人レジと比べて非常に少なくて済むということである。私がよく行くスーパーでは有人レジ三つくらいのスペースにセルフレジ8台くらい置くことができている。単純計算で2倍以上回転率がよい。ということは、セルフレジであれば私たちが待つ時間も単純計算で半分以下になるのである。実際には半分どころの騒ぎではない。なぜかはここでの説明は省くが、レジがかなりに倍の数になっても、待ち時間は半分しか減らないわけではない。半分よりももっと多く減るのである。そして、スーパー等で買い物をするときに、客が大抵元もていることといえば、いかに早く会計を済ませられるかということではないか?待っている時間を楽しいという人が果たしているのか?そのような点で、セルフレジは実際にはメリットしかない。ようするに、この投稿主はセルフレジの使い方がわからないから感情的に嫌と言っているようにしか見えない。「聞く一時の恥、聞かぬは一生の恥」とはよく言ったものだ。そして、この投稿主で一番不自然に感じたのは、冒頭ではスーパーやホームセンターなどの大型の買い物施設を指しているのに、後半でコミュニケーションの大切さを説こうとしているところで例に挙げているのが、中小小売店の商店街なのである。この人が小さい時に商店街でのコミュニケーションが、今の有人レジでも果たして同じように出来ているのか? その点が最も不自然さを感じさせる点である。このような点からも、この投稿主はセルフレジの使い方に関して覚えようとしない、覚えるのが面倒であると考えているに過ぎないのではないかと感じざるを得ない。

ここから述べることはあくまで推論でしかないが、店側としてもそういう人間を未然に排除することができて、店の運営管理にもかなり利点があるのではないでしょうか? キチガイなデジタルデバイダーというレッテルを張られるだけになってしまう。

最後に言いたいです。

考え挑戦することをやめた人間に待っているのは、ただ懐古厨として邪見にされる未来だ
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